米飛行士2人、9カ月ぶり帰還 宇宙船不具合でISS滞在長期化
[ワシントン 18日 ロイター] - 帰還船の問題で国際宇宙ステーション(ISS)の滞在が9カ月に長期化していた米宇宙飛行士2人が米東部時間18日午後6時前(日本時間19日午前7時前)に、スペースXの宇宙船で地球に帰還した。
米飛行士のスニ・ウイリアムズ氏とブッチ・ウィルモア氏は、ボーイング(BA.N)製の宇宙船「スターライナー」の技術的問題でISS滞在が当初予定の8日間から大幅に延びていた。
国際宇宙ステーションの滞在が9カ月に長期化していた米宇宙飛行士のブッチ・ウィルモア氏(写真)ら2人が18日午後6時前に、スペースXの宇宙船で地球に帰還した。写真はNASA TVから(2025年 ロイター)
16日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大西卓哉氏ら4人を乗せた宇宙船「クルードラゴン」がISSに到着し、ウイリアムズ氏とウィルモア氏を含む4人が帰還した。 もっと見る
帰還船は午後5時45分ごろに大気圏に再突入し、パラシュートを開いてフロリダ州沖に着水。飛行士らはテキサス州ヒューストンのジョンソン宇宙センターに移動し、数日間にわたる健康チェックを受ける。
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