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Photo:Nataliia Nesterenko/Getty Images

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エコノミスト(英国)ほか

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Text by COURRiER Japon

Netflixは、映画やドラマ、ドキュメンタリー、アニメシリーズ、ライブスポーツ、さらにはモバイルゲームに至るまで、あらゆるエンタメ領域に進出してきた。

だが、その豊富なコンテンツのなかに、ニュースだけは存在していない。

なぜ、ここまで幅広いジャンルを網羅するNetflixが、ニュースという伝統的で重要なジャンルを避け続けるのか?

その理由は、単に経営戦略というだけではなく、ニュースというジャンルが現代のメディア業界において「リスクのある資産」になってしまったことがあると、英誌「エコノミスト」は述べている。

ニュースはいつから「有毒な資産」になったのか?


同誌によれば、ニュース部門を持つことは、かつては企業の誇りだった。信頼と影響力の象徴として、ブランド価値を高めてくれる存在だったという。

しかし、それはいま多大な政治的リスクを伴う「有毒な資産」に変貌した。

その状況を象徴する出来事として同誌は、日本のニュース番組にも影響を与えた米CBSテレビが放送する長寿ニュース・ドキュメンタリー番組「60 Minutes」のベテラン記者が2024年4月放送回の終盤に「私たちの親会社であるパラマウントが」トランプ政権のご機嫌をとるために「この番組内容を監視し始めた」と視聴者に語ったことを挙げている。
残り: 1440文字 / 全文 : 2014文字
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