概要
魔獣化する少年と魔力を持つぬいぐるみたちの運命は紡がれる
実家の宝石店が倒産したことにより家を失くした17歳の少年・カディスは、体内に魔力を持つ石ができる「魔石病」の研究と治療を行っているという美女・ルピナに引き取られる。
ルピナの手伝いで森で薬草を探していたところ、枯れ木のような姿をした魔物に襲われる。
それを助けてくれたのは、かつて同じ町に住んでいた同い年の少年・アズと彼が連れていたもさもさしたぬいぐるみだった。
ぬいぐるみは、何もない空間から無数の氷の刃を出し、魔物を粉々にしてしまう。
アズたちの事をルピナに報告すると、彼女からは
「アズは魔石病かもしれない。このままにしておくと彼は魔力に支配され、大変なことになる。アズの事を調べてほしい」
と頼まれる。
ルピナの言う通りにアズの調査をするため、カディスは再び森へと向かうが…
登場人物
カデ
ルピナの手伝いで森で薬草を探していたところ、枯れ木のような姿をした魔物に襲われる。
それを助けてくれたのは、かつて同じ町に住んでいた同い年の少年・アズと彼が連れていたもさもさしたぬいぐるみだった。
ぬいぐるみは、何もない空間から無数の氷の刃を出し、魔物を粉々にしてしまう。
アズたちの事をルピナに報告すると、彼女からは
「アズは魔石病かもしれない。このままにしておくと彼は魔力に支配され、大変なことになる。アズの事を調べてほしい」
と頼まれる。
ルピナの言う通りにアズの調査をするため、カディスは再び森へと向かうが…
登場人物
カデ
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!きっとあなたも騙される
「ぬいぐるみ博物館」、という言葉の響きから、すごくファンシーな作品をイメージした私。
ええ、見事に裏切られました。
「残酷描写あり」「暴力描写あり」のレーティング表記に、「ダークファンタジー」のタグまでついているのに。
あれです、遊戯王で言ったら「ファーニマル」のファンシーな雰囲気を「デストーイ」でぶっ壊されたみたいな、そんな印象です。
そんな作者からの魔の手は作中でも容赦がなく、主人公はとても惨めでつらい目に遭わされます。
そしてどんどんと血生臭く陰惨な状況に身を置かざるを得なくなっていき……。
常に緊張と疑いの雰囲気を感じながらも、続きが気になってしょうがない、実に読ませる作品です。
さ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!少年たちが最後に辿り着く"答え"とは―――。
冒頭からファンタジーな世界観。しかも主人公カディスくん大ピンチΣ(゚Д゚)から始まるのも、はらはらどきどき。そしてピンチを救ってくれた重要人物らしき少年アズくん登場····って、助けてくれたのはまさかのぬいぐるみの方!? と。
第1話から情報量が多く、ふたりの再会から始まるだけでなく、色々と事情がありそう····?
主要人物は、
ある理由で家を失い、現在は薬草採集の仕事をしている少年、カディス。
子供の頃から魔法が使える少年、アズ。
しゃべるし魔力もある?ぬいぐるみのパサラ。
という、組み合わせ。
他にも物語が進むにつれ、増えていきます。
タイトルにある『ぬいぐるみ博物館』という、ア…続きを読む