【もちもち異世界録】～世界は既に滅んだのに自称神に救済を命じられて困ってます～

ハードで硬派な作品だと感じました。
それでいて、ギャグシーンも挟むため、緩急の付け方が素晴らしいと思います。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（102文字）

冒頭は衝撃でした。
転生後の世界で何故主人公がそのような役割を与えられたのか、冒険する中で分かってくるのかなと思います。
そしてとにかくもちもちが可愛い。自分ももちもちしたものを相棒にして一緒に旅に出たい。そう思わせてくれる物語だと思います。
まだ読んでいる途中ですが続きが楽しみです。

故郷の世界で命を落としたはずだった主人公が、異世界へと転移し、故郷の救済手段を探していくファンタジー作品です。

主人公の暮らす世界は、ある日、唐突に滅びを迎えました。

当然ながら主人公も命を落とし、気が付けば見覚えのない白い部屋へ。

その場にいた随分とファンキーな神様は言います。主人公の努力次第で、世界は復活を遂げられると。

それだけを聞かされた主人公は、小さな白い生物だけを共に、異世界へと降り立ちます。

たどり着いた世界は、魔族と人族の戦争が絶えない修羅の世界。

まずはともかく生き延びねばならない。主人公は親切な魔族の勧めに従い、生きるための努力を始めます。

主人公はこの世界…続きを読む

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（88文字）

書きたいものが色々あって、それを一辺に伝えたいんだろうなという、熱いパッションが感じられます。
それにしても、なんだこのもちもち。
なんかかわいいぞもちもち。
でも役に立たないぞもちもち。
とりあえずもちもちしているぞもちもち。
もちもちとは何なのか……？
何かよくわからないもちもちしたものを求めているのであれば、この作品を好きになれることでしょう。