金正恩体制に忍び寄る不安米国のバイデン政権が1月20日に発足した。これに対し、北朝鮮国営メディアは沈... 金正恩体制に忍び寄る不安米国のバイデン政権が1月20日に発足した。これに対し、北朝鮮国営メディアは沈黙を続けている。わずかに、北朝鮮関連サイト「朝鮮の今日」が23日付の記事で、韓国メディアを引用する形で、バイデン大統領の当選が確定した事実を伝えただけだ。 韓国統一省高官も25日の韓国記者団との懇談会で「北朝鮮メディアが直接言及していないこと自体が、ひとつのメッセージだ」と語った。韓国の情報機関・国家情報院の元幹部も「米朝関係を簡単に破壊できるほど、北朝鮮に余裕があるわけではないとみるべきだろう」と語った。北朝鮮の窮状ぶりは、1月に開かれた第8回朝鮮労働党大会と軍事パレードからもうかがえる。 党大会は1月5日から12日にかけて開かれた。金正恩党委員長は、新たに設けられた総書記のポストに就任し、新たな国家経済発展5ヵ年計画(2021~25年)の方針を決めた。14日夜には平壌で軍事パレードが行わ
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