ものがたり

夜半よわを貫く警笛ふえの声 

ひとり涙の響きあり 

村雨の打つビルの窓 

途往く人の影を映しだす 

こんな筈じゃなかったと 

春の夢から醒めないで

元気は枯れて残るは勇気 

一重は酒を交わすアルバムに泣く

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

さざめく喋喋喃喃に 煙 亜月 @reunionest

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ