バインド・アストラル△▼小さな光を集めてみよう

読んでいくと小さなキラキラした石を拾い集めていくかのような文章。

気になった物を止まって拾って、止まっては拾う。

そんな中、石がポケットの中に溜まったことに気づいて慌てる。

そんな子供に戻ったかのような冒険ファンタジーです。

子供が知らない森に行ってワクワクして知らないものに出会っていくような感覚ですね。

面白かったです、合間合間で最新話まで追いかけていきます

現代社会の男性が異世界に転生して、エルフ達に拾われる、そう記すとハイ・ファンタジーを想像します。

本作はロー・ファンタジーそのもの。転生した（させられた？）のは、うだつが上がらない男で、転生しても鈍くさく、エルフ達に囲まれても迷ってばかりです。

主人公をひっぱたきたいのではなく親近感が湧くなら、本作はお勧めです。英雄を崇めるのではなく、読んでいる自分や周囲の慎ましく生きる人たちを思い浮かべて、転生という夢のようなイベントも起こってみればありがた迷惑で当人は生きるのに必死だと思えてきます。

ただ、主人公を拾ったエルフ達も人間らしくて……　神聖と崇められても、神か動物かといえば動物に分類さ…続きを読む

異世界転移っていう定番の始まりながら、この物語は、ちょっとずつ大事なものを見つけていく感じがすごく心地いいです！

最初は言葉も通じなかったちび妖精ユタンと、自由すぎる風の妖精スプライト。そんな彼女たちとのゆる〜い同居生活が、読んでるこっちまでほんわかしてくる。

掛け合いはテンポ抜群で笑えるし、ふとした瞬間にグッとくるようなやさしさもある。
何気ないやりとりからも、どんどん愛着が湧いてきて、まさに『読めば読むほど、好きになる”やつ。

特筆すべきは地の文の柔らかさが、世界観をふんわりとしてくれて、自分の好きな感じでしたねー！

ハマりやすい内容で想像豊かな表現力。

冒頭に、散文調の美麗な森林の描写があり、物語は語り手の男性が理不尽にも、勇者の少女に斬られたところから始まる。

語り手は日本の企業で働くサラリーマンで、ノルマを果たし、社屋屋上で一服していたところ、突如として、あっちの世界に転移してしまったのだ。

転移先は草原で、エルフの里に保護される。保護に際し、聖樹様という見目麗しい長老に目通りすることになるのだが……

第５話までの感想：天然な勇者少女に突っ込みを入れる語り手、まだまだ読めない展開ですが、テンポがよく、次回が気になるところです。

いわゆる生産職レシピではなくもうちょっとこっち寄りの頑張ってる感じの魔法モノファンタジー。
ファンタジーなので幻想的ですがそれでいいのですよ。

良い感じで軽いのでガツガツ進みます。

大変よろしいと思います。

45歳、ブラック企業勤め。煙草をふかした次の瞬間、俺は異世界にいた。

目の前には、圧倒的な美しさを誇るウッドエルフたち。だが、その瞳に宿るのは敬意ではなく警戒――いや、嫌悪だった。

連行された先で対面したのは、異世界を統べる存在、聖樹。そこで告げられたのは、俺がこの世界に呼ばれたという謎の事実。しかし理由は不明、チートもなし。

一方、魔王を討つべく旅立った勇者アリエルは、とんでもない勘違いをして、俺に剣を振り下ろす。

魔法、精霊、世界樹、そして導かれし者の運命。
誤解から始まる異世界の激動に、俺は巻き込まれていく。

異世界ものの中でも精霊やエルフなどを強く押し出された作品です。
主人公の力はどれも万能なものばかりでなく、ちょうどいい塩梅のバランスがよく練り込まれています。
等身大主人公の今後の活躍に注目させて頂きます！

多彩な魔法が彩る異世界のストーリーです。

主人公は異世界に飛ばされ、妖精エルフと共に異世界を旅していきます。

魔術あり、グルメあり、エロスもありな、異世界冒険を楽しめる作品です。

文体は読みやすく、設定も良く練られていて、非常に読みやすいです。

どこかのんびりしていて、癒される事、間違いなし！


皆さんも是非ご一読ください！

主人公は異世界転移し、森の中で目覚めます。
連れて行かれたのはエルフの森。そこで出会うウッドエルフや聖樹様と呼ばれるエルフ、そして精霊。
他の方も書いていましたが、精霊に包まれた異世界を感じられる作品です。
また、主人公は精霊や妖精に好かれる体質らしく魔力は大きそうですが、うまく制御できるわけでは無く。
また、この手の作品でよくある「翻訳魔法」も万能では無く、ニュアンスの違いでうまくコミュニケーションが取れなかったり、ご都合主義でない物語が展開していきます。
そんな練りこまれた世界を、ちょっとエッチなことも考えちゃう等身大の主人公の視点を通してお楽しみください。