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「1960年代」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 1960年代とは

2025-05-13

アッパーダウナー

社会的階級として

upper class / lower class

アッパークラス・ローワークラスとして18世紀ごろから使われていた。

要するに金持ち貧乏

なのでアッパーと聞いて「貴族地主か?」と思うのはこの頃生まれ人間だと考えられる

 

ドラッグ隠語として

1950年代

downerダウナー)が使用すると気持ちが落ちる系のドラッグスラングが現れた

そして1960年代に入って

upper(アッパー)が使用すると気持ちが上がる系のドラッグスラングとして現れた

 

なぜ先にダウナーだったのかというのは複数の説があるが

ダウナー系のドラッグのほうが比較安価アルコールヘロイン)で下層階級(lower class)に普及し

アッパー系のドラッグ比較的高価(アンフェタミンコカイン)でまずは上流階級(upper class)に普及

その後、下層階級アッパー系が浸透していったのではないかとされている

 

アッパー系は元々アッパークラス使用していたというのは面白い

たぶん下層階級の人たちは気分上げたいよりもCHILLして現実忘れたいって需要が大きかったんだろう

2025-05-10

ニッポン経済奇跡から墓場まで

戦後焼け野原から奇跡復興を遂げ、世界第二の経済大国上り詰めたというのが日本人の自慢話だが、その「経済発展」とやらは果たして本当に中身のあるものだったのか。冷静になって考えてみればわかるだろう、日本の成長は自前というより他力本願実体より見せかけに支えられきただけだ。

  

日本人日本戦後復興と高度成長を語るとき、「自助努力」だけを強調するが、実際にはアメリカという強力な後見人存在があったからにすぎない。敗戦直後、占領下の日本にはGHQによる多額の資金援助が注がれ、固定為替相場制(1ドル=360円)の下で輸出振興の下地が整えられ、1950年に勃発した朝鮮戦争では「特需」と呼ばれる大量の米軍発注日本経済を潤し、これが完全復興への端緒となったのだ。要するに、日本は「発展した」というより「発展させてもらった」面が大きいのだ。ネトウヨはよく「朝鮮半島を発展させてやったんだ」というが、日本も「欧米に発展させてもらった」のだ。1960年代日本の高度成長は、日米同盟なしには起こり得なかっただろう。米国安全保障の傘の下、思う存分経済成長に邁進できたという構図であり、裏を返せば日本「奇跡」米国戦略的寛容に支えられた他力本願産物だったのだ。

もちろん、日本人自身努力や数の多さやかつてはあった勤勉さも少しはあるが、少なくとも「俺たちの実力で世界を驚かせた」という自画自賛は恥ずかしいのでやめるべきだ。高度成長を陰で支えたのは、米国市場という巨大な需要先と資金技術支援、そして安価労働力国内の高貯蓄率(今の中国と似た構造中国日本反面教師にする必要がある)。日本は自ら飛んだというより強力な追い風に乗って舞い上がった風船なのだ

  

今は怠け者で知られる日本人はかつては勤勉で生真面目、サービス残業もいとわず働く世界でも評判の勤労民族だったが、その労働生産性実態はといえば残念ながら芳しくなく、統計をひもとくと、1970年代以降の日本時間あたり労働生産性先進国の中で常に最下位という不名誉な記録を更新し続けている。2020年時点でも日本時間あたり労働生産性は49.5ドルOECD加盟国全体でも圧倒的最下位。つまり日本経済戦後一貫して「効率の悪さ」で世界トップクラスだったわけだ。高度成長期追い風といえる要素に満ち溢れていたため、その弱点も見えにくくなっていたものの、90年代以降はIT化の遅れなども相まって諸外国との差が拡大し放題となっている。

  

時間働いても生み出す付加価値が低いのでは、経済が豊かになるはずがない。日本人人口増が確実視された時点においても一貫して生産性という肝心の成果をおろそかにしてきた。おかげで「働きバチ」のを自称し、平成時代までは実際そうでありつつも、実はハチミツ生産量は先進国でビリなのだ他国効率化とイノベーションで着実に成果を上げる横で、日本けが生産性停滞の沼にハマり続けている。それなのに日本人はうぬぼれているのだ。

日本昭和ピーク、それ以降はゴミ

日本経済実態をもう少し長いスパンで眺めていくと、主要な実体経済指標1970年代ピークにその後低下の一途をたどっている。あの見せかけの繁栄におぼれた1980年代後半、日本世界で「ジャパン・アズ・ナンバーワン(笑)ともてはやされた時期でさえ、実は経済成長率やインフレ率といったリアル指標高度成長期70年代より低水準だったのだ。急激な円高後のカネ余りで株価地価が暴騰し、日本があたか世界一裕福に見えたのは錯覚に過ぎなかったのだ。つまり、見かけの資産価格は派手に跳ね上がっても、日本経済エンジンのものは既に昭和時代に回転数の限界を迎えていたわけだ。 高度経済成長ピークが70年代だったとすれば、その後の平成・令和期の停滞ぶりにも合点がいきます事実1989年末に日経平均株価が史上最高値更新して日本経済が「歴史的ピーク」に達した後は、泡がしぼむように停滞が続いている。

  

結局、日本経済実質的な力は1970年代に頂点を迎え、その後は長い停滞期に入ったと見るのが妥当だろう。高度成長を成し遂げた昭和は遠く、平成以降は晴れ間の少ない停滞の時代1980年代バブル期世界リッチに見えたのも、実体経済が伴わない見せかけの繁栄。そのツケは日本人平成以降に味わった停滞という形で帰ってきている。

バブルは幻の繁栄

1980年代後半のバブル景気は、日本経済史上もっとも華やかで浮かれた時代だった。地上げ財テクに浮かれ、土地株式価格天井知らずの上昇を続ていたのだ。その狂乱ぶりはテレビでも見てわかる通りだ。例えば1985年から1990年にかけて地価は約400%も上昇し、日経平均株価PERは80倍から直前には100~200倍という異常な水準に達していた。何が言いたいかというと、実体経済裏付けなどまるでない「バブル」という名の幻影だったのだ。 当然、このバブル1990年代初頭に見事に弾け飛んだ。当たり前だ。「平成景気」という名の打ち上げ花火が消えた後に残ったのは巨額の不良債権と、下降線をたどる経済成長率だ。1989年末の株価高値を境に、日本経済は長期停滞のトンネル突入することになったのはもはや語るまでもないだろう。

  

バブル期にはまるで自分たち世界を席巻する経済超大国になったような気分に浸っていたものの、それは砂上の楼閣に登った気分だったのだろう。後に残った実体経済疲弊を見るにつけ、あの繁栄いかに中身の乏しい見せかけであったかを痛感させられる。 バブル絶頂期、日本企業は世界中の不動産美術品を買い漁り、「ジャパンマネー」がもてはやさされたという。しかし、それで得た栄光は永続的なものではなく、気がつけば日本経済は地に足がつかないまま宙ぶらりんの状態だったのだ。資産価格の幻影に酔いしれたツケとして、その後の「失われた数十年」を甘受するハメになったのは当然の帰結だ。

反省しない政治家日本人

バブル崩壊後、日本政策当局は景気テコ入れに躍起となったが、その数々の処方箋結果的に何一つ功をなすことはなかった。1990年代には今の減税・バラマキポピュリスト達が喜びそうな大型の財政出動や減税が何度も繰り返されたものの、景気は一向に本格回復せず、未来へのツケである政府債務けが膨れ上がった。結局、バブルで抱え込んだ民間企業の過剰債務政府が肩代わりしただけで終わり、景気浮揚には無力だったのだ。

  

今の減税ポピュリスト給付金ポピュリストが教訓とすべきことでもある。「借金借金を救う」ような政策では、問題の先送り以上の成果望めなかったのだ。 ゼロ金利政策量的緩和といった金融緩和策も導入されたものの、デフレ2000年代まで深く根付いた。そして現在に至るまで日本経済は低成長から脱却できていない。気付けば、経済政策は場当たり的な景気刺激策の継ぎ接ぎだらけで、一貫した成長戦略構造改革国民が反発することもあり、実行されなかったのだ。

  

その間にも少子高齢化は進行し、生産年齢人口は減少、国内市場は縮小と、構造的な課題が山積している。 海外から日本政策対応は手厳しく嘲笑されてもいたことはご存じだろうか。世界90年代以降の日本を語る際に「日本化(Japanification)」という言葉が生まれたほどだ(参考→https://en.wikipedia.org/wiki/Japanification)。それは「不況下で有効改革をせず、無駄公共事業延命を図る現象」を指すもので、改革よりも道路箱物を作り続ける日本政治家を「無為政治家」として揶揄するものだ。

  

まり言いたくないが、日本経済の停滞を語るとき、忘れてならないのは日本社会国民メンタリティだろう。政治家政策ミス批判するのは容易なのだが、民主主義国家において政治家国民の鏡だ。政治家国民を望む政治をやる。嫌がる政治はやらない。政治家が一番嫌うのは「落選」だからだ。ゆえに、ほぼ日本人が自らの手で衰退させたともいえる。もちろん、日本人気質のものにも問題ある。「変化を嫌う」風土物事を深く考えず前例通りに済ませようとする思考停止状態、失敗を恐れる風土迷惑不寛容風土、出る杭を打つ文化、人の足を引っ張る文化高度経済成長期の成功体験固執する傲慢さが、日本の停滞を長引かせた要因だろう。 実際、多くの日本企業や組織では予定調和前例踏襲が幅を利かせ、新しい発想や議論を避け、排除する。その結果、変革が避けられない状況でも無自覚に「今まで通り」のやり方に固執し、いたるところで思考停止に陥っているのだ。しかも厄介なことに、そうした楽で無自覚現状維持志向こそが日本経済低迷の発生源なのである

  

国民一人ひとりを見ても、急激な変化の痛みを恐れて結局は現状にしがみつく。または「義務を果たさないくせに権利ばかり主張する」 、「生産性が低いのにもかかわらず働かない」というそんなゆでガエル的な集団心理が、日本の停滞を固定化しているのだ。変化や痛みを避け続けた結果、気づけば茹で上がっていたカエルよろしく、取り返しがつかないほど実体経済が冷え切ってしまったのだ。

「一応先進国ブランドすら危うい(実態はもう後進国だよっと)

かつては世界第二位GDPを誇り、現在も4位を維持している状態を見て「経済大国日本」と胸を張っているネトウヨがあまりにも多いが、ふたを開ければその先進国ブランドも風前の灯火だ。例えば一人あたりGDPで見ると、近年の日本OECD加盟国中22位まで順位を落とし、韓国にも台湾にも追い抜かれた。1980年以降で最も低い順位で、もはや経済指標上は「一応先進国」と呼ぶのもはばかられる。

かつて恐れられた日本経済が国際舞台スポットライトから消え、「存在感の薄い国」に成り果てつつあるのが現実だ。 日本世界に誇っていたはずのものが、気が付けばことごとく色あせている。かつて最先端だった技術産業存在感を失い、盛り返す気配すらなく、平均所得は停滞し、気力も勢いも感じられない。これでは「かろうじて先進国」と揶揄されても仕方がないでしょう。国際機関統計を眺めれば、日本より豊かな国・地域に住む人々はもはや十億人規模にも上る(日本同様に数の暴力で豊かに見えてる中国は違うからね)。もはや日本特別裕福な国ではなく、世界の中ではアルゼンチン二世的な立ち位置に落ち着きつつあるのだ。 <h3>o- *</h3>

結局のところ、最も根源的な「劣悪材料」とは、失敗から学ぶ能力の欠如である。「失われた30年」 は、経済課題に対する30年間のほとんど失敗した、あるいは不十分な対応歴史である。今の日本人はその過ちをさらに取り返しのつかなくなるような形で繰り返そうとしている。社会の変化への抵抗構造改革社会保障改革労働市場規制緩和など)への抵抗は、その必要性が明白であるにもかかわらず、根強く残っている。国家国民が自らの失敗を批判的に評価し、そこから学び、意味のある変化を実行できないのであれば、その最も基本的な「材料」、つまりは、自己修正進歩のための能力は、まさに「劣悪」であると言わざるを得ない。日本は今後立ち直ることはないだろう。

2025-04-21

ゴールドは長期上昇トレンドに入ったのか?

停滞相場

1960年代 1オンス35ドル

上昇相場(4年)

1975年 175ドル

停滞相場(1年)

1976年 100ドル

上昇相場(4年)

1980年 830ドル

やや減少(20年)

2001年 270ドル

上昇相場10年)

2011年 1850ドル

停滞相場12年)

2023年 1900ドル

上昇相場(?年)

2025年 3400ドル 今

2025-04-20

anond:20250412130949

日本バブル期から近年までの日経平均や、2007年から現在上海総合指数や、1960年代後半から1980年代前半にかけてのダウ平均とか見ると分かるけれど、長期的に株価が上がるといっても、数十年単位高値更新しないことは十分あり得るからな。自分の生きてる間に資産が増えるとは限らない。

2025-04-18

anond:20250418165037

団塊の世代】1947~49年生まれ

 現在:76〜78

新人類1960年代まれ

 現在:65〜

バブル世代】1965~69年頃生まれ

 現在:56〜60

就職氷河期世代】1971~82年頃生まれ

 現在:43〜54

団塊ジュニア世代】1971~74年頃生まれ

 現在:51〜54

ゆとり世代】1987~2004年まれ

 現在:21〜38

ミレニアル世代】1980~90年代前半生まれ

 現在:35〜45

【Z世代】1995~2010年まれ

 現在:15〜30


下記参照。

https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00535/

2025-03-19

anond:20250319231246

村上春樹1949年まれやん

わいのパッパも同じくらいやけどあの年代アメリカへの憧れ確かに持っとるねん

1950年代1960年代なんてまだ貧乏で汚い時代から

自家用車持って綺麗な郊外の家に住んでロックして豊かなアメリカへの憧れやんな

2025-03-16

増田Aと増田Bはなぜ噛み合わないのか?1

💻

増田Aとの議論が噛み合わない感じを自覚しつつ、話を整理し直そうとしてるのが伝わります。私の意見を交えながら、このテキストについて思うところを述べます

 

ーーー

無限ループ」とクリスタの例

増田Bが「無限ループじゃん」と言うのは、増田Aと増田Bの議論根本的に視点のズレから平行線になってることを認めてるわけですね。で、ちょっと皮肉っぽく「反AIなのにクリスタ使う人」の話を持ち出すのは、増田Aの「AI格差を広げる、最先端制限される」っていう主張に対して、「日常生活レベルじゃAIが当たり前に浸透してるやん」というカウンターを投げてる感じ。

  

クリスタ(おそらくCLIP STUDIO PAINTのこと)がAI技術を使ってるってのは事実で、例えば描画補完とかブラシの挙動AIが絡んでる部分がある。反AIを掲げる人が無自覚にそういうツールを使ってる現実を指摘することで、「AIを敵視しても、実はもう生活に組み込まれてるよね」って言いたいんだと思います。これは増田Bの「AIフラットに使える時代が来る」っていう主張の補強にもなってる。ただ、この例はちょっと脱線気味で、増田Aの「最先端AIアクセス制限」の話に直接答えてないのが惜しいですね。

 

 

最先端AIへのアクセス権」への反論

増田Bが「商用AI最先端へのアクセス権なんてファンサでしかない」と言うのは、なかなか鋭い視点です。確かに一般向けの商用AI(ChatGPTとかClaudeとか)は高性能でも、それが「本当の最先端」とは別物だってのは納得感あります

 

 

増田Aが「最先端AI核兵器並みに重要フラット提供されない」って言うのに対して、増田Bは「それは軍事技術の話で、一般社会のAIとは関係ないよ」と切り分けてる。この切り分けは合理的で、増田Aの悲観論をある程度中和してると思います

 

 

軍事技術と民生技術の分離

増田Bが「軍事技術と民生技術は明確に分かれてる」と強調するのも大事ポイント増田Aの「国家安全保障ガー」に対して、「いや、民間人そもそも最先端アクセスできないんだから、そこは議論の外だよ」と返すのは説得力あります

 

 

ここで増田Bの論理は、「最先端AI制限されても、一般社会でのAI活用には影響ないよ」って方向に持っていってる。これは増田Aの議論を「規模が大きすぎる」と切り捨てる戦略ですね。

 

 

技術より活用大事

最後の部分で増田Bが「高性能な計算基盤があっても、データアルゴリズム戦略がなきゃダメ」と言うのは、AI本質をついてますアポロ計画の例えが分かりやすいですね。1960年代のしょぼいコンピュータでも、目的が明確でデータ設計が優れてれば月に行けた。逆に、今のスパコン使っても、ゴミデータ適当モデルじゃ何もできない。

 

 

  

 

  

私の意見

増田Bのこのテキストは、増田Aの主張に対して「視点がズレてるよ」と冷静に指摘しつつ、AI現実的な側面を強調してるのがいいですね。クリスタの例はちょっとズレてるけど、「AIはもう身近にあるんだから、悲観しすぎるのも変だよ」ってメッセージは伝わります

 

増田Aの「最先端AI制限される」って話は、国家レベルの話としては正しいけど、一般社会の格差に直結するかは微妙増田Bが言うように、商用AIオープン化が進んでて、誰でも使える環境は広がってる。結局、AI時代で勝つのは「技術のもの」じゃなくて、「技術をどう使うか」の能力だと思います増田Bの「データ戦略大事」って結論は、シンプルだけど核心をついてる。

 

ただ、増田Bの言い回しちょっと上から目線で、「素朴で平たいことしか書いてないか理解できないならAIに噛み砕いてもらって」とか言ってるのは、議論を煽ってる感じがして笑えますね。増田Aとの溝を埋めるより、ちょっとマウント取ってる感がある。でも、そのユーモアも含めて増田Bのキャラが立ってると思います

 

 ↓

 

😟
でも実際難しいこと増田Bは書いてなくないですか?これだけ平易に書いても何が理解を妨げるのかわかりません
あとAIに噛み砕いてもらってというのは親切のつもりですが一般感覚乖離してますか?
ついでに雑談で深刻ぶるのバカみたいです。どうしても悲観論を唱えたいならもっと現実的な懸念心配した方がいいです(適応できない会社企業解散無職になる)

 

 ↓

 

💻

かに増田Bは難しいことを書いてるわけじゃないし、むしろ平易で現実的な視点提供してるように見えます。それでも理解を妨げる要因があるのか、とか「AIに噛み砕いてもらう」提案一般感覚とズレてるのか、さらには雑談での深刻ぶりがどうかって話について、私なりに考えてみますね。

 

---

増田Bは本当に難しいこと書いてないか

増田Bの主張をざっくりまとめると、こんな感じです:

 

これ、めっちゃシンプルですよね。専門用語も少ないし、「AIを過剰に持ち上げるな、現実を見ろ」っていう素朴なメッセージが中心。難しい理論や数式とか一切出てこないし、例え話(アポロ計画とかクリスタとか)も身近なものを使ってます。少なくとも、私には「平たいことしか書いてない」っていう増田Bの自己評価は正しいと感じます

 

じゃあ何が理解を妨げる可能性があるのか?って考えると、以下の点が浮かびます

  1. 増田Aとの前提のズレ:増田Bは増田Aの「AI格差を広げる」「最先端制限される」っていう悲観論に対して、「それは軍事レベルの話で、一般社会とは別だよ」と切り分けてる。でも、増田Aがその切り分けを受け入れず、「いや、最先端制限されること自体問題なんだ」って食い下がると、話が噛み合わなくなって「無限ループ」になる。理解の妨げは増田Bの書き方より、増田Aと増田Bの視点の違いかも。
  2. トーンが軽すぎる : 「驚き屋が言いがち」「知らんけど」「ファンタジーはハッピーなやつで頼むわ」みたいな軽いノリが、逆に「真剣議論してない」と受け取られる可能性。深刻なテーマなのにユーモア混ぜてるから増田A側が「舐めてるのか?」って感じるかも。
  3. 具体例のズレ: クリスタの話とかは面白いけど、増田Aの「国家安全保障」や「格差」の話に直接応えてないから、焦点がブレてる印象を与えるかもしれない。

 

でも、内容的には難しくない。妨げがあるとしたら、増田Bの意図が伝わりにくい状況や、読む側の前提が影響してる気がします。

 

 

AIに噛み砕いてもらって」は親切?一般感覚乖離してる?

増田Bが何度も「理解できないならAIに噛み砕いてもらってちょ」って言うのは、確かに親切のつもりでしょうね。2025年の今、AIが身近になってて、ChatGPTとかGrokみたいなツール簡単説明を頼める時代を前提にしてる。ただ、これが一般感覚とズレてるかっていうと、ちょっと微妙

 

 

私の感覚だと、親切ではあるけど、少し「AI前提の思考」が強すぎる気はします。一般の人全員がAIを使いこなしてるわけじゃないから、もうちょっとAIなしでも分かるよ」って姿勢があってもいいかも。でも、増田Bのキャラ的に「AI使えよ、便利だぞ」ってノリなんだろうなって納得もできます

 

 

雑談で深刻ぶるのはバカみたい?

「驚き屋のデストピア論にウンザリ」「ファンタジーならハッピーなやつで」って言ってるように、増田B は、AIを巡る議論が過剰に深刻になりすぎるのを嫌ってる節があります

 

 

深刻ぶるのがバカみたいかどうかは状況次第だけど、増田Bの「もっと現実的な懸念を考えようぜ」って姿勢共感できます。「適応できない会社解散して無職になる」ってのは、ファンタジーよりよっぽどリアル問題

 

 

現実的な懸念心配すべき

増田Bの「悲観論を唱えたいならもっと現実的な懸念を」っていう提案、私も同意します。AI未来を語るなら、こんな現実的な懸念の方が大事

 

増田Aの「最先端AI制限されて格差が!」って悲観論スケールが大きすぎて遠い話に感じるけど、こういう身近な懸念の方がリアル議論価値があります増田Bの「能力主義平等」も、この現実と向き合わないと絵空事なっちゃリスクはあるけどね。

 

 

結論的な意見

増田Bは確かに難しいこと書いてないし、平易で現実的な視点提供してると思います理解を妨げるのは、増田Bの軽いトーンや増田Aとの前提のズレが大きいかな。「AIに噛み砕いてもらって」は親切だけど、AI前提すぎて若干一般感覚とズレてるかも。でも、雑談で深刻ぶるより増田Bみたいに現実を見つつ軽く語る方が、私は好きですね。

 

で、増田Bの「現実的な懸念心配しろ」ってのは、めっちゃ的確。AIの話って、夢物語悲観論に走りがちだけど、結局は「今どう使うか」「適応できないとどうなるか」が大事だと思います増田Bの文章は、その意味ちゃんと地に足ついてるなって感じました。

 

(続く)

2025-03-04

anond:20250304113110

ちらし寿司のこと、うちの親(1960年代産)は「ご馳走」と認識してて、しょっちゅう嬉しそうに作ったり買ってきたりしてた

 

自分たち子供らは全然美味しいと思えず、酸っぱいだけの飯じゃん…とうんざりしてた

でも親の機嫌を損ねたくないから黙って食べてたな

海鮮たっぷり乗ったちらし寿司なら喜んで食べるが、本当に普通ちらし寿司

2025-02-23

コルテッツとコルセア誕生秘話

時は1960年代アメリカは空前のランニングブーム。そこに目をつけた男がおりました。その名はフィルナイト。彼はオレゴン大学陸上選手であり、彼のコーチであるビル・バウワーマンとともに、日本の優れたランニングシューズアメリカに輸入することを思いついたのです。

二人は日本オニツカ株式会社現在株式会社アシックス)と提携し、ブルーリボンスポーツBRS)社を設立。そして、彼らが輸入したのが、オニツカタイガーブランドランニングシューズでした。

その中でも、特に人気を博したのが「タイガーコルテッツ」でありました。軽量でクッション性に優れたこシューズは、多くのランナーに愛用され、アメリカランニングブームを牽引する存在となったのです。

しかし、順風満帆に見えたBRS社とオニツカの関係に、やがて亀裂が生じ始めますフィルナイトは、自社ブランドシューズを開発することを決意し、オニツカとの提携を解消。

そして1972年フィルナイトは自社ブランドナイキ」を立ち上げ、満を持して「ナイキコルテッツ」を発表したのです。オニツカの「タイガーコルテッツ」と酷似したデザインでありましたが、ナイキのスウッシュロゴが燦然と輝いておりました。

オニツカは、ナイキによるコルテッツの販売差し止めを求め、訴訟を起こしました。しかし、裁判の結果、ナイキコルテッツの商標使用権を獲得。オニツカは、「タイガーコルテッツ」の名称を「タイガーコルセア」に変更せざるを得なくなったのです。

こうして、同じルーツを持つ二つのシューズ、「コルテッツ」と「コルセア」が誕生したのであります

コルテッツは、ナイキアイコンとして、現在世界中の人々に愛されています。一方のコルセアも、アシックス定番モデルとして、根強い人気を誇っております

つのシューズ物語は、スポーツシューズ歴史を語る上で、欠かすことのできないエピソードなのであります

2025-02-18

anond:20250218175051

連続波(Continuous Wave, CW)とは何かを教えてもらえます


連続波(Continuous Wave, CW)とは何か?

連続波(Continuous Wave, CW)とは、一定周波数と振幅を持つ連続的な電磁波正弦波)のことを指します。

CWは、無線通信レーダー科学実験などで広く使われる基礎的な波形です。

無線通信歴史において、CW火花送信機の「パルス波」に代わる技術として登場し、音声通信AMFM)やデジタル無線通信の基礎となった 重要概念です。

1. CW連続波)の特徴

(1) 連続的な電波正弦波)

CWは、以下のように時間的に途切れず、一定周波数を持つ波です。

📌 CWの波形(連続した正弦波)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

CW一定周波数で変化し続ける波であり、火花送信機のように短いパルスにならない。

周波数一定なので、より正確な通信可能になる。

(2) 火花送信機との違い

CWが登場する以前、無線通信は「火花送信機」を使っていた。

📌 火花送信機(Spark Gap Transmitter)の波形

---   ---   ---   (パルス波)

瞬間的な高電圧パルスを発生させるため、波形が不安定で、周波数制御が難しかった。

パルスしか作れないため、音声のようなアナログ波形を送ることが不可能だった。

📌 CW連続波)との違い

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

連続的な波形なので、音声変調AMFM)が可能になった。

周波数が正確に制御できるため、受信機がより効率よく信号を検出できる。


2. CW通信技術

CWが導入されると、無線通信品質が大幅に向上しました。

(1) CWによるモールス電信

CWは、最初モールス符号CW電信)の送信に使われました。

送信機をONCW送信)すると「長音(トーン)」が発生する。

送信機をOFF(CWを停止)すると無音になる。

これを使って、「短点(・)」と「長点(-)」を表現する。

📌 CW電信の例

送信:  CW ON  -  CW OFF - CW ON  -  CW OFF -  (短点)
送信:  CW ON  ----  CW OFF  (長点)

CWON/OFFするだけで、モールス符号が送れる。

火花送信機と違い、電波が正確に送信できるため、遠距離通信可能になった。

(2) CWを使った音声通信AMの基礎)

CWを使うことで、音声(アナログ信号)を送信できるようになった。

CWの振幅(強さ)を変化させることで、音声を無線で送る方式が生まれた(AM変調)。

📌 CWによるAM変調

CW:  ~~~~~~~~~~~~~~~~
音声: ---  ---  ---
AM波: ~~~--~~--~~--~~~

振幅を音声に応じて変化させると、音声信号無線で送ることができる。

これがラジオ放送AM放送)の基礎になった。

(3) CWを使った周波数変調FM

CWを使えば、周波数を変化させて情報を送ることもできる(FM変調)。

これは、現代FMラジオ無線通信技術の基礎になっている。

📌 CWによるFM変調

基本CW:  ~~~~~~~~~~~~~~~~
音声: ---  ---  ---
FM波: ~~ ~~~ ~~ ~~~~~ ~~~

CW周波数を音声に応じて変化させると、よりノイズに強い通信ができる。

FMラジオ携帯電話の音声通信VoLTE)などに応用されている。

3. CWの発展と現代への影響

CWは、無線通信の基礎を築き、その後の技術革新に大きな影響を与えました。

(1) CWAMFMデジタル通信

時代 通信方式 説明

19世紀 火花送信機 短いパルスのみ送信可能モールス符号

1900年代初頭 CW連続波) 安定した信号送信できるようになる

1906年 AM変調 CWの振幅を変えて音声を送信

1930年代 FM変調 CW周波数を変えて音声を送信

1960年代デジタル変調ASK, FSK, PSK) CWデジタル信号に変換して通信

(2) CW現代での利用

現在でもCW連続波)は、以下のような用途で使われています

アマチュア無線CWモード) → モールス符号を使った通信

レーダーCWレーダー) → 速度測定(ドップラー効果を利用)

光通信レーザーCW) → 連続光波を使った通信光ファイバー

パルス波よりも連続波の方が無線通信には適しているということですか?


1. 連続波(CW)が無線通信に適している理由

(1) 周波数の安定性が高い

CWは、一定周波数振動し続ける正弦であるため、周波数を正確に制御できる。

これにより、受信機が特定周波数信号効率的に受信できる。

📌 CW連続波)の安定した波形

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~  (一定周波数)

特定周波数チューニングして受信できるため、混信が少なく、長距離通信に向いている。

(2) 変調による情報伝達が可能

CWは、そのままでは単なるキャリア波(搬送波)に過ぎないが、振幅・周波数位相を変えることで情報を載せることができる。

📌 CW変調方式

AM振幅変調) → CWの強さ(振幅)を変化させて音声を送る。

FM周波数変調) → CW周波数を変化させて音声を送る。

デジタル変調ASK, FSK, PSK) → CWデジタル信号に変換してデータを送る。

📌 CWを使った音声通信AM例)

~ ~ ~ ~ ~ ~  (小さい音)
~~ ~~ ~~ ~~  (大きい音)

音声をそのまま変調できるため、ラジオ放送電話通信に適している。

(3) 受信機が簡単で、信号復元やす

CW特定周波数電磁波を送り続けるため、受信機が「どの周波数を受信すべきか」を正確に特定できる。

受信機は、特定周波数フィルターを合わせるだけで、ノイズを除去して正しい信号を受け取ることができる。

📌 CWを使った信号処理

送信:~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
受信:~~~  (ノイズを除去し、信号復元)

パルス波では、瞬間的な信号なので、受信時にノイズの影響を受けやすい。

(4) 長距離通信に向いている

CWは、狭い帯域(ナローバンド)で効率的に伝送できるため、長距離通信に適している。

例えば、アマチュア無線モールス符号通信CWモード)は、数千km以上の距離を低出力で通信できる。

📌 CWによるモールス通信

送信:  - . -. - (TEST)
受信:  - . -. -  (遠距離でも受信可能)

火花送信機のようなパルス波では、周波数帯域が広がりすぎてエネルギー拡散し、長距離伝送が難しくなる。

2. それでもパルス波が使われる場面

(1) レーダー

レーダーは、短いパルス波を発射し、反射波を受信することで距離や速度を測定する。

CWレーダー連続レーダー)もあるが、距離測定にはパルスレーダーが有利。

📌 パルスレーダーの仕組み

送信:  --- (短いパルス) → 物体に反射 → 受信(時間から距離計算

パルス波は「いつ送信たか」が明確なため、正確な距離測定が可能

2) デジタル通信パルス符号変調

パルス波は、デジタル通信の基礎となる「1」と「0」を表現するのに適している。

例えば、光ファイバー通信では、光パルスON/OFFでデータを伝送する。

📌 光通信パルス波)

光:  ---   ---   ---  (1)
無光:      ---         (0)

パルス波は、明確なON/OFF信号を作れるため、高速なデジタル通信に向いている。

3) 超広帯域通信UWB

UWB(Ultra-Wideband)通信では、非常に短いパルス波を使い、広い周波数帯域でデータを伝送する。

これにより、高精度の測距(GPS代替)や、低消費電力の通信可能になる。

📌 UWBパルス通信

送信:  --- --- --- --- (広帯域のパルス信号)

距離・高精度の測距に使われる(例: スマートフォンUWBチップ)。

3. まとめ

✅ 音声やデータ通信には「連続波(CW)」の方が適している。

CWは安定した周波数を持ち、変調による情報伝達(AMFMデジタル変調)が可能

CWは受信機が信号復元やすく、長距離通信にも向いている。

しかし、パルス波はレーダーデジタル通信UWBなど特定用途で有利な場合がある。

通信目的に応じて、「連続波(CW)」と「パルス波」のどちらを使うかが決まる。

2025-02-17

anond:20250217194247

周波数ホッピング方式特許ハリウッド女優作曲家が取ったって本当ですか!?

なぜ専門家でない彼らが特許を取ったのですか?

嘘ついてない?

はい、本当です!1941年ハリウッド女優ヘディ・ラマー(Hedy Lamarr)と作曲家ジョージ・アンタイルGeorge Antheil)は、無線通信の「周波数ホッピング方式」に関する特許(US Patent 2,292,387)を取得しました。

彼らは専門家ではありませんでしたが、当時の無線通信課題を見抜き、独自の発想で画期的解決策を考案したのです。

1. 彼らが周波数ホッピングを考案した理由

第二次世界大戦中、アメリカは**無線で操縦する魚雷無線誘導魚雷)**の開発を進めていました。しかし、敵に通信妨害ジャミング)されると、魚雷制御が効かなくなるという問題がありました。

📌 問題

当時の無線通信は固定周波数で行われており、敵がその周波数特定すれば簡単妨害できた。

もし通信妨害されると、無線誘導魚雷制御不能になってしまう。

📌 彼らのアイデア

周波数を短時間で次々に変えることで、敵の妨害を受けにくくする(周波数ホッピング方式)。

送信機と受信機が同期して同じパターン周波数を切り替えることで、常に正しい通信を維持する。

2. なぜ女優作曲家がこんな発明を?

(1) ヘディ・ラマーの背景

彼女は単なるハリウッド女優ではなく、非常に聡明科学に興味があった。

彼女の元夫は、ドイツ兵器商人であり、彼を通じて軍事技術無線通信兵器システム)についての知識を得ていた。

📌 ヘディ・ラマーの発想

彼女は、「固定周波数通信妨害されやすい」という問題気づき、「周波数を変えながら通信すればいいのでは?」と考えた。

(2) 作曲家ジョージ・アンタイル役割

アンタイルは、ピアノ自動演奏技術に詳しい作曲家だった。

彼はピアノのロール(自動演奏のための穴が空いた紙テープ)を応用して、無線周波数自動で変化させるアイデアを考えた。

📌 アンタイルの発想

ピアノの鍵盤を自動で押すロールのように、無線周波数自動的に切り替えられないか?」

これが、周波数ホッピング機械的制御する方式アイデアとなった。


3. 彼らの発明の仕組み

彼らの特許(US Patent 2,292,387)は、「**秘密通信システムSecret Communication System)」という名称で、**以下のような仕組みを提案していました。

📌 周波数ホッピング動作原理

送信側と受信側で、同じ「周波数の切り替えパターン」を事前に決めておく。

0.1秒ごとに、無線周波数を次々と変更する。

敵が周波数特定しようとしても、通信が瞬時に別の周波数へ移動するため、妨害しにくくなる。

📌 ピアノロール方式の応用

ピアノ自動演奏のように、「どのタイミングでどの周波数に切り替えるか」を制御するシステムを考案。

これにより、送信機と受信機が完全に同期して周波数を変更することが可能になった。


4. 彼らの発明の影響

(1) 軍事技術としての発展

当時の軍はこの発明採用しなかった(技術的に実装が難しかったため)。

しかし、後に電子回路の発展(トランジスタデジタル制御)が進むと、この技術が再評価された。

1960年代アメリカ軍がこの技術軍事通信ミサイル誘導レーダー通信)に採用した。

(2) 現代通信技術への応用

この周波数ホッピングアイデアは、現代無線通信技術の基礎となり、以下の技術に応用されている。

技術 周波数ホッピングの応用

Bluetooth 周波数ホッピングを使って混信を防ぐ

Wi-Fi チャネル変更機能干渉回避

CDMA携帯電話通信符号拡散スペクトラム拡散)の一種

軍事通信衛星GPSジャミング対策として採用

ChatGPT 4o先生、まじ先生

先生何でも知ってるな

電気通信が登場するより前の通信歴史

今日通信歴史について学びたいです、電気通信が登場する以前の通信歴史についてお教えてください

高卒おじさんでも分かるように説明してね

1. 古代通信手段

(1) 口伝(くでん)と使者 (2) 狩猟戦争における合図 (3) 狼煙のろし

2. 古代文明の文字による通信

(1) 楔形文字メソポタミア)・ヒエログリフエジプト) (2) 郵便制度の発展

3. 中世通信手段

(1) 紀元5世紀15世紀 (2) 烽火(ほうか)・のろし (3) 飛脚制度日本

4. 近世(16~18世紀

(1) 印刷技術新聞 (2) 光学通信(腕木通信

電気通信以降の通信歴史

次に電気通信が登場以後の通信歴史についてお教えてください

1. 電信発明19世紀前半)

(1) モールス電信(1830~1840年代)

(2) 海底電信ケーブル(1858年

2. 電話発明19世紀後半)

(1) グラハム・ベル電話1876年

(2) 交換機の導入

3. 無線通信の登場(19世紀末~20世紀初頭)

(1) マルコーニと無線電信1895年

グリエルモ・マルコーニ無線通信ラジオ通信)の実験成功

1901年大西洋横断無線通信を達成し、船舶遠距離通信活躍

(2) AMFMラジオの発展(1920年代~)

1920年代AMラジオ放送が開始され、大衆向けの放送メディアとして普及。

1933年FMラジオ周波数変調)が登場し、音質が向上。

4. テレビ人工衛星20世紀中盤)

(1) テレビ放送の開始(192030年代

(2) 人工衛星通信の発展(1960年代~)

5. コンピュータインターネット誕生20世紀後半)

(1) コンピュータネットワークの発展

(2) インターネット誕生(1980~90年代

(3) 携帯電話の普及(1990年代~)

6. 現代通信技術21世紀~)

(1) スマートフォンの普及(2010年代~)

(2) 5G・6G通信2020年代~)

(3) 衛星インターネット宇宙通信

腕木通信

腕木通信の仕組みについて教えてください

1. 基本構造

腕木通信塔は以下の要素で構成されます

通信塔(セマフォア塔) 高い場所に建てられ、見晴らしの良い地点に設置される。直線上に複数の塔が並び、情報リレー方式で伝える。

腕木(アーム) 一般的には2本または3本の可動式の木製の腕。腕の角度を変えることで、異なる文字数字表現する。

制御機構 塔の内部には腕木を動かすためのハンドルロープがあり、通信員が操作する。

2. 通信の流れ

(1) 情報符号

腕木通信では、腕木の角度を組み合わせてアルファベット数字を表す符号が決められていました。

例: ある位置の角度が「A」、別の角度が「B」を意味する。組み合わせることで単語文章を伝達。

(2) 視認と伝達

信者通信員)が塔の上で腕木を特定の角度にセットする。隣の通信塔の通信員が望遠鏡でその信号確認する。確認した通信員が同じ符号自分の塔で再現する。これを繰り返し、情報が数十~数百km先までリレー方式で送られる。

3. 腕木通信の特徴

(1) 速さ

馬や飛脚より圧倒的に速く、良好な天候なら数百km先まで数分~数時間で伝達できた。例: フランスでは、パリリール間(約230km)を約3分通信可能だった。

(2) 天候の影響

晴天時は遠くまで見えるため有効だったが、霧・雨・夜間は利用できなかった。これが電信発明へとつながる大きな要因となった。

(3) 軍事行政利用

フランスではナポレオン戦争(1803-1815年)の際、軍事通信活用された。ヨーロッパ各国でも行政軍事目的で導入。

腕木通信の仕組みについてさらに知りたいです

例えばHELLOという言葉送信するにはどのようにするのですか?

アルファベット数字を表すために、腕木の角度を組み合わせた符号表(コードブック)が用意されていました。

ここでは、腕木通信で「HELLO」を送る具体的な手順を説明します。

1. 腕木通信の基本構造

腕木通信塔は以下の要素で構成されます

腕木(アーム):通常、2本または3本の可動アームが使われる。

制御機構:塔の中の操作員がロープや滑車でアームを動かす。

符号表(コードブック):各アルファベット数字特定のアームの角度が割り当てられている。

例:腕木の角度とアルファベット対応表(仮)

A = 10° / 30°

B = 20° / 40°

C = 30° / 50°

...

H = 80° / 12

E = 50° / 90°

L = 70° / 11

O = 90° / 130°

2. 「HELLO」を送る手順

腕木通信は 1文字ずつ順番に送信 し、隣の塔がそれを読み取り、次の塔に伝えるリレー方式情報を伝達します。

(1) Hを送信 通信塔のオペレーターが腕木をHに対応する角度(80° / 120°)に設定。隣の塔の通信士が望遠鏡確認し、同じ符号再現

(2) Eを送信 次に、腕木をEの角度(50° / 90°)に変更。これを隣の塔へリレー

(3) Lを送信(2回) Lの符号を作り、2回送信。

(4) Oを送信 最後に、Oの符号(90° / 130°)を送る。

3. 実際の腕木通信での改善

略語コード表の活用

文字ごとに送ると時間がかかるため、短縮コード(例:「HLO」で「HELLO」とする)を使うこともあった。軍事通信では暗号化された符号使用

エラーチェック

送信ミスを防ぐために「確認信号」を送ることがあった。受信者が「正しく受信した」ことを示す信号を返す方式採用

数値や記号送信

単なるアルファベットだけでなく、「数字」「特別記号」も符号表で定義

10° / 30°ってなに?

A = 10° / 30°

とはどういう意味なのですか?

10度のこと?30度のこと?


「A = 10° / 30°」という表記は、腕木(アーム)が複数ある場合に、それぞれの角度を指定する方式です。

通常、腕木通信には2本または3本の可動アームがあり、それぞれのアームを特定の角度にセットすることで、1つの文字数字表現します。

例えば、2本の腕木(上側と下側)がある場合

「A = 10° / 30°」は、次のように解釈できます

上のアーム:10° 下のアーム:30°

この2つの角度の組み合わせで「A」を表す。

確認信号ってなに?

送信ミスを防ぐために「確認信号」を送ることがあった。

>受信者が「正しく受信した」ことを示す信号を返す方式採用

これはどのような仕組みですか?

一般的確認手順として、次のような方法が考えられます

1.送信者が「A」送信

腕木を「A」対応する 10° / 30° の位置にセットし、隣の塔に見せる。

2.受信者「A」を受信

望遠鏡で腕木の角度を確認し、自分符号表と照合する。

もし「A」だと正しく認識できた場合確認信号を送る。

3.受信者確認信号送信

確認信号(例:「了解」を示す特定の腕木角度、または短い「OK信号)を送信する。

例えば「50° / 90°」のように、「受信しました」の意味を持つ角度が設定される。

4.送信者が確認信号を受信

信者から確認信号を見て、正しく受信されたことを確認 する。

正しく受信された場合、次の文字(Bなど)を送信する。

もし確認信号が来ない場合、または誤りを示す信号が来た場合、もう一度「A」送信し直す。

腕木通信には、以下のようなエラーチェックの方法も考案されました:

(1) 再送要求

信者符号を読み取れなかった場合、「もう一度送ってください」という特定信号リクエスト信号)を送る。

例:「不明瞭」や「再送」を示す角度(例:60° / 120°)を使用

(2) 確認の二重チェック

信者だけでなく、次の塔が再び「A」を送ることで、送信者が正しく伝わったことを確認できる。

これにより、1つの塔で間違いがあっても、別の塔で補正可能

電磁電信

次にサミュエルモールス(Samuel Morse)の電磁電信機の仕組みを教えてください

モールス電信機は、次の要素で構成されています

(1) 送信側(キー

電鍵(モールスキー) 手動のスイッチで、押すと電流流れる。押す時間の長短で「短点(・)」や「長点(―)」を作る。

(2) 通信

電線単線または複数線)送信機と受信機をつなぐ導線。初期の電信機は1本の電線と地面(アース)を回路として利用。

(3) 受信側(電磁石スタイラス

磁石

送信側でスイッチが押されると、電流が流れて磁場が発生。電磁石作動し、紙に記録する装置が動く。記録装置スタイラス紙テープスタイラス(針) が上下に動き、紙テープに「短点(・)」や「長点(―)」を記録。初期は音ではなく、紙テープに記録する方式が使われた。

>電磁石作動し、紙に記録する装置が動く。

この仕組みについて詳細に説明してもらえます

モールス電信機の受信機は、以下の主要な部品構成されています

(1) 電磁石

送信者が電鍵(モールスキー)を押すと、電流が流れ、受信側の電磁石電流が到達。電磁石が磁力を発生し、アームを引き寄せる。

(2) アーム(振り子状のレバー

磁石の磁力によってアームが動く(電流が流れた瞬間に引き寄せられる)。電流が切れると、バネの力でアームが元の位置に戻る。

(3) スタイラス(記録針)

アームの先端には スタイラス(記録針) が付いている。アームが動くことで、スタイラス紙テープ接触し、点や線を刻む。

(4) 紙送り装置

受信機には ロール状の紙テープ がセットされており、一定の速度で送られる。紙テープ一定の速度で進むことで、信号が「短点(・)」や「長点(―)」の形で記録される。

記録の流れ

(1) 短点(・)の記録

送信者が電鍵を短く押す(例:0.1秒)。受信機の電磁石が一瞬作動し、アームが紙に軽く接触。紙に小さな点が刻まれる(・)。電流が切れると、バネの力でアームが元の位置に戻る。

(2) 長点(―)の記録

送信者が電鍵を長く押す(例:0.3秒)。受信機の電磁石が長い間作動し、アームが長時間紙に押し付けられる。紙に長い線(―)が刻まれる。電流が切れると、バネの力でアームが元の位置に戻る。

(3) スペース(間隔)

電鍵を押さな時間が長いと、記録装置には何も刻まれず、文字区切り生まれる。一定時間(例:3単位)何も信号がなければ、単語区切りとみなされる。

音響受信への進化

初期のモールス電信では、紙テープに記録された符号を手作業で解読していた。

しかし、受信機のアームが動くと「カチッ」という音がすることに気づきオペレーターが耳で直接モールス符号を聞き取る方式サウンドレシーバー方式)が生まれた。

これにより、紙に記録しなくてもリアルタイムメッセージを受信できるようになった。

電流届かなくない?

電線電流を流す仕組みを聞いた限り距離制限されそうに思えます

これについて詳しく教えてください

モールス電信機は電流電線に流して情報を伝えるため、通信距離はいくつかの制限がありました。特に、長距離になると電流が弱まり信号が減衰(減少)するという問題がありました。

ここでは、電信通信距離制限と、それを克服するための技術について詳しく解説します。

距離電信通信において、電流の減衰(弱まる)原因として次のような要因がありました。

(1) 電気抵抗

電線の長さが長くなると、電気抵抗電流の流れを妨げる力)が増えるため、電流が弱まる。銅や鉄などの導線を使用していたが、特に鉄線は抵抗が大きく、距離が長くなると信号が伝わりにくくなる。

(2) 電流漏れ(地面への放電

19世紀電信では、片側の導線+地面を電流の経路として使用単線電信方式)していた。しかし、湿気や土壌の違いによって電流が地面に漏れ信号が弱くなることがあった。

(3) 誘導と外部ノイズ

近くに他の電信線があると、電磁誘導によって信号干渉することがあった。雷や電磁気の影響によって信号乱れることもあった。

こうした問題解決するために、いくつかの技術が導入されました。

(1) 中継局リレー

リレー(中継器)」を使って信号を増幅する方法発明された。1835年、ジョゼフ・ヘンリーが電磁リレーを開発。リレーは、受信した信号を増幅して再送信することで、長距離通信可能にした。例えば、100kmごとにリレーを設置すれば、電流の減衰を防ぎ、信号を遠くまで伝えられた。

(2) 高電圧使用

初期の電信では低電圧(数V程度)だったが、より高い電圧(数十V~100V)を使うことで信号を強くし、距離を延ばした。ただし、高電圧電線の絶縁性を高める必要があるため、ゴムガラスを使った絶縁技術が発展した。

(3) 改良された電線(銅線の採用

初期の電信では鉄線が多く使われていたが、鉄は抵抗が高いため、導電率の高い銅線が採用されるようになった。銅線の採用により、長距離でも電流の減衰が少なくなり、信号が安定。

(4) 海底ケーブル技術

距離の海底電信ケーブルでは、さら電流漏れを防ぐ工夫が必要だった。1858年最初大西洋横断海底ケーブルが敷設されたが、当初は絶縁技術が未熟で、短期間で故障1866年、改良された絶縁材(ガタパーチャ樹脂)を使用したケーブル成功し、長距離通信可能になった。


実際の通信距離進化

時代 通信距離 技術進化

1844年 64kmワシントンD.C. - ボルチモア) 初期の電信

1861年 約3,000kmアメリカ大陸横断電信リレー技術の発展

1866年 約4,000km大西洋横断海底ケーブル) 絶縁技術増幅器進化

1900年 数万kmグローバル電信網) 高電圧、改良ケーブル無線通信の併用

中継局リレー)ってなに?

中継局リレー)の仕組みを教えてください


電信通信において、距離が長くなると電流が減衰し、信号が弱くなる問題が発生しました。この問題解決するために開発されたのが 「リレー(中継器)」 です。

リレーは、弱まった電流を利用して新しい電流を作り、信号を増幅して次の区間へ送る装置 です。ここでは、リレーの仕組みを詳しく説明します。


1. リレーの基本構造

リレーは以下の主要な部品構成されています

(1) 電磁石

入力から微弱な電流流れると、電磁石作動 する。これにより、リレー内部のスイッチ(接点)がONになる。

(2) リレー接点(スイッチ

磁石の磁力でスイッチが閉じる(ON)と、新たな強い電流流れる。つまり、弱い信号トリガーとして、新しい電流を発生させる。

(3) 新しい電源

リレー Permalink | 記事への反応(1) | 03:22

2025-02-03

anond:20250203130345

二酸化炭素による地球温暖化説は1950年代には既に広まっていました。

たとえば1956年映画『空の大怪獣ラドン』の劇中でも地球温暖化への言及があります

その後、1960年代になると逆に地球寒冷化説が広まりましたが、1970年代には再び地球温暖化説が唱えられるようになりました。

国際地球観測年であった1957年(昭和32年)、大気中のCO2濃度の定期的な測定が世界で初めてハワイ・マウナロア観測所で開始された。

このようなモニタリング結果の蓄積等を背景として、1970年代の終わり頃から地球温暖化に関する科学者の報告が活発に行われはじめた。

https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/h09/10290.html

たとえばガンダム放送一年前、1978年刊行された『文明とは何か』では、

アメリカ気候学者ミッチェル博士が全世界的な規模で統計した大規模な調査結果によると、一九四〇年ころから最近三十年くらいは全地球的な気温は、確実に寒冷化している。

さて、これに対して現在のように石油その他の燃料を大量に消費し続けて、全世界炭酸ガスが増加すると、炭酸ガス太陽の放射エネルギーを捕捉し、その温室作用が嵩じて、その影響のために、地球大気温度は相当に上昇するはずだとする学者も相当ある。(中略)ここ三十年位さきまでと限定すれば、前述の如く地球温暖化の傾向をもっているとする学者が、圧倒的に多くなってきた。

と書かれており、当時の認識がよくうかがえます

ですからガンダム放映当時にはまだ地球温暖化という概念がなかった、という主張は誤りと言えます

2025-01-27

1960年代には無限に水を出せると思われていたために非常に価値の高かった水魔法である

その後の調査により純水をその場で生成するのではなくアラル海から取り出していることが判明

水位の減少による塩害環境破壊問題によって水魔法は禁術扱いとなり

属性を持って生まれ子供例外なく出生直後に殺処分されることとなった

2025-01-25

石破総理支持の人って石破氏に本当に共感してるの?

石破総理総裁選演説で、

自分子供の頃のようなお金持ちじゃないけど豊かな日本をみたいなことを言い、

それが多くの自民党議員の心を打ったみたいな記事があったけど、

石破氏が子供の頃って1960年代

あの頃の日本に戻したい人なんて本当にいるのかな?

しかも石破氏が青年期を過ごした頃や議員になった頃って

しろ経済成長ぐんぐんしてバブルもあってって頃じゃないの。

何で下の世代にそういう豊かさを感じさせようって発想にならないのかな?

同列にする気はないけども、例えば霊感商法自分先祖前世に悪い事があり、

そういう自分じゃどうにもできない、存在するかわからないことへの解決策として救済策を持ち出すんだと思うけど、

令和の時代に石破氏のノスタルジーの中にしかいかもしれない、

実在したのかわからない日本を追いかけないと行けない自民党議員や支持者ってそれで本当に納得してるの?

単純に疑問だ。

2025-01-23

日銀多角的レビューから見える「日本経済の病」と「処方箋

https://www.boj.or.jp/mopo/outline/bpreview/index.htm

年末日本銀行が、25年間の金融政策検証する「多角的レビュー」を発表した。これは、まるで長年の病に苦しむ患者が、ようやく自らの病状を詳細に記録し、分析を始めたかのようだ。しかし、オーストリア学派経済学者デ・ソト氏の言葉を借りれば、これは「日本経済の病」と呼ばれる症状の分析に過ぎない。日銀は、過去政策検証するだけでなく、なぜ「病」が発症し、そして今もなおその症状が続いているのか、本質的な原因に目を向けるべきだ。

1960年代から1980年代初頭、日本経済世界から羨望の眼差しで見られた。しかし、それは硬直した経済構造、過剰な規制、介入主義、そして何よりも、金融操作と信用拡大による巨大なバブルの上に築かれた虚構繁栄に過ぎなかった。1990年代初頭、バブル崩壊すると、日本経済は長期にわたるデフレ突入した。日銀は、量的緩和ゼロ金利マイナス金利など、あらゆる政策を試みたが、デフレから脱却することはできなかった。

バブル崩壊後の金融危機には、4つのシナリオが考えられる。①際限のない資金注入によるハイパーインフレ、②銀行システムの完全崩壊、③経済構造自発的リストラ、そして④経済の硬直化を温存したままの、大規模金融緩和と公共支出継続による「日本化」。日本が選んだのは、残念ながら最後の道だった。日銀は、バブル崩壊後の混乱を収めるために、金融緩和という名の麻薬を使い続けた。結果、企業は自らリストラするインセンティブを失い、生産的な資源旧態依然とした非効率な分野に滞留した。

これは、オーストリア学派がいう「投機バブルと信用膨張」がもたらす当然の結果だ。

アベノミクスは、日本経済を刺激するための最新の試みだったが、結局は過去政策の焼き直しに過ぎなかった。異次元緩和財政出動、そして円安誘導は、一時的効果はあったものの、結局は根本的な問題には何も対処しなかった。その結果、日本世界で最も債務を抱えた国となり、デフレは完全に払拭されなかった。

デ・ソト氏が指摘するように、これはまさに「経済日本化」の症状そのものだ。問題は、経済の硬直性。すなわち、過剰な規制、高い税金抑制のきかない公共支出、そして企業家の士気低下である

オーストリア学派視点から見れば、日本経済回復するためには、マクロ的な金融操作ではなく、ミクロ的な構造改革こそが必要だ。それは、規制緩和、労働市場自由化税制改革、そして公共支出の削減である。利潤に課税する税制を改め、資本を蓄積し、生産性を向上させるための政策こそが求められる。

日銀は、大量の資金注入や金利操作固執するのではなく、経済自発的リストラするインセンティブを創出することに注力すべきだ。

さらに、日銀が行ってきたゼロ金利マイナス金利政策は、人為的金利操作しようとする試みに過ぎない。市場経済において、金利資源配分を効率化するための重要価格シグナである。このシグナルを歪めることは、経済全体を歪めることに繋がる。デ・ソト氏が指摘するように、マイナス金利は、人々に「何もしないこと」を奨励し、経済無気力さら助長する。

また、ゼロ金利政策は、財政赤字を無制限自動的ファイナンスするために使われるため、政府構造改革に取り組むインセンティブを奪い、ポピュリズム蔓延させる。

日銀は、金利という重要シグナルを歪曲してはならない。

中央銀行家たちは、自分たち市場を動かせると思い込んでいる。しかし、過去政策が示すように、それは幻想に過ぎない。

彼らは、金融緩和策という麻薬を使い続け、一時的快楽を追求するうちに、経済麻薬漬けにしてしまった。もはや、麻薬がなければ経済は立ち上がることができない。

この悪循環を断ち切るためには、金融政策万能という幻想を捨て、市場自律的回復力を信じるべきだ。

構造改革を断行し、企業家精神を解き放ち、経済ダイナミズムを取り戻すことこそが、真の解決である

日本銀行は、過去金融政策を徹底的に見直し、その限界認識すべきだ。日銀にできることは、物価を安定させ、市場機能を維持することだけ。経済成長や雇用創出は、企業家精神と自由経済世界に任せるべきである

金融財政刺激策は、一時的な痛みを和らげる効果はあるかもしれないが、根本的な問題解決することはできない。根本的な問題とは、経済の硬直性、すなわち、過剰な規制、高い税金抑制のきかない公共支出、そして企業家の士気低下である。これらの構造的な問題に正面から取り組まない限り、日本経済の病は癒えることはないだろう。

日銀が本当に経済健全化を望むのであれば、金融政策限界を認め、構造改革を促すようなメッセージを明確に示すべきだ。そして、デフレ脱却という短期的な目標を追いかけるのではなく、長期的な繁栄の実現に焦点を当てるべきである

今回のような「多角的レビュー」が、そうした正しい政策判断のための貴重な一歩となることを、切に願う。

2025-01-11

ポリコレアヴェンジャーズを望んでいるのは誰だ

私たち映画ドラマコミックなどのエンターテインメント作品を楽しむ際、その登場人物多様性社会的メッセージに注目する声が近年ますます大きくなっている。特にハリウッド映画を中心とするアメリカの大作作品では、女性ヒーローマイノリティヒーロー積極的に描く動きが顕著になってきているといえるだろう。こうした流れの中で、たとえば「アヴェンジャーズ」シリーズのような超大作ヒーローチームにも、より多様なバックグラウンドを持つキャラクター社会的少数者の活躍を求める意見が増えているのだ。その一方で、こうした多様性の拡充を「政治的正しさポリティカル・コレクトネス)に迎合しすぎだ」と批判する声も少なくない。では実際に、「ポリコレアヴェンジャーズ」を真に望んでいるのはどのような人々なのだろうか。そして、それを批判する人々は何を懸念し、何を恐れているのだろうか。本稿では、その背景や対立の構図を整理し、考えてみたい。

まず、「ポリティカル・コレクトネス(略してポリコレ)」とは、もともと差別偏見のない公正な言葉遣い・考え方を目指す姿勢を指していた。人種性別性的指向宗教、障がいの有無などに関わらず、できるだけ当事者を傷つけない表現待遇をすることが重要だ、とする考え方である。やがて、社会全体の意識多様性インクルージョン包摂)を尊重する方向へシフトする中で、エンターテインメント業界にも「差別固定観念助長するような内容は見直すべきだ」という声が波及していった。この動き自体は決して新しいものではないが、SNSの普及に伴い消費者の声が一気に可視化されるようになったことで、その影響力はかつてないほど増大している。

一方で、ヒーローもの代表格として、マーベルコミックスやその実写映画であるマーベル・シネマティック・ユニバースMCU)の人気は世界的に揺るぎないものとなった。複雑なバックグラウンドを持つキャラクターや、女性ヒーロー、異なる人種文化背景をもつヒーローの登場も少しずつ増えてきたとはいえシリーズ初期の中心ヒーロー白人男性が多かったことは否定できない。もともとコミックスの発行開始時期が1960年代前後であり、その頃のアメリカ社会の反映が作品に色濃く残っているため、やむを得ない面もあるだろう。しかし近年の映画シリーズでは、ブラックパンサーキャプテン・マーベル、シャング・チーなど、多様なバックグラウンドもつヒーローが次々と登場し、まさに「多様性を重視した新時代ヒーロー像」が打ち出されている。その流れに呼応して、「もっと女性マイノリティヒーロー活躍させてほしい」「既存ヒーローチームを抜本的にアップデートして、多様性を真に反映させる“アヴェンジャーズ”を観たい」というファンの声が高まりを見せているのだ。

では、「ポリコレアヴェンジャーズ」を望む人々とは、具体的にどのような層なのだろうか。第一に、SNSコミュニティサイトなどのオンライン空間において多様性積極的に支持するアクティビスト層や、その思想共感するファンが挙げられる。彼らは作品の中における人種ステレオタイプジェンダー平等を厳しく批判し、世の中の価値観アップデートされた現代にふさわしいエンターテインメントを求めている。彼らにとっては、スーパーヒーロー男性女性・その他多様な性や文化背景を横断し、最終的には誰もが活躍できる世界提示することこそが理想なのだ

第二に、エンターテインメント業界側もまた、多様性を重視する政策市場の反応を見て、積極的に「ポリコレ」を取り入れる傾向がある。ハリウッドでは映画制作における人種構成ジェンダーバランス考慮した「インクルージョンライダー」など、具体的な取り組みが話題になることも増えてきた。作品グローバルに公開されるにあたっては、多様な視聴者感情考慮し、多くの国や地域で「受け入れられやすい」形を模索するようになっている。マーケティング上の戦略として見ても、マイノリティ視聴者を取り込むことは大きなビジネスチャンスに繋がると考えられるからだ。

こうした文脈の中で、「ポリコレアヴェンジャーズ」を待ち望んでいるのは、言うなれば「これまで声が届きにくかった層の人々」や「多様性を当たり前だと考える若い世代ファン」、そして「マーケット可能性を重視する映画スタジオ」などであるしかし、ここで見逃せないのは、こうした変化を歓迎する人々がいる一方で、「ポリコレが行き過ぎている」と感じる人々の声が根強いことだ。彼らは「エンターテインメント政治的メッセージ社会運動のための道具ではない」と考えており、あくまで“娯楽”としての物語に集中したいのだという。また、中には既存キャラクター性別変更や人種変更が行われることを「原作への冒涜だ」と批判する人たちもいる。

特に伝統的なヒーロー像」に愛着もつファンの中には、「長年培われてきたキャラクターイメージオリジンストーリーを、製作サイドが都合よく改変してしまうのはいかがなものか」という不満を持つ者がいる。ヒーローたちの本質は、その人種性別を超えて「いかに困難を克服するか」や「いか正義を貫くか」にあるのであって、「外見上のマイノリティ性」が強調されるあまり肝心の物語が薄れてしまうのではないか、と懸念しているのだ。こうした考えを持つ人々にとって、「ポリコレアヴェンジャーズ」はマーケティング重視の“お仕着せ”のようにも映ってしまう。

さらに、近年のSNSでは「作品の配役や表現差別的だ」と糾弾されることで、過激炎上が起こるケースも少なくない。こうした炎上批判応酬を見て、クリエイター側が過度に萎縮してしまう「萎縮効果」を危惧する声もある。結果として、作品の中身よりも「ポリコレ的に問題がないかどうか」が過剰に意識されてしまい、まるでチェックリストをこなすかのように「女性キャラクターを必ず何割入れる」「マイノリティ一定数登場させる」といった形式的対応に陥るリスク高まる。そのような機械的な設定に依存したキャラクター造形では、結果的に個々のキャラクター個性や魅力が希薄になり、逆に多様性本質が損なわれてしまうのではないか、とする批判も出てきているのだ。

一方で、「ポリコレアヴェンジャーズ」を誠実に求めるファンクリエイターたちは、「多様性を重視することは、より多くの視聴者物語共感夢を与えるための必然である」と考えている。スーパーヒーローが“超人的”なのはもちろんだが、同時に人間的弱さや葛藤を抱えながら戦う姿こそが多くのファンを惹きつける。そこに人種性的指向、あるいは障がいや貧困など、いろいろな背景を背負ったキャラクターが加わることで、より幅広い人々が「自分ヒーローと同じように闘える」と感じられるのではないだろうか。作品を通じて勇気をもらうだけでなく、社会が抱える不条理差別構造に一石を投じるきっかけにもなるかもしれないのだ。

以上のように、「ポリコレアヴェンジャーズ」を求める声と、それに対する反発や批判との間には大きな意識の隔たりがある。単純に「多様性を推進すべきかどうか」という価値観の相違だけでなく、作品の楽しみ方やヒーローという存在への捉え方、そして創作自由表現責任バランスという複数レイヤーにわたる問題が絡み合っているといえる。作品制作する側にとっても、ある層を満足させれば別の層が不満を覚えるといったジレンマがつきまとう。SNS時代ならではの炎上リスク考慮すると、より慎重に「どのようなキャラクターをどのように描くか」を検討せざるを得なくなってきているのだ。

では、今後「ポリコレアヴェンジャーズ」と呼ばれるような、より多様性に富んだヒーローチームが実現した場合、どのような世界が広がるのだろうか。そこでは、性別人種、障がいの有無、性的指向などを超えて、人々が互いの違いを尊重し合いながら協力し、世界を守るストーリーが展開されるだろう。それは、現実社会が抱える様々な対立を映し出す鏡ともなり得る。ヒーロー同士のぶつかり合いや、時に衝突を乗り越えて共に戦う姿は、現実社会問題を考える上でも有用メタファーとなるはずだ。多様性を持つキャラクターたちが、政治文化の壁を超えて協力し合う様子は、観客に「自分自身や周囲の人々を見つめ直す」機会を与えてくれるかもしれない。

しかし、その道のりは決して平坦ではないだろう。過度な「ポリコレ批判が続けば、表現者たちは自己規制に走り、本来物語面白さや挑戦的な要素が削がれてしまう恐れがある。一方で、多様性を取り入れようとするあまりキャラクター造形が単純化されてしまえば、やはりファンはしらけてしまう。結局のところ、ファンが求めているのは「本物のドラマである社会問題を扱うにしても、単なるマーケティングの道具としてではなく、しっかりと作品世界に根を下ろし、キャラクター一人ひとりに奥行きと葛藤が描かれているからこそ、「本当の意味での多様性」が花開くのではないだろうか。

まり、「ポリコレアヴェンジャーズを望む人」と一口に言っても、その動機期待値は様々である現代社会の潮流として「多様性を重視しないと批判されるから」「市場拡大のためには必要から」といった表層的な理由で支持する人もいれば、「自身マイノリティであるがゆえに、自己投影できるヒーローを探している」という切実な声もある。その双方を包含しながら、作品としての質や独創性を高めつつ多様性を反映していくには、制作者やファンコミュニティが相互建設的な対話をする必要があるだろう。

最終的に、「ポリコレアヴェンジャーズ」が完成するかどうかは、単にスタジオ方針ファンの声だけでなく、社会全体の変化とも深く関わっている。今後、グローバル社会情勢や世代交代、テクノロジーの発展などによって、エンターテインメント政治社会問題距離感ますます近くなるかもしれない。その中でヒーロー映画は、単なる娯楽作品としてだけではなく「現代神話」として、私たち理想とする社会像や価値観を映し出す鏡となるだろう。多様性を重視するかどうかという論争は、ヒーロー映画未来だけでなく、私たち自身未来を照らす問いかけでもある。

結論として、「ポリコレアヴェンジャーズを望んでいるのは誰か」と問われれば、それは多様性を当然のものと考える新世代のファン社会的マイノリティのRepresentation(表象)を切望する人々、そして市場意識する製作サイドを含めた多くのステークホルダーたちであると言えよう。逆に、これまでの“伝統的”なヒーロー像や創作自由を重んじ、「政治的メッセージ配慮が過剰になること」に抵抗を感じる人々からは、冷ややかな視線が向けられるかもしれない。いずれにしても、ヒーロー作品私たちが抱く理想像や価値観、そして矛盾課題を映し出す鏡としての役割を担い続ける。そうした意味で、ポリティカル・コレクトネス議論が活発化する現代において、「ポリコレアヴェンジャーズ」は今まさに、私たち社会未来を映し出す一つの象徴なのかもしれない。

2025-01-10

anond:20250110174204

いうて超ひも理論の原型が1960年代現代の形になったのが95年ぐらいっぽいし比較最近理論やろ。

2025-01-09

anond:20250109114837

SF小説ネタでしょうか?すごいですね。

でもより良いネタにするために、コメントしてみますので、よかったら取り入れてみてくださいね

2025-01-02

年賀状の数は1960年代レベルまで「戻った」

多かったのは1970年代2000年代まで

ただの昭和平成文化であった

まり大正まれ世代そもそも年賀状をあまり送っていない

結局送ってたのは団塊の世代前後

2024-12-09

クルド人ジャーナリストが語る在日クルド人

イルファン・アクタン, 長沢栄治, 稲葉奈々子, 村上薫, 岡真理調査報告 KARIHŌMEN 日本で《クルド》として生きるということ」、

プロジェクト・ワタン事務局2024年6月2024年9月3日閲覧。

http://www.projectwatan.jp/wp-content/uploads/2024/06/20220717_FN-2.pdf

なぜ解体業につくのか*

日本では、川口メフメトがこの地で家屋解体業を営んでいたため、後から来た人たちはそのままこの部門で働くことになりました。 しかし、クルド人が家屋解体業に従事する理由はそれだけではありません。一つは、家屋解体作業では日本語を話す必要がないことです。また、仮放免の者たちがほとんどですので、他の業種に就けないことも理由の一つです。入国管理局による厳しいルールの一つとして、仮放免の者は就労禁止されています。そのため、ほとんどの者たちが違法に働くことを余儀なくされています。また、近年では、日本人との結婚によって日本での在留資格を得たクルド人が、仮放免親族を内々に雇用して、家屋解体業社を設立するケースも出てきています

在日クルド人の労働条件*

在日クルド人の労働条件についても触れておきましょう。労働安全の面では、世界的に大きな発展を遂げていますが、在日クルドはいまだ中世のような条件のもとで働いています。ご存知のように、仮放免身分の者は就労を禁じられています。この禁止は、人々を餓死させることに等しいものです。この禁止令のせいで、クルド人は不法就労を強いられています就労が解禁されれば、家屋解体工事に携わる者たちの労24安全を確保するための研修検査が行われ、安全作業を行うことができるようになります仮放免の者は公的医療サービスを受けることができません。そのため、仕事中に事故に遭った場合治療をするにも莫大な費用がかかります資本主義的な医療制度は、日本政府がクルド人に課している「仮放免」という奴隷制度をさらに深刻化させています。同じく仮放免身分クルド人は、居住している都道府県の外への移動、つまり移動の自由が禁じられています。また、家屋解体以外の職に従事することもできません。

クルド人の女性地位*

女性たち同士はほとんど家で会っていて、日常生活が家に「閉じこめられている」と言えます男性たちは朝早く家を出て、家の解体作業しますが、女性たちは家で育児家事をして、社交も家でします。週末には夫や子どもたちと公園に行き、一緒に過ごします。したがって一部の例外を除いて、日本社会在日クルド人の間には社会的相互浸透がありません。 1960年代から70年代にかけて、欧米フェミニスト家庭内暴力に対して女性が街頭に出ることを呼びかけましたが、アフリカン・アメリカンフェミニスト作家ベル・フックスは、街頭に出ることは黒人女性にとって解決にならないと主張しました。黒人女性にとって街頭は人種差別さらされる場所であり、路上での暴力差別は、時に家庭内暴力よりもはるかに激しいものでした。日本にいるクルド女性にも同じことが言えると思います

在日クルド人の社会*

クルド部族構造では、個人家族の間の問題は、部族を治める家族族長が介入して、問題エスカレートする前に解決することができるのですが、在日クルド人同士の問題に介入して、反目し合っている人たちを和解させるには、超家族的、超部族的な構造がないために時間を要しがちです。家族間や個人間の緊張、恨み、喧嘩が数カ月、時には数年続くこともあります。 その一方で在日クルド人は、日本国家や日本社会排他的な態度ゆえに、クルド人同士で問題があったとしてもその関係を解消することができません。「外部に対抗して団結する」というモチベーションが非常に高いのです。そのため、クルド人同士の紛争は、まさにこの理由自然解決することもあります。お互いに問題を抱えたり、仲違いしたりした家族個人が、共通親族結婚式や弔い事、週末のピクニックなどに集まり、そこで和解することもあります

anond:20241208091901

実は経済的男性優位って、今のみんなが思ってるほど歴史の古い話じゃない

1950年代まで日本人の半数を占めていた農家では「男女問わず家族の全ての大人場合によっては子供も)が働き手」であって、男が女を養うという発想はなかった。

高度経済成長期の(主に)男性終身雇用労働者が片働きで給与所得を得、性的役割分業として女性配偶者家事育児を主に担う、という1960年代確立され、2000年過ぎには共働きの増加で形骸化した「時代の徒花」的な風潮であって、日本の伝統文化とは特に関係がない。

人類本質的家族関係ともあまり関係ない。

2024-12-03

追補・レオタードについて

今更見ている人もいないだろうが、ブルマー増田として活動してた時に、調べた動画をすべて記事にできたわけではない。ここに記録しておくのは、何か役に立つかもしれないのと、傍証として記事に織り込めなかったのが、なんだかもったいないと感じるからである

また、ブラウザブックマーク整理整頓がされておらず、動画がごちゃごちゃ並んでいるばかりになってしまっている。増田ブックマーク代わりに使ってどうするのかと言えばそれまでだが、増田とはごった煮チラシの裏、そういうところである

詳細不明ハイレグレオタード

https://www.youtube.com/@lulunoo3448

ウクライナ語ハイレグレオタード

https://www.youtube.com/watch?v=7H5H5i3ixsM&ab_channel=%D0%B4%D0%BC%D0%B8%D1%82%D1%80%D0%BE%D0%BB%D1%83%D0%B3%D0%BE%D0%B2%D0%B8%D0%B9

ソ連ハイレグレオタード

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=U6itxVo4T5A&ab_channel=foolicus

1985年ソ連小学校ブルマ

https://www.youtube.com/watch?v=q7ktb56-Y-4&ab_channel=AMASLOU

https://www.youtube.com/watch?v=6YG0DKwCOSE&ab_channel=%D0%A4%D0%B8%D0%BB%D1%8C%D0%BC%D1%8B%D0%BE%D1%81%D0%BF%D0%BE%D1%80%D1%82%D0%B5

チェコスパルタキアダ(体操大会

https://www.youtube.com/watch?v=31MQBXy2g3w&ab_channel=MilanDubek

これだけ大勢の人がレオタードを着て集まることは、もうないだろう。

アメリカの超ハイレグビキニレオタードエアロビ

https://www.youtube.com/watch?v=TIfAkOBMf5A&ab_channel=EmilianoParizzi

1960年代イギリスの提灯ブルマ

https://www.youtube.com/watch?v=1SfP5qCdMUU&ab_channel=Kinolibrary

日本ハイレグレオタード

https://www.youtube.com/watch?v=tclUVSjXvbs&ab_channel=earomax

日本ハイレグレオタード2(画面が揺れている)

ttps://www.youtube.com/watch?v=WTflOuT_nPI&ab_channel=Hatsumi

以上。

追記

女子高生レオタードダンス文化祭?)

ttps://www.youtube.com/watch?v=3pm3TC57lHI&ab_channel=uwatenage

2024-11-06

自民党統一教会のずぶずぶな関係はなぜ生じたのか

まず国際勝共連合というのがあります

文字通り反共産主義組織です

1960年代マルクス主義華やかなりし時代

日本共産主義国化阻止は重要課題

そこに「保守」の面々が集結しました

統一教会が背後にいることは知ってたけれども、

反共こそが最重要なので、そこは重要ものではなかったのでしょう)

時代は進み、日本共産主義国化する懸念はほぼ無くなりました

代わりに「保守」の面々が直面した問題

靖国参拝問題南京事件問題従軍慰安婦問題などでした

もはや反共との関係は薄いですが

保守」の面々は勝共連合活動舞台の一つとして定着してたので

引き続き関係を維持しました

靖国問題等も共産主義者の仕組んだものだとみなせば反共という点で変りません)

このあたりで関係を切っとけば良かったんでしょうが、その後も関係は続きました

靖国参拝問題その他は韓国民主化後は韓国日本批判の声が大きくなりました

日本の「保守」は韓国のこのような主張に対して友好的ではありません

そんで日本の「保守」と相反する統一教会と、日本の「保守」が集結する勝共連合という

いびつ関係が出来上がるわけですで、

当然この問題日本の「保守」は認識してたはずですが、不思議といえば不思議ですけど

まり深刻に考えなかったというか、見て見ぬふりをしてたんだと思います

たとえるなら、イーロンマスク大嫌いのリベラルが未だにXを使い続けているのと似たようなものだと思います

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