普段の講義をどの程度勉強したら、どれくらい理解できる人なのかにもよりますので、時間不足かどうか一概には言えません。公務員試験を受けたことがないのであれば、ご自身が今まで経験された試験(大学入試など)に置き換えて考えるとよいかもしれません。どれくらい時間をかけてどれくらいできましたか?
参考になるかわかりませんが、私の場合、
【大学在学時】
①人口10万程度の市(一般行政職)
7月試験で6月に受験を思い立ち、1ヶ月くらい勉強→合格
【数年後再受験】
②都道府県(技術職)
資格試験と内容かぶりそうだったので、専門試験の過去問勉強は省き、教養試験の勉強、約3ヶ月→合格
③国家公務員(一般職)
約7ヶ月勉強→合格
過去問みる限り、国が難しそうだったので、模擬試験のつもりで受験しました。結果、勉強時間を多くとらないと厳しいと実感しました。実際、あまり点数取れなかったので、ギリギリ合格ラインです。
【勉強】
・短期間になるので、あまり自力で解くことをせず、問題文と解説文を読み、分からないところは個別で調べて頭に入れました。計算系は、解説文の解法を、どこに着目して解くか考えながら丸写ししました。
・まんべんなくどの科目も同時進行で学習し、あきらかに理解に時間がかかる問題は読みとばして後回しにしました。この場合、余裕ができてから勉強しました。
・選択問題(文章)は、間違っている記述は、文章的に無理がある場合が多いように思います。これに気づけば、あまり理解できてなくても正当を選択できることがあります。
・時事問題は、ネットニュースや新聞などで補完し、根拠法関連は実際に調べて条文を読んでみます。
このやり方は、明らかに付け焼き刃です。しっかり知識として定着できている方々には劣ります。入庁できたら、ご自身の職務の勉強をしっかりなさってください。
博打のような方法です。失敗したときの二番手、三番手も考えた方がよいと思います。失敗した際、強い後悔が残るようなら、公務員は年齢しばりですし、再チャレンジもありだと思います。
あまりにも深刻に考えすぎると、パフォーマンスが低下するかもしれません。泣いても笑っても時間は戻ってきません。「●●しかない」と考えるより、「あと●●あるから、できるとこまでやってみよう」と割りきった方が気楽です。
勉強方法は、合う合わないあると思うので、ご自身で納得できる方法をいろいろ試してみてください。私のは、あくまで参考程度です。