「着物好き人間」とインバウンド需要の関係。 先日(コロナが明けてから初めて)浅草へ和装小物をいくつか買いに出かけ 何度かお世話になっていた商店に入ったところ レジで何ともそっけない塩対応をされ・・・お会計時にも目も合わせない。 あれ?浅草のお店ってこんな感じだったか?と。 しかし店内をうろつく外国人には優しく懇切丁寧(必死な?)な接客。 複数の店でそんな対応に出くわし、微妙に後味悪く帰宅しました。 外国観光客を相手にする方が儲かるからだとは思いますが それでいいのか? 何となく浅草へ出向いて小物を買う気が失せてしまいました。 たまたま今日の店員がそういうタイプだっただけ、と思いたい。 しかし当方の生活エリア、着物や履物・和装小物を扱う店がほぼ絶滅し 上野、銀座、浅草、谷根千まで出向かないとなかなかに不便な有様で 着物好きには痛い現実であります。 ・・・これは当方だけの、先日だけの、体験でしょうか? 他の皆様はいかに?・・・と素朴な疑問。

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ベストアンサー

その辺り、ジレンマを感じるところと私も思っておりました。 私も着物と浅草はセットのように、ちょっと欲しいものがあればまずは浅草…というような感覚でした。 ですが、よくよく振り返ると、元々浅草という街は浅草寺が中心となっていたため、つい先日(のように思える20年位前)までは、浅草寺が閉まる夕方4時半位になると、仲見世もシャッターが閉まり、誰もいなくなる…というようないわゆる廃れゆく観光地で、それも私は心配でした。(『浅草も廃れたね〜』などとつい口から出るような…) 閉店時間をいつも気にして買い物しておりました。 その頃、たくさんあった和装小物、半衿専門店、帯専門店、扇専門店、舞踊専門店などが徐々になくなって行き、浅草ももうおしまいか…と思っていたところ、インバウンドがやってきて、それで持ち直し、閉店時間も延長されるようになり、そして今では暗くなった時間も賑わうようになったことに大変な驚きがありました。 そしてコロナ明けに行ってみたら…驚くほどに店が様変わりしていて、通った和装小物の店などもなくなり、業種の新しいお店が次々と軒を連ねていて、いわゆる浅草らしさ…という面影は薄れてしまったように思いました。 着物好きとして思っていた浅草ではなくなってしまった感がありました。 そんな時、思うのですが、もし今でもそれらが残っていたなら、きっとインバウンドの需要としても更に賑わっていたに違いないのではないか…と。 着物好きとするなら、やっぱり浅草だね…と思うような他にない品揃え…が海外の方にとっても本当の日本のお土産として求められるものだったのではないかと… 私自身はお店の人にそのような対応を受けたような経験はありませんが、質問者様がおっしゃるようにお店の方は海外の方に『必死』に見えました。 急速なインバウンドでおそらく下町の高齢の店主さんなども英語での対応やマナーの呼びかけ、そこで丁寧な接客という日本の魅力の発信などに焦点があり、商店街などでも勉強会などが開かれているのではないか…と私には思われました。 でも結局、それで浅草が生き残ることが出来たのだとも、とんでもない混雑となったとも思われ、いいんだか、悪いんだか…と考えることがあります。 とは言え、新しい浅草は別の楽しみ方もありますので、浅草寺ついでに、残った和装のお店にたまには行ってみようかな…などと思っております。(他にはないもの、あればお買い得には間違いないので…)

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ありがとうございます。 確かに、暗くなっても開いているお店が増えました。 浅草寺さんへお参りに行く街ではなく ただのお土産屋さん通りになっていくんでしょうか。 富士山に群がる外国人観光客と同じような? 本当に、いいんだか悪いんだか・・・です

ThanksImg質問者からのお礼コメント

新しい浅草の、別の楽しみ方・・・ そうですね、そう考えるようにします。 重ねてありがとうございました。

お礼日時:5/13 23:24

その他の回答(2件)

ご質問者様が指摘した通り、先の回答者様の内容にもあるように、浅草のお店の方々はとにかく訪日外国人客の対応に「必死」なんだと思いますよ。私が行く店も外国人で賑わっています。初めて見るキモノ、オビやゾウリに興味深々で、しかしどう身につけて良いかわからない。そういう人々に、少ないボキャブラリーで頑張って英語伝えようとしているお店の方は、上手くいけば大きな売り上げにつながるわけですから、必死にもなりましょう。 一方、日本人のお客様は、着物の勝手を知っていますから。特に目を配らなくても盗んだり、壊したり、ベタベタ触ることもないでしょうから、「塩対応」というか、ほっておいても大丈夫な対象になるのでしょう。お会計の時に、「外国人がいっぱいで大変ですね」とでもねぎらってあげれば、「そうなんですよ〜」とお店の人も緊張がほぐれるかもしれません。 日本人ばかりがメインのお客であれば、いろいろ買ってもらおうと懇切丁寧に接客していたでしょうけれど、そんな時代は終わりました。浅草寺周りと仲見世は、すっかり食べ歩きの街になってしまいました。内外の観光客が和風スイーツやら抹茶ドリンクを片手に歩いていますから、お店に持ちこまれて絹小物や布製品にこぼされては困りますよね。良識ある日本人の大人ならそんな事はしませんが、店頭をゆきかう日本人の修学旅行生ですらそんなノリですから、毎日が戦場にもなりましょう。 私はほとんど着付小物はアマゾンや楽天で買っています。幅広い品揃えがリーズナブルに試せます。良いものはデパートや呉服屋さんで探すこともありますが、フリマサイトで新古品を探すこともあります。着物のイベントや外国人の案内で浅草に立ち寄ることもありますが、小物はあの店に行かないと!という感覚は無くなりました。

ありがとうございます。 そうですか。やはり必死なんでしょうか。戦場・・・そんな感じもします。 確かにオンラインショップは便利で助かりますが 帯揚げや帯締めなど帯周りの小物、履き物は色使いが微妙で 以前ネットで買って失敗したことがあり やはり実物を見て購入したいな〜〜と。

着物の店でいうと、私の住んでいる地域は外国人観光客は来ないような土地柄のため、特に店に変わりはありませんでした。 仕事(接客業してます)でいうと、本店は外国人観光客が多いので、何年も前から本店の売上頼りな所はあります。 私は郊外店勤務なのですが、正社員は軒並本店に移動になり、残された少ない人数で、複数の売場を兼業する、みたいな感じです。 本店は外国人のための外国人の店員(名札に〇〇語OK、みたいに書いてある)も増えました。 以前、本店で買い物した時に、カタコトですがとても丁寧に接客してもらいました。 日本人スタッフにはスルーされましたね。