3月3日、海外のテクノロジーメディアThe Registerが「C++ creator calls for action to address 'serious attacks'」と題した記事を公開した。この記事では、近年C++言語がサイバーセキュリティ界から厳しく批判されるようになった背景と、それに対してC++の創始者であるBjarne Stroustrup氏が危機感を示して呼びかけを行った点について詳しく紹介されている。 以下に、その内容を紹介する。 近年、C++はメモリ管理をプログラマが手作業で行う仕様ゆえに、メモリ安全性の問題で批判を受けてきた。特にシステムへの深刻な侵害や脆弱性の多くがメモリ関連の不具合に起因していることから、サイバーセキュリティの専門家や各国政府機関は、Rust、Go、C#、Java、Swift、Python、JavaScriptなど、メモリ管理がより安全に行え