異世界転生、冒険者、旅、スキル、魔法、テイマー、、と異世界転生の王道を行く、異世界好きにはたまらない要素が盛り沢山な感じです。
すごくタイプな作品で、よくあるトラブル体質の主人公じゃないとこも好印象。巻き込まれトラブルにないような立ち回りも主人公らしくて、ストレスフリーで読ませてもらって、、ました。
ただ、途中からヒロインっぽい足手まといにな仲間ができてから、ちょっと飛ばして読んでます。。
ヒロインっぽいのが、主人公のおかけで普通の人より成長早くて、一人で試行錯誤してきた主人公と比べると、頑張り屋というよりも、ぶっちゃけ図々しい印象があるし、なんていうか、主人公も、ご奉仕系主人公になってきてるんで、ヒロイン出てきてストーリーにメリハリあったほうが好きな人は、この展開が好ましいのかと思いますが、寄生ヒロインとかハーレム苦手な人は、途中から苦手になるかもですね(あ、この作品にいまのとこハーレム要素はないですよ!)。
ただ、自由に旅してるときのストーリーは、主人公の成長も感じられて、旅人らしい一期一会のストーリーも素敵な作品なんで、悩ましい!というのが、正直なところです。
まだ、特に恋愛っぽい雰囲気はないような感じはしてるんで、最終的に、仲間との別れみたいな感じで、また一人旅に戻るとかの展開あると、意外性あって個人的には嬉しいかなぁ〜。
前世の記憶以外特に初期チート無し。ゲーム的なステータスのある世界に転生した主人公・ロウが自分なりに異世界を見てまわるお話し
ゲーム的なステータスのある作品だと軽視されがちな世界観の描写が丁寧になされており、異世界に対する没入感を強く感じられる異世界情緒あふれる作品になっている。
異世界転生して赤ん坊からスタートしたロウがこの世界のことをわからないなりに自身を鍛え、仲間(魔物)と共に冒険者として世界を見てまわる。
ロウが旅をする中で異世界的な生物、野菜、調味料、宗教、統治制度、それらから作られる価値観などの異世界文化に触れ、ロウと共に読み手である我々も深く異世界に没入することが出来る。
作りこんだ世界観がリアリティと説得力を持たせ読者を異世界へ誘う良作
魔法が使えることは秘密にしないと権力者から危害が!?ということで絶対の秘密として慎重に行動する主人公。
従魔や旅で出会う聖獣様にしか秘密は話さず黙々と強くなっていきます。
家族や師匠にも秘密にする徹底ぶり(話すことで家族や師匠に危害がいかないように配慮しているためで信頼してないとかではなさそう)
思慮深く、魔法の研究なんかもとても考えていてドンドン強くなっていくのが面白いです。
と137話までは思って読んでましたが旅の途中の街の宿の娘に弟子入り志願されてチームを組むことを決意。
これまではかなり慎重路線でしたが登場して数話で特に絆を深めるイベントなくさらっと修行パートの後ヒロインゲットしました。
もうちょっと人間性を確かめるイベントとかあったらこれまでの慎重さとも辻褄が合って良かったのですがこの世界結婚相手は近場の相手でさくっと決めちゃう世界観なので(実家の兄達やヒロインの兄などもそんな感じ)よくある物語のように下手に地位の高い相手ではなくその辺の子に手を出した感じなのかもしれません。
秘密の契約とかの念の入れようは多少あるものの旅の宿に泊まった数話分の日数で普通の女の子(悪い子じゃなく普通のいい子です)をゲットしてしまったので他人の結婚とか見て主人公もこの世界の男の子として今後を考えてちょっと舞い上がってガードゆるまった印象です。
家族を人質に取らる心配のない子だったり長く一緒にいて情が熱くなりきったりした子だとわかるほどの娘と一緒になるかと思ってたので個人的には意外な展開。