注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
海外で大きな事故や事件が起きる。すると、日本のマスコミは、THE YELLOW MONKEYの吉井和哉さんが『JAM... 海外で大きな事故や事件が起きる。すると、日本のマスコミは、THE YELLOW MONKEYの吉井和哉さんが『JAM』という曲で歌うように「乗客に日本人はいませんでした」の世界に没入し、騒ぎ立てる。そういう報道を見聞きするたび、「日本人に犠牲者がいなけりゃ、それでいいのかよ」と思う。 けれど、自分は日本人だから、同じ日本人が助かっていたらいいなあ、となんとなく思ったりもする。さらに、ご遺族には申し訳ないが、同じ日本人が「事故現場で生きているのか死んでいるのか」という素朴な好奇心もある。だから、海外の事故や事件における日本人の安否確認は、テレビでいえば視聴率が取れる。 そんなわけで、いろいろ言いたいことはあるけれど、安否確認まではよしとしよう。筆者が気になるのは、そこから先の話である。それはズバリ、亡くなった犠牲者の英雄化だ。 例えば、国連が暫定的に統治していた1993年のカンボジアで
2011/03/09 リンク