「じてんしゃ図書館」引き全国行脚 徳島出身の土居さんが佐世保入り 自作の「じてんしゃ図書館」で全国行脚する土居一洋さん＝佐世保市松浦町 本棚を取り付け「移動図書館」にした自家製自転車を引いて全国行脚を続ける土居一洋さん（３２）＝徳島県鳴門市出身＝が４、５の両日、佐世保市内を巡った。自身が感銘を受けた本を各地の図書館などに置いてもらう活動を始めて７年目。全国の街角で本を貸し出す試みも続けている。 自転車の後部に、水車の形をした荷台。自作の水車は、中に本を立てられる本棚になっている。和装の着流し、げた履き姿で、自転車を含め重さ約１２０キロの「じてんしゃ図書館」を引いて歩き、街角で声を掛けられたら本を貸し出す。 貸し出しとはいえ「返却不要」。旅の先々でアルバイトをして買った本を希望者に実質的に提供する。ただし「読み終えたら周囲の人に貸してあげて」と呼び掛ける。 ２００４年、２０世紀の戦争
屋内で三輪車に乗ってもいいの――？ 約２００万冊を所蔵する府立中央図書館（東大阪市荒本北）の地下書庫では、直線距離が最大で縦横各１００メートルと広いことから、スタッフが三輪車に乗って本を探しに出かける＝写真＝。 カウンターから閲覧請求がファクスで送られてくると、すぐさま所蔵位置を確認して三輪車に乗車。書架の切れ目となる“交差点”では「交通事故」防止にベルを鳴らす。本を見つけると、後ろのかごに入れて急いで戻り、エレベーターでカウンターに届ける。 開館初年度から導入しているが、スタッフは「『遅い』と言われないよう、できるだけ早く届けたい」と、最大所要時間の目標を１０分と定める。「いらち」の人が多い大阪の図書館ならではの光景かもしれない。（生）
手作りのユニークな水車形の本棚を自転車で引く「自転車図書館」で日本一周中の土居一洋さん（３１）＝徳島県鳴門市＝は、九州の起点として枕崎市を選び、７日出発した。「戦争や環境破壊、貧困などを食い止めたい」と選んだ本を、行く先々の公立図書館に紹介し、出会った人に譲っている。 土居さんは愛知県岡崎市で会社員をしていた２５歳のころ、たまたま手にした記録写真集「百年の愚行」（紀伊國屋書店）に、人生観が大きく変わる衝撃を受けた。そこには戦争や貧困、人権抑圧、公害など、２０世紀の出来事を象徴する写真が約１００枚載っていた。 この写真集が地元の市立図書館に置かれていないことを知った土居さんは、「日本中の図書館が所蔵してくれれば、多くの人に写真集を知ってもらえ、人類の愚かな行為を止める力になるはず」と会社を辞め、２００５年１月、全国の公立図書館に蔵書への追加を飛び込みで依頼する自転車の旅に出発した。 「
なんだか「はてブnews」に取り上げられたみたいでびっくり（×o×） 結局、 本館前ノ配給三輪車 とは、 岡山図書館まえから、まさにこれから宅配に向かわんと、ペダルに足をかけてこちらへ走りだそうとしている三輪自転車 だったのだ。 かくして、1922（大正11）年から1944（昭和19）年まで22年間も、この三輪自転車が岡山市内を走り廻り、日本で最初の一般人向け宅配サービスをやっていたのだ。 ブックモビルならぬ配本車（2015.12.13追記 後、概念規定を点検し、立派なブックモビルと判定す）とはいえ、これは、日本図書館史上、特筆すべきことではありますまいか。 そんな輝かしき戦前期宅配サービスも、昭和19年を以って終了のやむなきにいたる。でも、その時点まで、チリリン、と三輪車が宅配をしていたことはほぼ確実。とゆーのも。 最初の配本車の、最後のご奉公 昭和19年末から昭和20年8月にかけ、日本
武蔵野市議 川名ゆうじ blog 議会や市政のニュースや気になる情報を書いています。 誤字脱字はご容赦を。 ご意見はメールでお願いします。kawana●ba2.so-net.ne.jp まで （●を@に修正してください） 香川県坂出市の図書館が、自転車の荷台に紙芝居の舞台を載せた自転車紙芝居を復活させ、市内の保育園など子ども施設で“公演”を始めています。 この計画は、すべての子どもが自主的に読書をできる環境づくりを推進するため策定されたもの。 「本市のすべての子どもが、自主的に読書活動を行うことができるよう、家庭はもとより大橋記念図書館、保育所、幼稚園、小学校や中学校、（以下「小・中学校」という。） 地区公民館、児童館など日常的に子どもに接する人や機関が、共通の認識と目標を持ち、子どもの成長の過程でそれぞれが果たす役割を分担しながら読書環境の整備を図り、施策を総合的かつ計画的に推進すること
環境問題を扱う本との出会いをより多くの人に体験してもらおうと各地を行脚している「じてんしゃ図書館」の土居一洋館長が12月8日より、金沢市近郊を訪れている。石川県への来訪で、渡り歩いた都道県は20を数えた。 同館は自転車による移動式図書館。土居館長は、人間社会の高度成長の陰で行われてきた自然破壊を象徴する写真が収められた「百年の愚行」（Think the Earthプロジェクト刊）の収蔵を全国の公立図書館に依頼する一方で、行く先々で環境問題関連の書籍を貸し出す活動を続けている。 土居館長は徳島県出身。学生時代から環境問題関連記事を収集し、1997年1月のナホトカ号重油流出事故の際は重油回収ボランティアで福井県に駆けつけるなど地球環境に対する強い関心を持っていた。社会人として働き始めてから次第に環境問題から遠のいていったが、2004年3月、仕事帰りに手にとった「百年の愚行」が眠っていた環境問題
旅作家＆エッセイスト、石田ゆうすけのブログです。 ※親サイトの『7年半ぶっ通しチャリ世界一周』はパソコンを新しくしたためにストップしたままです。 近況報告や各種案内は、もうしばらく、当ブログにて行います。 自転車図書館の館長、土居くんが再び東京に来ました！ 土居くんのこと、ご存じない方は、こちらからどうぞ 初代の「図書館」（自転車のうしろにつけているトレーラー）は事故で大破したので、土居くんは図書館をさらにパワーアップさせました。これは文章じゃなく写真で見てもらうしかない！ ということで、珍しく添付！ この水車、１ヵ月かけて作ったそうです。 水車の「羽」に本が１冊ずつ入っていて、水車を回しながら本を選べるという仕組み。日本の古いものが好き、という理由で水車にしたそうです。 自分が好きなものを、心をこめて作ることで、この苦しい活動をやっていける、という考えのよう。 昨日、１年以上ぶりに再会し
ネタ元： エコな図書館、じてんしゃ図書館：小鳥ピヨピヨ http://lisnews.org/article.pl?sid=07/05/02/1115226 以前から随所で話題になることも多かった「じてんしゃ図書館」の土居さんだが、とうとうLIS Newsでまで紹介されていた。 やったね、じてんしゃ図書館世界デビュー！（別に海外に自転車で行ったわけではないが） しかしコメントで「写真希望」って言った人はなかなかいい勘してると思う。 記事に水車引っ張ってることは書いてあるが、和服着てることまでは書いてないからな・・・（常に和服ってわけでもないのかも知らんが）。 海外の人的に割とインパクト強いんじゃないだろうか、この画（え）。 っつーか普通に格好良いのが凄いよな。 ちなみに写真だと読売新聞のこっちも割と大きくて見やすい：http://www.yomiuri.co.jp/photonews/ph
街をのほほんと歩いていたら、 イケメンで、 着物を着て、 荷物たくさん持って、 後ろに水車をくくりつけた自転車に乗っている、 そんな若者を見つけたので、 思わず声をかけたんです。 僕：「なんですか？ これ」 若者：「あ、これ、図書館です」 図書館！？ 確かに水車を見ると、羽根板の一枚一枚に、 本がかかっています。 びっくりして、いろいろ詳細を聞いてしまいました。 彼は、この「じてんしゃ図書館」を引っ張って、 日本一周をしている最中だそうです。 愛知からはじまって、 北海道まで周って、今東京。 ここまでで、なんと２年。ずっと自転車を漕いで、 お金がなくなったらバイトをして、本を買って、 また旅に出る。そんな生活だそうです。 次は九州の方に行くとか。 そもそもこの旅は、 この若者と１冊の本との出会いからはじまりました。 百年の愚行 池澤 夏樹 (寄稿), アッバス・キアロスタミ (寄稿), フ
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