山梨県大月市でことし2月に発生した大規模な山林火災で、警察は東京消防庁に勤務する職員がせんていした枝を燃やそうとしたことが火災につながったとして7日、森林法違反の疑いで書類送検しました。 ことし2月、山梨県大月市猿橋町で発生した山林火災では、107ヘクタールの山林が焼け、発生から8日後に消し止められました。 警察は出火原因を調べていましたが、山あいにある親族の空き家を管理していた東京 八王子市に住む東京消防庁の33歳の男性職員がせんていした枝を燃やそうとして火が燃え広がったことが分かり、7日、森林法違反の疑いで書類送検しました。 捜査関係者によりますと、この職員は消防士で、これまでの任意の調べに対し「消火の準備はしていたが、想定していたよりも風にあおられた」と説明しているということです。 東京消防庁は「職員がこのような事案で送致されたことは誠に遺憾です。捜査機関の動向を踏まえ、厳正に対処し