サンショウウオ20数種が2022年1月、一気に保護種入りしました。ヤフオク流通を規制する特定第二種指定が多いことが特徴です。取引データを精査した結果、サンショウウオの2021年ヤフオク取引は、上位3人だけで過半数を占めることがわかりました。 特定第二種指定されたカワシンジュガイや、準絶滅危惧種のオオムラサキでも、特定個人がヤフオク取引の80%以上を占める現状があります。こうした出品者は規制されれば別の種に移っていくだけです。 ヤフオク流通が原因で数十種も保護種入りし、今後もそれが増えていくであろう現状。この不名誉な事態をヤフー社の経営陣がどこまで把握しているかは定かでありません。今はメディアや環境省も「ネットオークションでの取引」とマイルドに表現していますが、いずれヤフー社の責任である、という批判が出てくることでしょう。 忙しい方向けのサマリ サンショウウオのヤフオク取引データを集計・分析