【ネタバレ注意】綾辻行人作「迷路館の殺人」についての質問です。以下ネタバレを含みます。 ---------- 迷路館の殺人を読む前に、十角館の殺人→水車館の殺人→迷路館の殺人の順番で読むべきというのを目にしてその順番で読みました。 上記の順番で勧められる理由を鹿谷門美の正体が島田潔であり、最初に出てくる島田を前作を読んでいればいるほど島田潔だと思い込む点なのかなと解釈したのですが、これだけなら水車館は飛ばしても問題はないのでは無いかと疑問に思ってます。 作中でXの悲劇をオマージュした殺害方法と作中作があるので、迷路館の殺人に出てくる作中作は何らかの作品のオマージュであり十角館の殺人と水車館の殺人ももれなくセルフオマージュの対象にしているのではとも思ったのですが、十角館はそれっぽいものがあるものの水車館は特にピンとくるものも無かったので見当がつかないまま悩んでいます。 十角館の殺人→水車館の殺人→迷路館の殺人の順番で読むべきであり、二度と読むことがないのであれば水車館等を飛ばしてもいいとまで言われる理由を知りたいです。 個人的にはどれも面白かったのですがこのままだと別に好きな順番で読んでも問題無いのでは?と感じています。