聞きたくない・受け入れ難い事実を突きつけられ、現実味を感じられず、「これ、冗談だよな。ドラマか何かだろ?」と夢の中に居るかのような感覚になる。そんな経験、多くの人に思い当たるのではないでしょうか。こちらの作品は、そのような感情の機微が繊細なタッチで見事に描かれています。「離婚するかもしれへん」と言うお父さん本人すら、どこか『認められない、受け止めたくない』という空気感で、切ないです。
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