市場には、軽量の「Linux」ディストリビューションが多数存在しており、古くなったハードウェアを復活させる優れた選択肢となっている。軽量のディストリビューションがもたらす速度と柔軟性、セキュリティは、それらの古いコンピューターが決して経験したことのない水準のものだ。これはLinuxの美点の1つである。Linuxは、卓越した柔軟性と信頼性、セキュリティを提供するだけでなく、最新の「Windows」が正常に機能しないようなマシンでも快適なパフォーマンスを発揮できる。 そのようなディストリビューションの1つが「WattOS」だ。この飾り気のない軽量デスクトップOSは、ユーザーに即座に親近感を与え、10年前のコンピューターを新しくよみがえらせる。詳しい解説の前に、WattOSの基本事項について少し説明させてほしい。 WattOSのシステム要件 このLinuxディストリビューションは特に軽量化を目的
Linux Daily Topics “ロシアのトロールどもに告ぐ、この変更が元に戻ることはない” ―Linus、ロシア系メンテナーの"追放"を認める 開発中の次期カーネル「Linux 6.12」の4本目のリリース候補版となる「Linux 6.12-rc4」は、スケジュール通りに10月20日に公開されたが、その前々日となる10月18日、カーネルメンテナーのGreg Kroah-Hartman(GKH)はいつもとは雰囲気が異なるパッチをカーネル開発者のメーリングリストに投稿した。 [PATCH] MAINTAINERS: Remove some entries due to various compliance requirements. -Greg Kroah-Hartman Remove some entries due to various compliance require
本記事の要点 「Linux Lite 7.0」は公式サイトから無料でダウンロードしてインストールできる。 この軽量「Linux」ディストリビューションは、必要なものがすべてそろっており、パフォーマンスは極めて良好だ。 デフォルトのデスクトップは少し味気ないが、かなり簡単にカスタマイズすることができる。 先頃、筆者の友人が古いノートブックをもう一度使えるようにしたいと思っていた。その旧式のIntelベース「MacBook」はAppleのサポートが終了していたため、どこかの埋め立て地に送って処分するのではなく、一度も使ったことがない「Linux」をインストールしようと友人は決断した。 最初に試したのは「Linux Mint」だった。出発点としては間違いなく良いものだが、残念ながら友人はインストールに失敗した(主な原因はマシンの執拗なまでの遅さ)。そこで筆者に助けを求めてきたわけだ。 ハードウェ
Zstandard (zstd) は、圧縮・展開が速いことを特徴とする可逆圧縮アルゴリズムである[2]。またC言語で書かれた前述のアルゴリズムのリファレンス実装の名前でもある。Meta Platforms, Inc.に所属しているYann Colletによって2015年から開発されている。 この実装のバージョン1.0.0は2016年8月31日に自由ソフトウェアとして公開された[3][4]。2018年10月に RFC 8478 で規格化され、2021年2月に RFC 8878 に更新された。メディアタイプは application/zstd [5]。英語発音はズィースタンダード(zee standard)[5]。 Zstandardは、デフォルトの圧縮レベル3の場合、現在主流であるDeflate (ZIP, gzip) アルゴリズムとほぼ同じ圧縮率だが、より高速に圧縮と解凍が行えるように設計
ドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州のデジタル担当大臣であるディルク・シュレーダー氏が、州政府のシステムをオープンソースのソフトウェアへと切り替えることを発表しました。これにより、約3万人の職員が使うOSがWindowsからLinuxへと変わり、Microsoft OfficeがLibreOfficeへと切り替えられる予定です。 schleswig-holstein.de - Der Ministerpräsident - Staatskanzlei und Bundesangelegenheiten - Einstieg in den Umstieg: Schleswig-Holstein setzt auf einen digital souveränen IT-Arbeitsplatz in der Landesverwaltung https://www.schleswig-
Red Hat Linuxの開発者であるリチャード・M・W・ジョーンズ氏が、Linux v6.4の起動時にハングアップするバグがあることに気づき、Linuxを29万2612回も再起動するテストを行ったそうです。 I booted Linux 292,612 times | Richard WM Jones https://rwmj.wordpress.com/2023/06/14/i-booted-linux-292612-times/ Dev Boots Linux 292,612 Times to Find Intel, AMD Kernel Bug | Tom's Hardware https://www.tomshardware.com/news/dev-boots-linux-292612-times-for-1-in-1000-kernel-bug ジョーンズ氏が起動時のハング
Appleが独自開発するSoC「M1」搭載Macでの動作を目指すLinuxディストリビューション「Asahi Linux」で、Linux開発系VTuberの朝日リナ氏が「GPUのカーネルドライバーがテストを99%以上パスした」と報告しました。 ???????????? My Linux M1 GPU driver passes >99% of the dEQP-GLES2 compliance tests!!!!! ???????????? Most of this is thanks to @alyssarzg's prior work on macOS, but now I can replicate it on Linux! ^^ pic.twitter.com/BTI4AIUTkC— Asahi Lina / 朝日リナ //nullptr::live (@LinaAsahi) Oc
by TED Conference Linuxの生みの親でLinuxカーネル開発の優しい終身の独裁者としても知られるリーナス・トーバルズ氏が、Linux 6.1の初期リリース候補版となるLinux 6.1 -rc1をリリースした際に「開発サイクルのもっと早い段階でコードを追加してほしい、ギリギリになって作業するのは高校生で卒業するべきだ」と開発者に呼びかけたと報じられています。 Linux-Kernel Archive: Linux 6.1-rc1 https://lkml.iu.edu/hypermail/linux/kernel/2210.2/00359.html Linus Torvalds to Linux devs: Stop pulling all-nighters • The Register https://www.theregister.com/2022/10/17/li
by the SerenityOS team 90年代のPCのようなデザインを再現した「SerenityOS」を開発するアンドレアス・クリング氏が、新たにウェブブラウザ「Ladybird」を開発していることを明らかにしました。Linux、macOS、Windows(WSL)、およびAndroidで実行可能で、記事作成時点で開発の初期段階にあるそうです。 Ladybird: A new cross-platform browser project – Andreas Kling – I like computers! https://awesomekling.github.io/Ladybird-a-new-cross-platform-browser-project/ LadybirdはSerenityOSのLibWebエンジンとLibJSエンジンをベースにしています。 クリング氏がSer
Jack Wallen (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2022-09-14 07:30 筆者は1997年から「Linux」を使用している。このオープンソースのデスクトップOSは、柔軟性や信頼性、安全性が競合OSよりも大幅に優れているだけでなく、楽しさという点でもはるかに上回っていると断言できる。筆者はこれまで、可能だからという理由だけでLinuxデスクトップの微調整に多くの日(そして週末)を費やしてきた。 筆者がカスタマイズしたデスクトップには非常に印象的なものがあり、友人たちはどうすれば同じ外観にすることができるのかと知りたがったが、彼らが選んだOSにそんな芸当はできないことが分かると落胆していた。 そこで、Linuxデスクトップにできて他のOSにはできない非常にクールなことをいくつか紹介したいと思う。本記事の目的は、読者の皆さんにLi
前回のX68000に引き続き、PC-8801エミュレータを動かしてみた! 前回のブログと同じようなタイトルにして、ブログを活性化させようって魂胆がミエミエだ!(^^) XM8 動かしているエミュレータはPI氏作のXM8だ。 XM8 ありがたい事にソース含めて公開してくださっている。 SDL対応が中心となっているおかげで、WindowsでもAndroidでもSDLを入れたら動くっぽい。 もしかしてMacでもSDL入れたら動くかも??(試してないけど)。 Source/README-BUILD.txtに基づき、Linux on DM250でビルドをする。 コンパイラのバージョン違いで、許されない表記箇所がいくつかあるので、そこは修正が必要。unsignedの配列に負の数が入ってるとか、些細な表記だ。 さくっと直してしまおう(^^) 動かしてみた感じ ↓動いてる状態はこんな感じ。 ポメラでPC-
2022.09.06: 一部追記しました! 2022.09.07: ソース、バイナリの公開について、を追記しました! Debian Linux 2022.09.06追記 ソースはpx68k-libretroを利用 px68k-libretro フレームバッファ版に改造 サウンド対応 マウスとジョイパッド対応 内部の処理を一部スレッド化 おわりに キーボードの対応 2022.09.06追記 ソース、バイナリの公開について 2022.09.07追記 最近、ポメラDM250で動かしているX68000の画像や動画をtwitterに載せまくっている。 そのおかげか、ダイレクトメッセージをたくさん頂いてます!(^^) ほーらみんなもポメラが 欲しくな〜る 欲しくな〜る…( ̄▽ ̄)#ポメラ #DM250 #X68000 pic.twitter.com/SQCWzZz7bP — PocketGriffon
セキュリティ研究者のSick.Codes氏が、2022年8月15日から16日にかけてラスベガスで開催されたハッカー向けイベント「DEF CON 30」で、世界最大の農業機械メーカーであるディア・アンド・カンパニーのトラクターに搭載されるシステムをハッキングして名作FPSゲーム「DOOM」を移植したと報じられています。 Def Con hacker shows John Deere’s tractors can run Doom - The Verge https://www.theverge.com/2022/8/15/23306650/def-con-hacker-john-deere-tractors-run-doom-right-to-repair Sick.Codes氏は実際に4240車載式モニター上でDOOMを起動している様子をムービーで公開しています。制御パネルのUI上に出現し
Torvalds氏はまず冒頭で、自分は人前で話をするのが苦手であり、この種のプレゼンテーションはインタビュー形式で行うことにしていると述べた。これは、「自分はソフトウェアを作る人間であり、講演をするのは本分ではない」からだという。同氏は、「私は聴衆が何を聞きたがっているかを知らない。だからDirkに質問をしてもらえば、質問がまずかったとしても私の責任ではない」と冗談を言った。 最初の話題は、コロナ禍がカーネル開発に与えた影響についてだった。結論から言えば、コロナ禍はカーネル開発にはあまり影響を与えず、むしろ生産性が向上したという。Torvalds氏は、「今言ったことの一部は撤回する。コロナ禍は確かに、多くの開発者に影響を与えた。しかし、ロックダウンが始まってから最初の数カ月間に誰かが開発の観点から行った調査で、生産性が上昇したことも分かっている。これは、私たちが今までもすべて電子メール越し
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