久々にふと思い立ってグランジを振り返りました。
自分は難しいことはわからないですが、好きな曲やそれぞれのバンドにフォーカスして思うことをだらだら書いていきたいと思います。
自分がグランジを好きな理由は、程よく適度な重さですね。ツーバスどこどこやるわけでもないし、キメキメで筋肉質なわけでもないし、あんまりテクニカルでもないところではないところ。いわゆるヘヴィな音楽とは違った種類の重さ、陰鬱さが10代後半の自分には刺さったんでしょうね笑
あまりテクニカルではなく、歪みによるヘヴィさのせいか、ヘビメタ好きや20'sのニューメタル好きからすると、中途半端な存在と扱われることが多かったと思います。
個人的には、決してグランジはメタルTを着るようなファン層でもなかったので、ファッション的にも好感度が高かったと思います。ネルシャツでダルダルな感じ、自分と一緒ジャンと笑（メタルTシャツがダサいと言いたいわけではないが。でもグランジ系バンドのグッズTシャツのデザインは往々にしてダサい気がする。どんぐりの背比べか。）
そんなわけでバンドごとに数曲ずつ推し曲を振り返ってみる。
パールジャムは正直高校の頃はあまりピンときていませんでした。本格的に聴くようになったのは大学の頃、さらには海外に行くようになってからもっと聴くようになりましたね。
もう10年近く前ですが、アメリカに一時的に住んだ時にアメリカでの人気はすごいんだなーと思いました。老若男女問わず皆んな好きって感じ。今はまた違ってるんでしょうが。カブスの野球中継見てたら急に出てきたのも良い思い出。
なんで日本ではNirvanaに比べそこまで人気がないのだろうと思いますが、Nirvanaに比べるとキャッチーさは少ないですかね。そもそも日本あんまり来ないし。欧米だと数年ごとに夏フェスのヘッドライナーで各地を回るので、単純に見れる機会が多いと思います。個人的にもパールジャムまたはエディ・ヴェダーで言うとシカゴ、ベルギー、ドイツ、オランダで見てるし。今回は日本でも見たかった‥
パール・ジャムはわかりやすいヘヴィネスでもなく、結構ブルースっぽい渋い曲も多いですが、少し歳を重ねていくと、その感じが非常に沁みるのです。アコースティックでやっても映える曲が多い。
この曲は終盤ライブで観客たちが大合唱するのがものすごく印象的。すごく歌いたくなるね。
ミドルテンポの曲が多いですが、少し速めなやつを一曲。これは演奏すると気持ちいいです。
個人的にはこちらもすごく好き。知らないうちにPV?が作られていたようです。Low Lightが収録されている「Yield」の25周年記念で2年前に公開されているのね。25年経って新しいPV作っているくらいなのでPearl Jamにとっても推し曲なんだね。
これは高校生の自分にとってはちと渋すぎるでしょうね笑
Smashing Pumpkins（スマッシング・パンプキンズ）
高校時代はパールジャムよりスマパンの方が好きでした。特に浪人生の時よく聴いていました。その当時は解散していて、ちょうど再結成してZeitgeistを出すあたりだったと思います。独特なゴシックな風貌、印象的な歌声、ベースが女性っていうのも他のバンドとは違ってカッコよく魅力的に見えました。
あまりPVとか見ないんだけど、スマパンのPVは印象に残るものが多くよく見ておりました。Tonight, Tonight、The Everlasting Gaze、Todayとか一回見たら忘れないと思う。最近の作品はそれほど惹かれてなくて、その意味ではパール・ジャムの方が継続して新作を聴いてるので、今は個人的に2番手になってますね。
フロントマンのビリー・コーガンのワンマンバンドっぽいところ（特に再結成後）もありますが、ドラムのジミー・チェンバレンの存在がでかい。ジミーの復帰前、後で観てますが、ドラムがジミーなのとそうでないのでは全く別物だと思いました。めちゃくちゃかっこいい。
イハも好きだけどもしかしたらソロ作品の方が存在感あるような。日系人のギタリストがアメリカのバンドにいるというのも当時は惹かれましたね。
Tonight, TonightのPVは月世界旅行という120年以上前のサイレント映画のオマージュのようです。そういうところもエモくて沁みる。
こちらはエモくはないけどビリーの動きが良くも悪くも？印象的で一度見たら記憶に残るのではないかと思います。後半のドラムが本当にカッコ良い。
これも名曲。どことなく拗れた青春感があると思います。
1979もTodayと近い感情が聴いていると芽生えます。語彙力ないけど、ただただエモい。
グランジ勢の中では一番最初にハマったバンドでしたが、今では一番聴かなくなってしまったかも知れません。歪みすぎている曲が聴けなくなってしまったのかな。
それでも好きなアルバムは、Nevermindより断然In Utero。こっちの方が陰鬱な気がするけど笑
捻くれているので、Smells Like Teen Spiritが入ってて売れているNevermindは聴きません、見たいのもあったかと思う。大名盤なんだけど。
なんだかんだScentless Apprenticeが好きな気がする。昔コピバンで提案したら同意をえられなかったけど笑
デイヴ・グロールの力強いドラムが炸裂していて真似したいことこの上ないのではないかと思いますが。バスドラを連打するのも他の曲ではない気がして良い。でもメロウではないと思うから一般的にはそこまで代表曲扱いはされないですかね。
これはIn Uteroの中ではかなりキャッチーなのではないでしょうか。
Nirvanaもアンプラグドが映えてカッコいいですね。MTVアンプラグドの映像は大人になっても定期的に見ていますね。
いけないとは思いつつ、昔から好きな曲を聴きながらお酒を飲むのは良いですね。家で飲みながら聞く前提になっているのであんまり激しくない曲を聞くようになるのだろうか。
続きはまた後日・・