「女子アナ」やタレントの登竜門とされてきた大学ミスコン(ミスキャンパス)が、ルッキズム(外見至上... 「女子アナ」やタレントの登竜門とされてきた大学ミスコン(ミスキャンパス)が、ルッキズム(外見至上主義)やセクシズム(性差別)の観点から批判にさらされ、次々と廃止されている。 こうした状況を踏まえ、上智大学のソフィア祭実行委員会は、従来のコンテストにかわる「ソフィアンズコンテスト2020」を立ち上げた。 新たなコンテストは外見重視ではなく、「自己PR部門」「スピーチ部門」「SDGs部門」で「最も多角的に活躍した人」がグランプリに選ばれるという。 果たしてこの方向性は正しいのだろうか。ミスコンテストの盛衰をふり返りながら考えてみたい。 かつて500近い自治体がミスコン開催 戦後、全国各地の自治体や商工会議所が、地域おこしの一環としてこぞって開催したミスコンテスト(以下、ミスコン)は、批判にさらされ徐々に衰退し、今や風前の灯である。 ミスコンに対する批判の内容はわかりやすい。 出場者を「ミス」に
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