大手ETFからの大規模流出 米国のビットコイン現物ETFは25日、過去最大となる9.379億ドル(約1400億円)の資金が純流出し、昨年1月の発売以来最大の純流出額を記録した。これまでの最大流出額は2024年12月19日の6.8億ドルだった。 ビットコインETFの資金流出は加速しており、2月24日には5億3900万ドルの流出が報告され、1月8日の5.8億ドルに次いで今年2番目の規模を記録。これを受け、ビットコイン価格は9万ドルの心理的節目を割り込む展開となった。 資金流出が最も大きかったのはフィデリティの「FBTC」で3.44億ドルを記録。次いでブラックロックの「IBIT」が1.64億ドル、Grayscaleの「GBTC」からも6600万ドルが流出した。 暗号資産(仮想通貨)市場の急落を受け、大手機関投資家の間でリスク回避の動きが一段と加速している。 一方、イーサリアムETFも連日の資金流