政府が大手の小売業者に「随意契約」で売り渡し始めた備蓄米について、大村秀章知事は3日の定例会見で「この施策をやると、値段は下がるが、相当ハレーションが起きる。どういう形で線を引き、値決めをしたかについて、国は合理的な説明をしていただかなくてはいけない」と述べた。
国民民主党の玉木雄一郎代表は3日の記者会見で、今夏の参院選をめぐり、同党の山尾(菅野)志桜里・元衆院議員の比例区擁立に批判が相次いでいることについて「候補者は本当に自分が当選しよう思っているのであれ…
岐阜県関市が映画企画の補助金2千万円の返還を兵庫県豊岡市の企画会社「IROHA STANDARD(イロハスタンダード)」に求めている問題で、関市の山下清司市長は2日、同社が虚偽の会計報告を市に提出したとして、社長の女性(43)を偽造私文書等行使の疑いで関署に刑事告訴したと発表した。署は5月30日付で受理した。 山下市長は補助金2千万円と加算金、遅延利息を求めて、同社と、社長を含む取締役3人を民事で訴える方針も表明した。市議会6月定例会に関連議案を提出する。会見で「犯罪行為を見過ごすことはできない。警察の捜査に任せる」と話した。
名古屋市教育委員会は30日、市立小学校で28日にあった理科の実験で、エタノールに引火する事故があり、児童1人が右手にやけどを負ったと発表した。やけどの程度は重く、感染症の恐れがあるため手術に向けて入…
福井県若狭町の水月湖(すいげつこ)で6月から、年輪のように湖底に積み重なる7万年分の地層「年縞(ねんこう)」の掘削調査が11年ぶりに始まる。考古学や地質学の年代測定で「世界標準のものさし」として使われている年縞は、地球上でいつ、何が起きたかを知るための貴重な試料。地層から過去の気候変動を把握し、自然災害がどのような条件下で発生してきたかを解明し、今後の防災につなげる。 水月湖は観光地として知られる三方五湖の一つ。周囲からの水の流入が少ない上、水深34メートルで最深部は酸素が少なく生き物がいないため底がかき乱されず、泥や黄砂などが1年ごとにしま模様になって積み重なっている。厚さは約45メートルで、それぞれの層に含まれる葉の化石や炭素量などから、気温の変化や地震、火山の噴火、洪水といった災害が発生した年代を特定することが可能だ。
名古屋市教委は30日、名古屋市立小学校で28日に高学年の理科の実験中、男性常勤講師(28)の誤った指導が原因で児童1人が右腕にやけどを負った上、学校側が救急搬送しなかったと発表した。市教委は救急搬送すべき事案だったと認めた。やけどは重く、3カ所目の病院で入院した。感染症の恐れがあるため手術が必要で、入院期間は3週間に及ぶ見通し。学校側は両親に謝罪した。 市教委によると、事故は光合成で葉にでんぷんができたかを調べる実験中に発生。本来は葉とエタノールを入れた試験管を、約80度の湯が入ったビーカーに浸して葉の色素を抜いた上で、白くなった葉にヨウ素液をかける手順だった。
老朽化のため解体方針が決まっている岐阜県多治見市の多治見修道院について、保存を模索する実行委員会が設置されることになった。築95年の歴史ある建物は市のシンボル的存在となっており、まず耐震調査を実施す…
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