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神が宿った猫のいるゲストハウスは、不思議がいっぱい!

瑠唯は故郷の壱岐島に戻り、家族から引き継ぐ形でゲストハウスを開業します。
東京で旅行業をしていた瑠唯。
自分のゲストハウスを開業できるなんて最高じゃない!楽しいお仕事小説の始まり!!
と、思いきや……。

瑠唯は、何やら事情を抱えている様子。祖母や幼馴染の男性の助けの手をやんわりと振り払い、一人で頑張ろうとします。
頼りたくない。その裏には、人と関わることの恐れがあるような……?

そんな瑠唯の前に、オッド・アイの白猫があらわれます。
本人が言うには、神の化身だそう。

本当に神様の化身なのでしょうか?
のんびりと過ごし、エサをねだり、祖母に甘える様子は猫そのもの。
ですが重大な任務があるようで、猫の気ままな生活をしながらも目を光らせています。

瑠唯が営むゲストハウス「青嵐」に、次々と集まってくる奇妙な客。
そして、幼馴染の男性が瑠唯に向ける不器用な優しさ。

ミステリーと恋の両方で、ドキドキしてしまいました。
丹寧さんは文章を書くのがお上手なので、読み応えがあります。神様の知識もあり、その世界も大変におもしろかったです。

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