日本データ復旧協会は、2024年9月30日、2023年(1~12月)のデータ復旧市場規模について統計データを発表した。 調査の結果、2023年における業界全体のハードディスクドライブ(HDD)およびソリッドステートドライブ(SSD)の復旧依頼台数は、昨年比減の7万3400台(パソコン5万5200台、外付け1万5400台、サーバー2800台)と推定している。データ復旧市場全体として、個人・法人ともに復旧依頼台数は若干の減少傾向にあるという。 あわせて日本データ復旧協会は、2025年10月にWindows 10がサポート終了を迎える中で、Windows 11へのアップグレードや乗り換え時には必ず「Microsoftアカウントの登録」や「BitLockerの回復キーのバックアップ」を行うよう呼び掛けている。 同会は、データ復旧サービスにおけるトラブルを未然に防ぐべく、2023年に「データ復旧サー
すまほん!! » PC » Windows OS » 【悲報】Windows 11さん、勝手にOneDriveへのバックアップを有効化。ユーザーから批判殺到 助けて政府! Microsoftは、Windows 11に対して、こっそりOneDriveの自動バックアップ機能を無許可で有効化する変更を行ったようです。海外サイトNeowinとZDNETが伝えました。 現在のWindows 11では、初期セットアップ段階でユーザーに選択肢を与えることなく、OneDriveバックアップを勝手に有効化するようになっているようです。これによって、デスクトップやドキュメント、音楽や画像・ビデオといったフォルダが自動的にOneDriveにアップロードされてしまいます。 問題なのがOneDriveの容量制限や連係解除時に発生する弊害。無料版のOneDriveの容量の上限は5GB。少ないというわけではありませんが
Google Cloudが、顧客のアカウントを誤って削除し、大規模障害の引き金になる──こんな出来事が海外で起きた。オーストラリアで年金基金を運営するUniSuperは5月8日(現地時間)、自社サービスで起きていた障害について、プライベートクラウドのアカウントが誤って削除されたことが原因だったと発表した。 UniSuperはGoogle Cloudを活用していたが、米Google自身が誤ってアカウントを削除。UniSuperは冗長性を確保するため、別のリージョンにもデータを置いていたが、そちらも無効にされていたという。 アカウントが削除された経緯については「(Google Cloudが)UniSuperのプライベート・クラウド・サービスをプロビジョニングする際の不用意な構成ミスにより生じた」(UniSuper)と説明している。しかし、UniSuperは他社のサービスでもバックアップを確保し
IDチームの前田です。検証目的で気軽に開発用ツールを導入したら、社内全バックアップを止めてしまったという知見共有になります。 三行まとめ 検証目的でDocker Desktop for Macの代替ツールOrbStackに導入 OrbStackが8TBのスパースファイルを生成。スパースファイルのバックアップが実行され全社で利用しているバックアップシステムが容量不足で停止 各種バックアップツールのバックアップ対象から .orbstack を除外する設定を入れましょう OrbStackとは OrbStack · Fast, light, simple Docker & Linux on macOS Docker Desktop for Macの代替ツールで、macOS 上で Linux VM を扱うことができるアプリケーションになります。実際に私も1週間ほど検証で利用して、非常に軽快に動作し、
待ちに待った大型連休がやってきました。ドライブにアウトドアレジャー、旅行に親族との会合など、さまざまなイベントを計画している人もいるのでは? 今ではスマートフォンがあるので、楽しいひと時の思い出を写真や動画に撮って鮮明に残せるようになりました。また、写真の共有も簡単になりました。 とはいえ、「iCloudの容量が足りなくて、写真をそんなにたくさんアップロードできない」「共有相手がデジタルに疎いと見てもらえないかもしれない」といった悩みを抱えることもあるでしょう。 実は、iCloudの共有アルバム機能を使えば、共有したい相手が簡単に閲覧可能。しかも、iCloudの容量を気にせず100万点の写真や動画を保存できるのです。一体どういうことでしょうか? iCloudの共有アルバムとは? iCloudは、Appleデバイス、つまりiPhone、iPad、Macなどのバックアップとして使えるクラウドス
新潟県で4月9日、公文書管理システムに登録した公文書データ約10万件が消失する事故が発生した。県によると、システム保守を担当していた事業者が、ファイルの拡張子を小文字にする新機能を追加したことが事故の一因という。なぜこのような機能を追加することになったのか県に聞いた。 県は富士電機ITソリューション(東京都千代田区)が開発・保守を担う公文書管理システムを使用している。同システムには不要なファイルを削除するプログラムがあるが、新機能の適用で拡張子を変更されたファイルが同プログラムの削除基準に合致してしまい、10万3389件のデータが意図せず消失したという。 消失の影響は現在調査中だが、県によると消失したファイルはすでに処理が完了したものであり、直ちに県民や関連業者に大きな影響が出るものではないとしている。 なぜ拡張子を小文字にしたかったのか では、なぜ拡張子を小文字にしたかったのか。 県では
いや、お前データを守る側ちゃうんか。 なんでお前に大事なデータ消されなきゃならんのよ。 調べてみたらひどいクソ仕様だったので、同じ轍ふまないように知見共有します。 なお、消えてしまったデータは息子の卒業式の動画データ。復元不能。 ダメージでかすぎで立ち直れないかもしれない。 リテラシーの話にしたくないので、一応くわしい状況を説明。 興味ない人は読み飛ばしOK ストレージは壊れるものという前提は理解しているつもりなので、状況ごとにいくつかのバックアップ体制は取ってある。 なのでデスクトップは基本的に一時的なデータしか置かない。 そのため、今回の被害は本当に息子の卒業式の動画データだけ。 安くなったとは言えすべてのストレージをSSD化するには至っていない。 そのため、OSやソフトウェアなんかはSSDにインストール、写真や動画などのサイズがでかいデータはRaid HDDでミラーリングして格納する
#SRG(Service Reliability Group)は、主に弊社メディアサービスのインフラ周りを横断的にサポートしており、既存サービスの改善や新規立ち上げ、OSS貢献などを行っているグループです。
バッチ処理は既に先人の方々が多くのナレッジを公開してくれていますが、それでもなお難しさが変わらないテーマだと思っています。 この記事は、筆者がこれまでの開発経験で気づいたバッチ処理の実装ナレッジを整理し、体系化を目指して文章にしました。 ここでの内容が、より良い課題解決に貢献できれば幸いです。 自身の断片的な思考整理(メモ書き)の延長で内容を整理したため、一部書き振りが統一されておらず、読みにくいかもしれません。ご了承ください。🙏 バッチ処理の難しさバッチ処理は難しい。 人によっては簡単なテーマかもしれませんが、自分は難しいテーマだと思っています。 「難しさの根源は何か?」を考えると、1. 考慮点が多様にあること 2. 解決する課題によって答えが大きく変わること に整理できました。 この2点は、どのソフトウェア開発にも当てはまる項目ではありますが、ことバッチ処理においては顕著に現れます。
ある「パソコンの大先生」の死 2022.07.28 Updated by yomoyomo on July 28, 2022, 20:35 pm JST 「これはなんだね?」 「南京錠です」と彼女は答えた。 「なんだって!」彼は激昂してそう叫ぶと、分かりきったことを訊ねた。「で、鍵はどこにあるんだ?」 (ガブリエル・ガルシア=マルケス「愛の彼方の変わることなき死」) 6月のはじめに公開された前回から時間が空いてしまいました。前回の文章のテーマはWeb3でしたが、少し前にはそのWeb3を書名に掲げる書籍の内容が酷いと話題になり、ついには回収という事態となってしまいました。 が、今回のワタシの文章は、Web3やらメタバースやら、いまどきな話題とまったく関係のない、もっとスケールの小さい、個人的な、早い話がとてもしょぼい話題になります。一種の恥さらしとすら言って良いでしょう。 話は今月半ば、自室
SSDが飛んでしまった。ノートPCに増設して使っていた500GBのNVMe対応M.2 SSDだ。幸いにして200GB程度しか使っていなかったが、それでも膨大なデータが消えてしまったのは痛い。実は前兆があった。怪しいと思った時にすぐバックアップを取っていれば最悪の事態を避けられた、と思うと悔やまれる。どんなディスクであれ、いつかは壊れる。そこで、データが取り出せなくなった経緯をまとめた。同様の状況に遭遇した場合の参考になれば幸いだ。 トラブルは立て続けに起こる。キーボードが壊れて修理に出したノートPC。無事修理完了したかと思いきや、今度は増設していたSSDのデータが飛んでしまった。どうやらSSDの物理的な破損のようだ。特にショックを与えたり、高温の場所に放置するなどしたわけでもなく、普通に使っていただけだが、ある日、全くアクセスできなくなってしまった。 PCは昨年5月に購入した14インチのノ
自社のクラウド環境に侵入され、データベースから経営に欠かせないデータを持ち出される。バックアップも消され、データを取り戻したければ、身代金を支払うよう要求される──企業にとって絶対に直面したくない事態の一つだ。しかしこのシチュエーションをあえて再現し、訓練という形で自社のCEOに身代金まで要求した企業がある。クラウド会計サービスを提供するfreeeだ。 freeeは2021年10月、標的型攻撃とランサムウェアを組み合わせたシナリオを基に全社的な訓練を実施。AWS上のDBからデータを盗み出し、バックアップを消した上で、自社のCEOに社内SNSを通して身代金を要求したという。訓練を主導したのは、製品やサービスのセキュリティ向上を目指す社内組織「PSIRT」だ。 訓練を実施した背景には、情報システム部などのIT部門だけでなく、経営層まで巻き込みたい考えがあったという。同社のPSIRTが取り組んだ
ランサムウェアを用いた攻撃は、一台から数台の端末の感染被害から、業務停止を引き起こす大規模な感染被害に至るものまでさまざまです。本FAQでは、企業や組織の内部ネットワークに攻撃者が「侵入」した後、情報窃取やランサムウェアを用いたファイルの暗号化などを行う攻撃の被害に遭った場合の対応のポイントや留意点などをFAQ形式で記載します。 JPCERT/CCでは、こうした攻撃を他のランサムウェアを用いた攻撃と区別し、「侵入型ランサムウェア攻撃」と呼びます。 ネットワーク内部の複数のシステムでファイルの拡張子が変わり開封できなくなった、自組織から窃取されたとみられるファイルを暴露する投稿が行われた、または攻撃者から通知が届いたなどの状況を確認している場合、この攻撃の被害を受けている可能性があります。被害に遭われた企業や組織のCSIRTおよび情報セキュリティ担当の方は、インシデント対応を進める上での参考
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