牛屋鈴

鏑木正也は架空の女子高生について妄想していた。

あんたをモテさせたりしない。あんたの黒歴史は私が守る！

「どうして保健室はエロいのか」

「君には催眠術師になってもらいます」

「えっと……どうも、宇宙人です」

「この『鍵』はなんと、あらゆる錠の開閉を自由にできます」

僕はその日、透明人間に一目惚れした。

「やめろ。お前なんか友達じゃない」

「私はね。もしも来世があるなら、次は豚になりたい」

ゆうくんが死んだ。

ブラウンはその昔、可愛い女の子の子熊だった。