某投資系商材 ¥327,800(税込)(¥298,000(税込)) 広告の表示、表現、説明、データなどに関して、法律、事例などに詳しい方、 何卒よろしくお願いします。 . 裁量トレードのサインツールなら、再現性がわからんから関心がなかったが、サインツールだけでも利益を狙えて、裁量を加えるとさらに勝率が高くなるという話だった。表示されていた値は、ざっくり勝率85-90%くらいだったかな。もちろん相場は生き物なので、過去の勝率が未来も続くとは思ってないし、バックテスト通りに勝てないと不満を言ってるのではない。購入してチャートを見たが、一瞬、サイン(矢印)が反対方向に出てるのかと思った。広告に出していた結果は、サイン単体ではなく、サインに裁量を加えた結果だと後で知った。サインの勝率の質問に対しては、回答が書かれていない。そして、サインだけでエントリーはすすめないと言う。バックテスト通りでないどころか、バックテスト自体がどうだったのかというレベルの話。 バックテストをしたらサイン単体の結果がわかると思うが、残念ながら、自分、その辺は素人なんで簡単にはできない。しかし、このクソツールは安い買い物ではない。バックテストする価値があるのかどうか迷うところ。もし、バックテストをして本当に酷い結果だった場合、虚偽の説明で販売していることが判明したら、何法で何の罪に問えますか?返金請求も可能なのだろうか?可能であれば、検証ソフトの購入費とバックテストの手間賃も請求したいところなのだが。 バックテスト以前にアウトだと思われる点も発見。というか、購入者の会員サイトに書いてあった。以前、スタッフ2名がツールを使ったトレードの取引履歴を見せる動画があった。実はツールだと損切りになる場面で、大きな利益になっていたという書き込みがあった。裁量でエントリーして、裁量で利益を伸ばす決済をした結果だったとか。スタッフは「サインに従ってトレードした。」と動画で言ってたけど。その1トレードは、スタッフ2名とも裁量判断でほぼ同じ利確だった。損切りせずに利益にできるような応用説明は教材になかったはずだ。その裁量トレードに対して質問があっても、のらりくらりで説明回答がない。 エントリーチャンスが多いというメリットを強調していたが、サインのアラートが鳴っても、サインを裁量で取捨選択するとかで、いくらチャンスのアラートがあっても、エントリー可能な回数は18通貨ペアを表示させても、1日に十数回じゃ、1時間に1回もエントリーできないかもしれない。アラートがあっても実際にエントリーできる回数の割合が小さくて、無駄なアラートのほうが多い。忙しい人におすすめ、1日数分とかいう話だったのに、毎度、サインをが鳴る度に裁量で確認していたら時間がかかって、普通の裁量トレードと変わらん。裁量トレードを補助するサインツールとして販売されていたならともかく、サイン単体では使い物にならん。 購入者の会員サイトの書き込みを見ると、高齢の方から助けてほしいというヘルプのコメントがちらほら。日本の証券会社で口座開設できないくらいの高年齢の人も、サインでエントリーするだけの、扱いが簡単な商品だと思って購入したんだと思う(頑張って海外業者の口座を開設したらしいが)。初心者でも大丈夫だと説明してあったからな。まさか裁量が必要な商品だったとは思わなかっただろう。(ちなみに、販売時にサポートがあると強調していたが、この販売会社の遠隔サポートは日本の証券会社限定で、金融庁に無登録の海外業者の場合はサポートはしないらしい。) これも後でわかったことだが、広告の月2000万円超え利益の取引履歴は講師の取引履歴ではなくて検証データだった。ロットを上げればいくらでも金額操作はできる。この販売会社は、100Lotでエントリーできる金融庁に無登録の海外業者のMT4で検証するのが好きみたいだな。日本の証券会社のレバレッジ25倍では簡単にエントリーできないLotで検証データを出して、月収いくら狙えるとか表示している。海外業者利用の勧誘に該当しないのだろうか?金融庁登録業者のグループ法人がそういうデータを出しても法的に問題ないのだろうか? 現在は販売されていないけど、この商材の価格を見て、ピンとくる人もいるかもしれない。毎回、商材は異なるので、この販売会社の広告商品だから価値がどうこう言うつもりはないが、トレーダーだけでなく、初心者も、高齢者も、皆正しく判断して購入できるように、今後は誤解を招かない広告を出してほしいと思う。