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104歳、哲代さんのひとり暮らし

劇場公開日:

104歳、哲代さんのひとり暮らし

解説・あらすじ

広島県尾道市で100歳を超えてひとり暮らしを続ける石井哲代さんの日々を見つめたドキュメンタリー。

尾道の自然豊かな山あいの町にある一軒家で、100歳を超えてひとり暮らしをしている石井哲代さん。小学校の教員として働き、退職後は民生委員として地域に尽くしてきた。83歳で夫を見送ってからは、姪や近所の人たちと助けあいながら過ごしている。年齢を重ねて思うようにいかないことが増えても、哲代さんは自分を上手に励まし、自由な心で暮らしをしなやかに変えていく。その前向きでユーモアあふれる言葉の数々を紹介した書籍「102歳、ひとり暮らし。哲代さんの心も体もさびない生き方」「103歳、名言だらけ。なーんちゃって」は累計21万部を超えるベストセラーとなった。そんな哲代さんの101歳から104歳までの日々にカメラを向け、老いて楽しく生きるヒントにあふれた暮らしを映しだしていく。

リリー・フランキーがナレーションを担当。

2024年製作/94分/G/日本
配給:リガード
劇場公開日:2025年4月18日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
プロデューサー
中村知喜
古田直子
出雲志帆
髙山英幸
統括プロデューサー
岡本幸
撮影
的場泰平
筒井俊行
音響効果
金田智子
整音
富永憲一
編集
山本和宏
ナレーション
リリー・フランキー
全てのスタッフ・キャストを見る

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フォトギャラリー

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(C)「104歳、哲代さんのひとり暮らし」製作委員会

映画レビュー

3.5本家の嫁として子供を産めなかった事を申し訳ないと思われてる事が1番印象に残った

2025年2月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

広島県尾道市美ノ郷町の自然豊かな山あいの一軒家で、100歳を超えてひとり暮らしをしている石井哲代さんの日々を映したドキュメンタリー。
小学校の教員として働き、退職後は民生委員として地域に貢献し、83歳で夫を見送ってからは、姪や近所の人たちに助けられながら日々を過ごしてきた。年齢を重ね、出来ないことが増えても、前向きでユーモアを持って毎日を生きていた。書籍も出版され、ベストセラーとなった。そんな哲代さんの101歳から104歳までの日々の暮らしを映した作品。

なんて事ない老女の日常を映しただけだが、前向きでポジティブな生き方はこれから老後を迎える人全員の参考になると思った。
坂を降りる時は後ろ向きに降りると転倒しにくいのだと初めて知った。
本家の嫁として上下町から尾道市に嫁いで来て、子供に恵まれなかったため、跡継ぎが無く申し訳ないと思われてる事が1番印象に残った。

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共感した! 7件)
りあの

4.5雑草は教えてくれる

2025年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

単純

幸せ

百寿を超えた石井哲代さんの101~104歳までの日常に密着…と聞くと、老人介護や福祉が抱える課題にフォーカスするといった内容を想像するかもしれないが、本作ではそうした深刻な描写はほぼ皆無。ダジャレを言えば老いを自虐的に笑いのネタにする。驚いたのはテレビのドキュメンタリーだったら確実に字幕が入るところを、本作では要しない点。それだけ彼女の言葉が聞き取れる事を意味する。さすがに終盤では衰えを感じる描写もあるが、それでも自分の意識がハッキリしているのにもさらに驚かされた。
監督も認めているが、長寿の秘訣が何かは具体的には描かれないし、老人全員が石井さんのように重度の認知症を患わずにいられるとは限らないだろう。ただ彼女の存在は、100歳を超えても独居できる日本の福祉の今についてのモデルケースとなっている。
“雑草”をモチーフとしたブックエンド方式にしているのは狙ったのか、それとも偶然か。いずれにしても上手さを感じた。

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共感した! 2件)
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