大規模言語モデル(LLM)が私たちの情報探索のあり方を根底から揺るがし始めた時代。ソフトウェアエンジニアである著者が、その変化の渦中でLLMといかに向き合い、理解を深めてきたかの記録を綴った「観察日記」の第二弾です。
本書では、前作の2023年末から2025年初頭にかけて、ChatGPT、Gemini、Perplexity、NotebookLMといった主要なLLMサービスが遂げた進化の過程を、具体的な利用体験やAPI活用の試みと共に丹念に追いかけます。先行サービスの観察から得られる手掛かり、自ら行った実験、そして開発者としての視点から見たUI/UXへの考察など、LLMを実用的なツールとして捉えようとする思考プロセスを共有します。急速に変化するLLM時代の検索の「今」を、スナップショットとしてお届けする一冊です。