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松浦 晋也

松浦 晋也

Shinya Matsuura

ノンフィクション作家/科学技術ジャーナリスト

ノンフィクション作家/科学技術ジャーナリスト、宇宙作家クラブ会員。1962年東京都出身。慶應義塾大学理工学部機械工学科卒、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。日経BP記者として、1988年~1992年に宇宙開発の取材に従事。その他メカニカル・エンジニアリング、パソコン、通信・放送分野などの取材経験を経た後、独立。宇宙開発、コンピューター・通信、交通論などの分野で取材・執筆活動を行っている。母親の介護で右往左往する自分を冷徹に描いた『母さん、ごめん』『母さん、ごめん2』は大きな話題を呼んだ。神奈川県・茅ヶ崎に在住

◇主な著書
母さん、ごめん。2 ― 50代独身男の介護奮闘記 グループホーム編』(日経BP) 2022
母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記』(集英社文庫)(電子書籍・単行本は日経BP) 2017
小惑星探査機はやぶさ大図鑑(共著)』(偕成社) 2012

※このプロフィールは、著者が日経ビジネス電子版に記事を最後に執筆した時点のものです。

この著者の記事

「この連載は堅くて長い話が多すぎるわ、バカね!」

松浦 晋也の「チガサキから世間を眺めて」

「この連載は堅くて長い話が多すぎるわ、バカね!」

「そうだ、今回はオタク系で艶っぽいネタをやりましょう。マンガ班のモリナガさんとつい先日意気投合したんですが、オタク系男子ならばモンスリーに褒めてもらえたら本望ですよね。『バカね』って言われたいですよね。分かりますよね? これで行きましょう」

司馬遼太郎の言う「この国のかたち」の根本的な欠陥について

松浦 晋也の「チガサキから世間を眺めて」

司馬遼太郎の言う「この国のかたち」の根本的な欠陥について

司馬遼太郎の「この国のかたち」は「日本の近代」と名乗る“巨大な青みどろの不定形なモノ”との対話という小説仕立てで、日露戦争から40年で無条件降伏にまで滑り落ちた“この国のかたち”には、根本的な欠陥があるのでは、という問いが示される。

フォトショップを月400円で31年間使い倒した私

松浦 晋也の「チガサキから世間を眺めて」

フォトショップを月400円で31年間使い倒した私

私有してきたもの、私有できたものを、「利用」という形態に置き換えて、私有に伴うもろもろのユーザーの権利を奪い、従属させる――サブスクには確かにそのような側面がある。

絶対・確実な高利回りの投資先を教えましょう

松浦 晋也の「チガサキから世間を眺めて」

絶対・確実な高利回りの投資先を教えましょう

「馬で金もうけした奴ぁないよ」とはハナ肇とクレージーキャッツの「スーダラ節」で、植木等が歌う歌詞だが、この世には絶対・確実に、高利回りの配当を出す投資が存在する。

かっこよすぎる鬼の遺言「勲章位階ヘドが出るほど嫌いに候。」

松浦 晋也の「チガサキから世間を眺めて」

かっこよすぎる鬼の遺言「勲章位階ヘドが出るほど嫌いに候。」

もとよりたかだかウェブの連載コラムの1回や2回で、松永の95年もの人生を紹介し切れるものではないだろう。とはいえ、この遺書ははっきり「格好良いとは、こういうことさ」と言い切っても良いと思う。

「本宮ひろ志のマンガか」と突っ込みたくなる電力王の痛快人生

松浦 晋也の「チガサキから世間を眺めて」

「本宮ひろ志のマンガか」と突っ込みたくなる電力王の痛快人生

戦前は東邦電力という会社の社長を務め、敗戦後は政財界、さらには占領軍をも巻き込んだ大立ち回りで9電力会社の地域独占体制をつくり上げた、松永安左エ門(1875~1971)という企業人がいた。「電力王」あるいは「電力の鬼」との異名を取った人だ。

まだ沈まずや、ニッポンは……

松浦 晋也の「チガサキから世間を眺めて」

まだ沈まずや、ニッポンは……

小松左京の小説「日本沈没」(1973)ではラスト近く、連日不眠不休で日本人救出のために働いてきた登場人物の一人・中田が、船上で「まだ沈まずや、定遠は……だな」と繰り返し、昏倒するシーンがある。

どんなに論理的な人でも洗脳できるプロパガンダ動画の魔力

松浦 晋也の「チガサキから世間を眺めて」

どんなに論理的な人でも洗脳できるプロパガンダ動画の魔力

「ためしてガッテン」は長い放送期間の間に何回か番組の尺が変更されている。38分から45分あって、全部見るとそれだけの時間がかかるのだが、放送後に掲載されるウェブページを読むと、同じ内容が5分足らずで理解できてしまうのだ。

宮沢賢治が予見していたトランプ政権の末路

松浦 晋也の「チガサキから世間を眺めて」

宮沢賢治が予見していたトランプ政権の末路

宮沢賢治の「ツェねずみ」は弱者の必勝戦略とその顛末(てんまつ)を描いているので、すぐには気が付かなかった。怯懦(きょうだ)なツェねずみのキャラクターがトランプ大統領の印象となかなか重ならなかった、ということでもある。

国立国会図書館よ、永遠なれ

松浦 晋也の「チガサキから世間を眺めて」

国立国会図書館よ、永遠なれ

国会図書館のホームページでできることは多岐にわたるので、とりあえず私が今一番便利に使っている「国立国会図書館デジタルコレクション」を紹介したい。スキャンした書籍のデータはOCRでテキストも電子化されており、なんと全文検索もできる。

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