自分が捜査対象になっていたストーカー事件の担当警察官に禁止命令後もストーカー行為をしたとして、奈良県警奈良署は26日、奈良市の非常勤職員の30代の女をストーカー規制法違反の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 署によると、女は22日ごろ、奈良署の40代警部補に対し、同法によるつきまとい行為などの禁止命令を受けていたにもかかわらず、「ちゃんと籍もいれたい」「愛があると思うから」などと書いた手紙1通を奈良署に郵送し、閲読させた疑いがある。 警部補は、女が昨年10月に別の同法違反容疑事件で逮捕された際に捜査を担当した。その後、女はこの警部補に「結婚して下さい」などと書いた手紙を計3回郵送し、同法違反容疑で逮捕され、禁止命令を受けた。警部補は既婚で、女との交際関係はなかったという。 女は調べに対し、「他の警察官が頼れないので(警部補を)頼った」などと話しているという。 ","naka5