グーグルが提供するChrome(クローム)のユーザーは追跡されている。 昨年、トラッキングCookieを復活させる決定が行われ、プライバシーをめぐる大きな波紋を呼んだ。プライベートブラウジングからデータを収集していたとされる疑惑も同様である。だがグーグルが計画している新たなアップグレードによって、これらの問題は一挙に解決するはずだ。とはいえ、あまり楽観視しないほうがいい。稼働したばかりの厄介な新しいトラッキングがあるからだ。 まずは良いニュースからだ。トラッキングCookieは一度きりの「グローバルプロンプト」アップグレードでついに廃止される見込みだ。これによってChromeのユーザーは、アップルのように「追跡を許可するかしないか」を選択できるようになるという。これは朗報だが、その実施時期は明らかではなく、業界内ではグーグル自身のアカウント追跡があることを踏まえると不公平な優位を得るのでは
ドバイを拠点とするAIエンジニアリング企業のLEAP 71が、大規模計算工学モデルのNoyronが設計して3Dプリンターで出力した液体燃料ロケットエンジンの燃焼試験に成功したことを発表しました。 LEAP 71 hot-fires 3D-printed liquid-fuel rocket engine designed through Noyron Computational Model | LEAP 71 https://leap71.com/2024/06/18/leap-71-hot-fires-3d-printed-liquid-fuel-rocket-engine-designed-through-noyron-computational-model/ We just test fired a 20,000 horsepower AI-generated rocket engi
Masakazu Asama @m_asama いま Google Maps を名乗る方から電話がかかってきて「営業時間を教えて欲しい」ということだったんだけど、完全に人間じゃなかったんだけど完全に人間だった。。。ちょっとした恐怖のようなものを感じてしまった。。。 2024-06-03 12:17:58 Masakazu Asama @m_asama 平日の営業時間しか答えなかったら「土日はやってるのか?」と聞かれて、土日はやっていないと答えたら「『月曜日から金曜日のx:xx~x:xxで土日はやってない』で間違いないか」と聞かれ間違いないと答えたら「ありがとうございました」といって切られた。。。 2024-06-03 12:18:13
Project Silicaは、2023年までに100ゼタバイトを超えるデータをクラウドに保存することを目指し、ストレージシステムの構築と技術を根本的に再考するというMicrosoftのプロジェクトです。2019年には映画「スーパーマン」を手のひらサイズの石英ガラス板に保存することに成功しましたが、2023年10月にはそのストレージ容量は100倍以上の7TBまで成長し、保存できる寿命も1000年から1万年まで延長していることが発表されています。 Sealed in glass – Microsoft Unlocked https://unlocked.microsoft.com/sealed-in-glass/ Microsoft's glass data storage system saves terabytes for 10,000 years https://newatlas.co
2019年に発見された新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の起源については、記事作成時点でも見解が分かれており、中でも初めて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が確認された中国・武漢にある研究所から流出したという「人工説」に関する国連の調査は中国政府の非協力的姿勢により頓挫しています。この説について調査を進めていたアメリカの捜査官による調査報告から、武漢ウイルス研究所では中国軍と協力してコロナウイルスを組み合わせる研究が行われていた実態が浮かび上がったと、イギリスのニュースメディア・The Sunday Times紙が報じました。 What really went on inside the Wuhan lab weeks before Covid erupted https://www.thetimes.co.uk/article/inside-wuhan-lab-covi
1981年に第1作目が公開された人気アクションアドベンチャームービー「インディ・ジョーンズ」の第5作目「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」が、2023年6月30日に全世界同時公開されます。さまざまな困難に出くわす考古学者のインディアナ・ジョーンズが人々の前に登場してからおよそ40年、演じるハリソン・フォードも御年80歳と高齢になりましたが、最新作ではAIの力を借りて若き日のインディアナ・ジョーンズを再現していることが話題となっています。 'Indiana Jones 5' will feature a de-aged Harrison Ford for the first 25 minutes https://www.engadget.com/indiana-jones-5-will-feature-a-de-aged-harrison-ford-for-the-first-25-mi
デンソーウェーブは、長方形型の新しいQRコード(注1)「rMQRコード(アール・エム・キューアールコード:長方形マイクロQRコード)」を開発しました。rMQRコードは、QRコードの特性である優れた読み取り速度とデータ容量を持ちながら、細長く狭いスペースへの印字を実現するもので、製造業をはじめとした幅広い業界において、情報や資源の効率的な管理・運用に貢献します。また、rMQRコードは国際規格(ISO)を取得しており、世界中のすべてのユーザーに自由に安心して使っていただけます。 (規格番号:ISO/IEC 23941:2022) ■rMQRコードの開発背景 デンソーウェーブは1994年、QRコードを開発しました。QRコードは優れた読み取り速度とデータ容量を持ち、また、パブリックドメインであることから、世界標準となり幅広い分野で活用されています。次いで小型の「マイクロQRコード(注2)」を開発す
TOTOエコリモコンとは? TOTOといえばウォシュレットが有名ですが、電池不要タイプの「TOTOエコリモコン」という製品が販売されています。 これ自体は以前から売られているものですが、新品を入手する機会があったため、電池不要な構造を調べてみるために購入して分解してみました。 TOTOエコリモコンの外観をチェック 分解検証用に購入したTOTOエコリモコンです。 家庭用ウォシュレット等で見かけるリモコンとはデザインが全く違い、シルバーで大型のボタンを備えたものとなっています。 また電池不要タイプという事で、LEDランプによる表示や液晶画面などは存在しません。 ボタン部分を横から撮影してみました。 大型のボタンはクリック時のストークも大きくなっており、操作性という面ではユニバーサルデザインを意識したものといえるでしょう。 また大きなストロークは電池不要な構造の関係する部分でもありそうです。 今
リコールの発表は2日連続となっており、テスラの迷走を象徴するかのようだ。11月18日には助手席エアバッグが正常に展開しないおそれがあるとして、約3万台のモデルXのリコールを発表している。ロイターによると株価は3%の下落を記録し、2年来の安値となった。 翌11月19日には、同社は10倍規模のリコールを発表する。テールランプが点灯しない不具合を理由として、全米で32万台をリコールする展開となった。起動処理中にまれに故障を誤検知することで、ランプが断続的に点灯しない不具合が発生することがあるという。 同社はソフトウエア・アップデートで対応可能だとしているが、アメリカだけで32万台に影響する大きな不具合となった。同事象は海外でも報告されており、影響数はさらに膨らむとみられる。 安全性を担保するだけの技術力が不確かなまま、見切り発車で販売に踏み切ったともいえる。 高校生が死亡、映像はツイッターで世界
「茹でた卵を元の生卵に戻す!?」そんな、実現不可能に思えることを、何年も前から世界中の化学者たちは、大真面目に研究に取り組んでいたようです。 カリフォルニア大学アーバイン校が運営する「UCI News」に掲載された、トリックなしの研究成果に注目です! カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)とオーストラリアの化学者らによる共同研究で、ゆで卵を生卵に戻す技術が成功された。 生化学誌『ChemBioChem』によれば、この技術がなんとガン治療や食品生産の現場で活かされ、大幅なコスト削減も可能となると伝えている。 どうやらバイオテクノロジー産業において、予想される削減額は、驚きの1,600億ドル(約20兆円)にも及ぶとか。研究を指揮したUCIの化学・分子生物学・生化学教授、Gregory Weiss氏は以下のように述べている。 「研究レポートで書いた通り、絡まったタンパク質を引っ張って離し、それ
JR西日本が2025年の開業を目指す「うめきた(大阪)地下駅」に、積水化学工業がフィルム型ペロブスカイト太陽電池を設置する。一般共用施設への設置計画としては世界初の事例になるという。 積水化学工業は2022年8月、西日本旅客鉄道(以下、JR西日本)が開業を目指す「うめきた(大阪)地下駅」にフィルム型ペロブスカイト太陽電池を提供・設置すると発表した。JR西日本によると、一般共用施設への設置計画としては世界初の事例になるという。 フィルム型ペロブスカイト太陽電池は、ペロブスカイトと呼ばれる結晶構造を用いた次世代太陽電池。軽量かつ柔軟という特徴を持ち、ビルの壁面や耐荷重の小さい屋根、あるいは車体などの曲面といった、さまざまな場所に設置できる。また、塗布などによる連続生産が可能であること、レアメタルを必要としないなどのメリットがあり、次世代の太陽電池として今後の普及が期待されている。 積水化学工業
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 中国の浙江大学とドイツのダルムシュタット工科大学の研究チームが開発した「GhostTouch: Targeted Attacks on Touchscreens without Physical Touch」は、電磁波を用いて他人のスマートフォンを遠隔操作できる攻撃だ。機器を仕掛けたテーブル上にスマートフォンが伏せて置かれると、そのスマートフォンのスクリーンに直接触れずにタッチ/スライド操作が行えるという。 静電容量方式タッチパネルは、マルチタッチ機能、長寿命、コストパフォーマンスに優れているため、スマートフォンやタブレットに広く利用されている。 だが静電容量式タッチパネルは小さな電界を測
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米ライス大学の研究チームが開発した「Necrobotics: Biotic Materials as Ready-to-Use Actuators」は、死んだクモの体を再利用し、クモの動きのメカニズムを利用したロボットグリッパーだ。クモの死骸に注射針を刺し、そこから空気を注入することで脚の開閉を機械的に行い、物をつかみ取る。 クモが死ぬと全ての脚が内側に丸まることが知られている。これは生前に脚を筋肉で動作させているのではなく、液体をエネルギー媒体にした油圧式によって動かしているからである。クモの脚には人間の上腕二頭筋や上腕三頭筋のような拮抗する筋肉がなく、脚を内側に縮める屈筋だけがあり、前
斬新なギア構造が決め手! 動力の伝達効率が99%のシャフト・ドライブ自転車2018.07.18 08:0569,863 岡本玄介 世界一効率の良い駆動系なのだそうな。 チェーンでもベルトでもない、一本の棒による回転で動力を伝えるシャフト・ドライブ。それ自体は珍しい技術ではありませんが、ドイツで開催されていた展示会「EUROBIKE」にて、斬新なギアが決め手のシャフト・ドライブ自転車「DRIVEN」が登場しました。 これはまだコンセプト・デザインであるものの、開発したceramicspeed社は366エントリーの中から見事EUROBIKE大賞2018を獲得したとのこと。 「DRIVEN」のギアは、まず後輪のギア(スプロケット)が持つ外向きのギザギザが、自転車の進行方向からみて右方向にすべて隆起しているのが最大の特徴です。そしてこれが、大小13枚あります。一方シャフトには、歯車の代わりにベアリ
研究チームでは、「菱面体硫化ホウ素」という層状の物質をまず合成。この化合物はもこれまでに数件しか合成報告がなかったが、高圧・高温環境から室温まで急冷することで合成できたという。これを剥離することで硫化ホウ素シートの生成に成功した。 菱面体硫化ホウ素の走査電子顕微鏡(上段)と、電子線マイクロアナライザー観察(中段・下段)の結果。黄色は硫黄、緑はホウ素の部分で両者が電子顕微鏡像と同じ形をしていることから、観察している試料が全て硫黄とホウ素で構成されていることが分かる このシートを重ねると、電子のエネルギー差である「バンドギャップ」が最大で1.0eV(エレクトロンボルト)変化したという。 硫化ホウ素シートは軽い元素から構成されており、非常に薄いため、サイズの微小化が求められる電子デバイスなどで新しい半導体部品となる可能性がある他、太陽電池や光に反応するセンサーの材料などへの応用も考えられると研究
ほぼ無尽蔵ともいえるナトリウム(Na)イオンを使うNaイオン2次電池(NIB)の本格的な量産が近く始まりそうだ。出力密度の高さに加え、潜在的にはエネルギー密度でもリチウム(Li)イオン2次電池を超えるほど高い。定置型蓄電池では、比較的早い時期に主役の座に座る可能性も出てきた。 「本当かどうか、まだ分からない」─。ナトリウム(Na)イオン2次電池(NIB)の研究者は、同分野の研究者やメーカーに衝撃が走った2021年5月のニュースをこう話す。ニュースとは、世界最大のLiイオン2次電池(LIB)メーカーである中国CATL(寧徳時代)の創業者兼CEOのRobin Zeng氏が同月21日の株主総会で、「我々が開発してきたNIBの技術が成熟し、量産可能になった。2021年7月にもNIBの製品を出荷する」と述べたという報道が中国国内外でなされた件である注1)。 注1)ただし、同株主総会の投資家向け質疑応
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