ゲーム内のオブジェクトに貼り付けられるテクスチャ。3Dグラフィック技術が急速に発展した1990年代後半からは、ポリゴンのみでは表現できないリアルな質感を出すためにテクスチャが用いられることが多くなった。テクスチャ素材には実写の画像が用いられる事例もあり、さまざまなゲーム作品でオブジェクトに彩りを与えてきた。 そんなゲームのテクスチャについて、調査をおこなう有志グループが存在する。クリエイター集団Render96だ。同グループは1996年に任天堂が発売した『スーパーマリオ64』を中心に、おもにNINTENDO 64向けソフトに用いられているアセットの出典元を分析している。Render96に所属し、“テクスチャ考古学者”を名乗るRoovahlees氏は今回、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』に登場する丸太の断面を表すテクスチャの出所を突き止めた。 The Legend of Zelda:Ocari