デジタルアーツが発表した「未成年者と保護者のスマートフォンやネットの利活用における意識調査について」(2015年2月)によると、子どもが受けたトラブルの主な内容は、「誹謗中傷を受けた」(28.3%)、「無断で写真・個人情報を挙げられてしまった」(20.8%)、「嘘の噂を広められた」(18.9%)などとなった。 中高生で一番多いトラブルは誹謗中傷だ。次に多いのが、無断で写真・個人情報を上げられてしまうトラブルであり、女子中学生の33.3%、男子高生の28.6%、女子高生の23.8%が経験している。 女子中高生は顔写真や動画などを公開することを躊躇しないケースが多い。自分の写真・動画だけでなく、他人の写真も気軽に公開してしまう傾向にあるのだ。 カップル動画で「キス動画」公開 「MixChannel」は300万ダウンロードを超える人気の動画投稿アプリだ。同アプリのユーザーは、約50%が高校生、3
「けんすう」こと古川健介氏の母校、早稲田大学大隈講堂前にて 「けんすうのこと知らないの?すぐに取材行った方がいいよ」 ーーある友人の起業家が私にかけてくれた言葉が今でも記憶に残っている。けんすうとはもちろん、ハウツーサイト「nanapi」の創業者であり、代表取締役の古川健介氏のことである。当時、まだ会社名がロケットスタートという名前だった頃、私はその言葉に押されて代々木にあるお世辞にもカッチョイイとは言い難いオフィスを訪ねることになった。 古川氏、いや、この記事では彼の愛称、けんすうと呼ばせてもらおう。そう、狭いアパートの一室に10人ほどだっただろうか、息づかいも聞こえてくるようなその部屋で、私はホワイトボードを前にしたけんすうから、いかにこのnanapiというメディアが生まれたのかを聞いていた。彼の話すコンテンツ・デリバリの話は今も昔も変わっていない。 <参考記事> [jp] ソーシャル
こんにちは。ヨッピーです。 突然ですが、みなさんは「テキストサイト」をご存じでしょうか。 Yahoo!検索で、「テキストサイト」を検索! 昨今はTwitterやFacebookなどのSNS流行の影響か、ブログすら書かない人が増えてきました。そのブログも存在しなかったかつてのインターネットでは、画像でも動画でもなく、「テキスト」をメインコンテンツに据えたサイト群が一世を風靡(ふうび)しており、それらを総称して「テキストサイト」と呼んでいたのです。 そのへんの歴史みたいな部分については、手前味噌(みそ)ですが僕が以前に書いた下記の記事が参考になるかもしれません。 あれだけ流行ったテキストサイトが何故廃れたのか考えてみる(外部サイト) ちなみにこちらの記事は、URL変更のためSNSの数値がリセットされていますが、はてなブックマークが1200件もつくなど大変話題になりました。 そんな、「古き良き時
前回示したように、承認欲求そのものを叩くことに意義は無い。だが、承認欲求の充たし方、承認欲求にモチベートされて行う行動には、是非や可否が伴う。 承認欲求が充たしたいからといって劇場型犯罪を犯して良いわけがない。 承認欲求が充たすために通勤電車で楽器を弾く行為もまずいだろう。 承認欲求を充たしたい気持ちが嵩じて「ありのままの自分を全部受け止めて欲しい」と異性に望む人は、是非に関わらず、たぶんパートナーシップが長続きしない。 つまり、承認欲求をモチベーションにすること自体はオーケーとしても、社会的に妥当な充たし方かどうか、年齢相応の水準で充たしたがっているかどうかは常に問題になる。 承認欲求の社会化レベルが問われているのである。 幼児〜成人に求められる、承認欲求の社会化レベル 前回も述べたように、承認欲求は幼い時期から認められる、おそらく生得的な欲求だ。二歳〜三歳の頃から承認欲求は認められ、老
ウェブを「バカと暇人のもの」と看破し、ネットの敗北を宣言した中川淳一郎さんには、はてなブログやはてなブックマークはどのように映っているのだろう? はてなブログのコンテンツを専門に掲載する当ブログとしては、ときに外部からの厳しい指摘を受けたほうがよいのではないか。そう覚悟しつつインタビューを実施。意外と好印象の評価と、決定的なダメ出しというジェットコースターのごとき中川さんのトークを、ほぼノンストップで構成しました。どうぞ一気にお読みください。 取材:加野瀬未友(id:kanose) 構成・執筆:編集部 アンチだと思われてるかもしれませんが、インターネットのすごさはオレも早くからわかってたんですよ。2001年ごろは知的レベルの高い人たちが議論を交わしたりしていて、インターネットの良さがあったと思うんです。 オレが2006年にニュースサイトの仕事を始めたころは、まだネットユーザーも少なかったし
ドコモがアップルになれなかった理由とは――iモード開発の舞台裏が語られる「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第14回は,絵文字の生みの親・バンダイナムコゲームスの栗田穣崇氏がゲスト 副編集長:TAITAI カメラマン:佐々木秀二 1234→ 連載第14回めとなる,ドワンゴ・川上量生氏との対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」は,あの「絵文字」の生みの親として知られる栗田穣崇氏がゲスト。栗田氏は,iモードの立ち上げメンバーの一人として,数々のサービスに携わっていた人物。iモード開発の舞台裏についてお聞きしながら,当時のネット業界,そして今のネット業界について,いろいろなことを語ってもらいました。 元々は,NTTドコモの千葉支店で,携帯電話とポケベルの販売員をしていたという栗田氏。そんな栗田氏が,あれよあれよという間にiモードのプロジェクトへ配属となり,またそこで,端末の仕様策定
最近、youtubeやTwitter、様々なサイトのサイドバーの広告でよく見かけるようになった人たちがいます。こういう人たちです。 彼らの多くは20台前半で、”起業家”を自称しています。どうやら彼らは、誰にも縛られない”自由な生き方”をしているのに、毎月数十万円を稼いでいるようです。なんてうらやましい。 たいていの場合はTwitterのプロフィールにリンクが貼られており、クリックすると彼らのHPに飛びます。そのペラページでは、彼らがどうやってその羨ましい生活を手に入れたのか、今に至るまでのサクセスストーリーがこれでもかと書いてあります。 そしてページの下部には情報商材の購入ややメルマガの購読を申し込むフォームがデカデカと掲載されています☆ こういった情報商材やメルマガの販売は、インターネッツの黎明期から存在していました。ヤフオクを使った情報商材販売なんて、すごく活気がありましたねぇ。それ以
<登場人物> エリコちゃん 一度、放火で逮捕されたことがある女の子。 ミカ先輩 放火で逮捕されたことはないエリコの先輩。 戻ってきた外国人 一回落ちたけど、がんばって登ってきた。 なんで炎上するの? エリコちゃん、本当に書くことがなくなったところで、偶然にもトゥギャッチ読者から質問が来たから今回はそれに答えてあげるわよ。 前も言ったけど、いつ募集したんですか? スパスパ…トゥギャッチいつも楽しく読んでおりまスパ。 最近、インターネット上で食料庫やアイスケースに入ったりして 炎上する人が後を絶ちませんが、どうしてこんなに大騒ぎになって いるのに性懲りもなく同じ過ちを繰り返すのでしょうスパか? Twitterのいち利用者として、あんな人たちと同じように思われる のはとても迷惑だと思い筆を執りましスパスパスー…。 (トゥギャッチ読者・キヨミさんからの質問) 前と同じ人かよ。 ありがとうキヨミさん
学生の頃から、ネットサービスが好きだった。 自分みたいな人間が作ったサービスを顔も知らない人が沢山使ってくれる、あの快感。 直接話せない事とか話せない人とも、話せる唯一の世界がネットだった。 自由であったし、最高に楽しい世界。 大学生になった。 何もせずに、過ごしていたら、すぐ就職活動だ。 着慣れないスーツを来て、話慣れない言葉を話し、思ってもいない言葉を話す。 阿呆らしくて嫌になった。 仕事をするのが怖くなった。 そんな時にネットを仕事にする事を思い付いた。 幸い、自分でサービスを作った事もある。上手く話せなくても実績があったから、なんとかなった。 自分みたいなタイプの人間は、好きな事以外できないというのは分かっていたし、その唯一好きな事は恐らくインターネットだった。 だから、それを仕事に出来る事は、本当にラッキーだったし、自分の天職になるのではないかと思っていた。 大学に行く時、毎日見
「最近のネットはつまらない論争」が続いておりますが、このネタに触れたカトゆーさんのツイートは興味深い。 ネットつまんね話で観測範囲変えろよってのは正論なんだけど、変えた所で目に入るのはまとめ系サイトとかWikipediaとかで。いつもの暮らしから抜けだして地方とか海外行ってみたのに町並みにマクドとかユニクロとか溶け込んでてあれ結局いつもと同じじゃねみたいな。— ありがとうアイカツ (@katoyuu) 2013年7月26日 言いたいことはわかるけど、個人的にはやはり観測範囲が狭いんじゃないかな? と思っちゃうな〜 はてなブックマークの人気エントリーやGunosyをチェックし始めると、無意識に「観測範囲が狭くなる」のが怖いところ。 てなわけで、今回は「ネットの情報収集スキルがグレート」「ネットリテラシーが高い」人はあまり見ないようなWebサイト・サービスを紹介します。「ドンキホーテに来ている
AKB48のヒット分析やそれにともなうアイドルブーム、アイドル戦国時代に関する記事やら書籍やらが散見される。的はずれなものがほとんどだが、アイドルに注目が集まってる、特に「儲かるビジネス」として認められていることの証なのだろう。アイドルが「売れないもの」として白眼視されたアイドル冬の時代を知ってる身としては、驚いたの一言では足りないほどの感慨がある。そこまで遡らなくても、ほんの5,6年前の暗黒時代と比べても信じられない。今でこそちょっとしたアイドルプロジェクトなら数百人くらいは軽く動員するが、AKB48が250人集めるのに2ヶ月かかったという事実が、当時のアイドルを取り巻く環境の厳しさを示している。 時代は移ろう。アイドルを売り出す方法も変わっていく。すなわち、AKB48と同じことをやっても次は無いのだ。 だからもしあなたが、アイドルを売り出そうとか考えているならば、アドバイスをしておこう
2013-06-28 インターネットは都市部と地方の格差を縮めたか まずはじめに『ギャルと不思議ちゃん論』などの著作で知られるライターの松谷 創一郎さんの興味深いツイートを引用する。 インターネット以降の地方には住んでないのだけど、最近感じているのは、東京人と地方人との情報格差。ネットというインフラがあるので昔より情報格差は縮小すると想定されるが、逆に相対的には広がっているように感じる。あるいは、情報が分断して流通しているように感じる。— Soichiro MATSUTANI (@TRiCKPuSH) 2013, 6月 28 「インターネットがあれば都市部も地方も関係ない」と言う話はよく言われている。amazon.jpをはじめECは全国どこでも同じ在庫をそろえている。テレビ番組のように「都会では放送されても田舎では放送されない(またはものすごく送れて放送される)」こともない。「東京と同じ」
<登場人物> エリコちゃん 適当に生きている適当な女の子。 ミカ先輩 何かとエリコを目にかけるお節介な先輩OL。 落ちる外国人 絶対に落ちるらしい。 TwitterはSNSではない エリコちゃん、本当に書くことがないから、今回は読者から質問を受け付けるわよ。 いつの間に募集したんですか? スパスパスパ…私はトゥギャッチの読者だスパ。 いつもお2人の掛け合い、楽しく拝見しているだスパ。 最近、友だちにせがまれてFacebookを始めたのでスパが、 よく使い方がわからなくて、なかなか馴染めないだモク。 私はもともとTwitter派だったのですが、Facebookは Twitterとどう違うのでしょうか? モクモクモク…。 (トゥギャッチ読者・キヨミさんからの質問) なるほどね。まず定義上の大きな違いからいうと、Twitterはマイクロブログ、FacebookはSNS(ソーシャルネットワーキング
その昔、インターネットにはテキストサイトというものが存在した…。今更だけど、何故テキストサイトが廃れたのか考えてみよう! 本日のオモコロ特集は「テキストサイト」についてであります。 普段の記事と完全に毛色が違うので飛ばしても良いかも知れません。 「テキストサイトについて書きたいなぁ」という気持ちは以前から持っていて、 ずっとタイミングを見計らっていたのですが、 「テキストサイト」という言葉自体を知らない人も増えてきているでしょうし、 オモコロが産まれるきっかけにもなっている出来事なので、 僕の青春の備忘録という意味も含めてそろそろ書いておきたいと思います。 ちなみにめちゃくちゃ長文です。 【第一章】テキストサイトの歴史 1:テキストサイトの誕生(1990年代後半~) とは言っても、「テキストサイトって何ぞや?」みたいな人もたくさん居ると思いますので、そういった人々の為に「テキストサイト」に
以前からずっと「家に帰ったらまずパソコンつける」のが習慣だった。ネット全盛のころ俺は高校生で、そのころからネットにずっぱまりで、同時に全然テレビ見なくなった。テレビが嫌いになったってより、単にそれより面白いものを見つけたから、って感じ。 あれから十年来。就職して、仕事とかプライベートでもいろいろしんどくて、今までやってた趣味とかも面白く感じられなくなって、今いろいろつらい時期なんだが、今日、家に帰ったら無意識にテレビつけてた。パソコンじゃなく。そしたら、なんとなく「家に帰ったら、とりあえずテレビつける」人の気持ちもわかったような気がした。 テレビって、とりあえずそこに「世間」を見せてくれる感じがある(本当の「世間」かどうかはともかく)。「何となく正しい感じの情報」を見せてくれる感じがある。今じゃネットの中の情報も、発信した後から後からどんどんツッコミが入れられて、どんどん意見も論点も散逸し
インターネットをしていて、脳が"溶ける"状態になる。 表現するのが難しいが、"溶ける"状態にると、落ち着かない、集中できない、イライラする等の不快な症状に襲われる。 身体的には前頭葉あたりに熱を感じる。 例えばニュースサイトを回っている時。気になった記事をCtrを押しながら次々クリックする。 ウィンドウには未読の記事がタブとなって積まれる。これらの積まれた未読記事を"消化"する。 自分の知りたいキーワードや面白いポイントだけを選択して読み、関心の網にひっかからなかったところは捨てる。 食欲と同じで、記事を"消化"し始めると、更に多くの記事を求めるようになる。 サイトに表示されている関連記事やニュースフィードを眺め、Ctrを押しながらクリックしていく。 そして、重なったタブを作業のように"消化"する。 記事を"消化"している時、記事の内容について深く考えることを放棄している。 作者が伝えたい
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