他の作品にはない排他的でありながら違和感のないテンポのよさと残酷で容赦のない悪意に満ちた世界観に引き込まれます。
こんなの読んじゃったら普通のダークファンタジーじゃ満足できなくなっちゃうくらい、物語に引きずり込まれました。主人公の人間味が、どうしても続きを読みたくしてしまう。
全然チートじゃない。いや、ギフトらしきものはあれど有象無象のレベル。一気に17話読んでもさっぱり展開せず。しかしするする読めてしまう。続きが気になってやめられません。どこまで強くなる、一体何者になる‥
読めば読むほど、知れば知るほど、胸が苦しむ。なのに一日中この作品のことを考えてしまう。こんなものに出会ったのは初めてで、辛すぎるほどこの作品が好きだ。だから、この黒く濁った物語が終わった時、綺麗な花が咲いていることを私は願う。
なろう系の作品ってどんなに高評価を貰っている作品でも誇張抜きに9割が読むに堪えないそんな舌が肥えきった俺みたいな人間が睡眠時間を削ってのめり込んでしまうレベルの作品です
カルト教団に命を握られている状態で、自分を◯せる脅威に怯えながらも、主人公が見聞きした力の謎を考察・実践し成長していく過程が非常にスリリングで面白いです。なろう主人公によくある「目的が曖昧な主人公」とは違い、自分を縛り付ける枷を解きそれに関与している者へ復讐するという目的があるので“強さを求める”ことや“気の謎を追う”ことと自然に結びつき展開に説得力を持たせています。もし商業作品としての最低ラインを70点とするなら、これは85点を付けたくなるような秀作。続きが気になって仕方ありません。
各キャラ設定がしっかりとしておりながらもチートは存在せず、リアル思考で描かれていている。読んでて設定の矛盾によりモヤモヤしない作品。人の心の有り様がしっかりと描かれており主人公がウザくないのが良い。
命がいくつあっても足りないレベルで命が軽い世界で生きるために主人公含め同期の子供たちも様々なことを経験して、じわじわ強くなっていくのが気持ちいい。あとはやっぱりコクヨウとレンゲの尻尾ラブコメ素晴らしい。ラブコメって言うにはちょっとドロドロネチネチしてるけどこれを見るためにこの作品を見てると言っても過言ではないです。
超ダークで救いがなくて苦いすぎる物語。でもおかげでほんの少しの甘さが身に染みる。こんなにもifを望んだ物語は無い本当に救いが無くて辛いけど面白い
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