ホイール・オブ・ドラグーン　〜ドラゴンと車の子供ができたら〜

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（396文字）

はてさて……読ませていただきましたホイール・オブ・ドラグーン。

……はい、このお話、ドラゴンカー◯○◯◯で産まれたトランス◯○ー◯ーのイルド。

この人？が『平等なる愛』という『無機物に意思を与えて愛を知ってもらおう』という余計なお世話レベル100はくだらない奴と戦うストーリーです。

お話の視点は大体、義経(よしつね)君という男の娘で進みます。

はい、男の娘です。もう一度言います、女の子の格好をした、男の娘が、この物語の主人公的立ち位置になります。



この作品をお勧めするなら、手軽に頭痛を引き起こしたい人にお勧めな作品です。

ちゃんと王道的な展開のロックアイスに、並々注がれた、気…続きを読む

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（41文字）

「ドラゴンと車の子供」ってタイトルだけで笑わせに来てるのかと思ったら、
始まった瞬間から超正統派SFヒーローロボット物語の熱量が飛んできた。
いや、むしろ真面目すぎておもろい。

ドラゴンカーセックスにより産まれた竜型ロボットに乗るのは男の娘！迫り来る敵達は股間からビームを出す様なクリーチャー達！特殊性癖と変態のオンパレード！！
と、書くと変な話にしか見えませんが、友情や家族の絆も描いた熱血ハートフルストーリーでもあります。
『勇気爆発バーンブレイバーン』や『ゴールデンカムイ』が好きな人には絶対刺さります！

自分の意志を持つロボに乗り込んで怪物と戦う話です。
昭和の懐かしい遺産「勇者ロボ」を彷彿とさせます。
ネタにちょっと下ネタが多めなので、そこが好みの別れるところですかね。