クラウドストレージサービスの「MEGA」は、ユーザーがアップロードしたファイルをエンドツーエンドで暗号化しており、たとえ何者かにインフラストラクチャー全体が押収されてもファイルを復号できないと主張しています。ところが、スイス・チューリッヒ工科大学の研究チームが発表した調査結果によると、MEGAには暗号化されたファイルを復号したり、悪意のあるファイルを勝手にアップロードしたりできる脆弱性(ぜいじゃくせい)があるとのことです。 MEGA: Malleable Encryption Goes Awry https://mega-awry.io/ Mega says it can’t decrypt your files. New POC exploit shows otherwise | Ars Technica https://arstechnica.com/information-techn
いくつかのクラウドサービスでは、新規ユーザーに対する1年程度の無料トライアルや一定額のクーポンなどの提供だけでなく、期間の制限なくずっと無料で使える、いわゆる「Free Tier」や「Always Free」と呼ばれるサービスが提供されています。 こうしたサービスは試行用の環境や一時的なテスト環境、あるいはホビー用途などに適しています。 本記事では期限の制約なく無料で提供されている主なクラウドサービスを、2023年版としてまとめました(新規ユーザーとして期限の制約なく無料で使えるものを優先しています)。 ただしこれらの無料のサービスは、提供側の都合によって申し込みや利用が制限されたり、もしくは提供自体が終了したりすることがあります(昨年、多くのITエンジニアに人気であったHerokuのFreeプランが終了したことをご記憶の読者も多いでしょう)。 無料のサービスを利用する場合には、そうした提
待ちに待った大型連休がやってきました。ドライブにアウトドアレジャー、旅行に親族との会合など、さまざまなイベントを計画している人もいるのでは? 今ではスマートフォンがあるので、楽しいひと時の思い出を写真や動画に撮って鮮明に残せるようになりました。また、写真の共有も簡単になりました。 とはいえ、「iCloudの容量が足りなくて、写真をそんなにたくさんアップロードできない」「共有相手がデジタルに疎いと見てもらえないかもしれない」といった悩みを抱えることもあるでしょう。 実は、iCloudの共有アルバム機能を使えば、共有したい相手が簡単に閲覧可能。しかも、iCloudの容量を気にせず100万点の写真や動画を保存できるのです。一体どういうことでしょうか? iCloudの共有アルバムとは? iCloudは、Appleデバイス、つまりiPhone、iPad、Macなどのバックアップとして使えるクラウドス
「Googleドライブ」は、保存できるアイテム数に500万個という制限を設けた。「Google Workspace」の広報担当者が米国時間3月27日夜に電子メールで変更を認めた。 これについては、ある「Reddit」ユーザーが27日、Googleが事前通知なしにGoogleドライブのアカウントで500万個のアイテム数制限を課しているというスレッドを投稿して明らかになった。このRedditユーザーによると、2月14日頃から、空のフォルダーの新規作成といった操作をした際に「Upload Failed(アップロードに失敗しました)」という通知を人々が受け取り始めたという。 Google Workspaceの広報担当者は、「優れたパフォーマンスと信頼性を維持するために、ユーザーはGoogleドライブに保存できる作成済みアイテムの総数を500万個に制限されている」と述べた上で、この変更の影響を受ける
複数のデバイスやドライブ、クラウドサービスのファイルを1つのデータベースに結合して、任意のデバイスから整理および探索できるファイルマネージャーが「Spacedrive」です。Spacedriveはオープンソースで開発されており、GitHubにリポジトリが作成されています。 Spacedrive — A file manager from the future. https://www.spacedrive.com/ GitHub - spacedriveapp/spacedrive: Spacedrive is an open source cross-platform file explorer, powered by a virtual distributed filesystem written in Rust. https://github.com/spacedriveapp/sp
M2チップと256GBのストレージを搭載したMac mini(2023)は、M1チップと256GBのストレージを搭載した前モデルよりSSD用のNANDチップが少なく、これにより読み書き速度が遅くなることが分かりました。また同様に、M2 Proチップを搭載した512GB MacBook Proも前世代よりSSDが低速になることが指摘されています。 New 256GB Mac Mini and 512GB MacBook Pro Have Slower SSD Speeds Than Previous Models - MacRumors https://www.macrumors.com/2023/01/24/m2-mac-mini-256gb-slower-ssd/ 2023 MacBook Pro has slower 512GB SSD than the M1 https://9to5
海外では古いファイルやディスクイメージをInternet Archiveに保存するアーカイブ活動が盛んで、今となっては現物を拝むことができない貴重なファイルをインターネットで閲覧することができます。しかし、そのデータベースはあまりにも膨大で、実際に何があるのかを把握するのは難しいものがあります。「DiscMaster」はシンプルなテキストリンクをたどるだけでInternet Archiveにアーカイブされているさまざまなファイルに到達できるサイトです。 DiscMaster http://discmaster.textfiles.com/ DiscMasterにアクセスするとこんな感じ。最上部に「CD-ROM」「disk」「other」と3つのメニューがあるので、今回は「CD-ROM」をクリックしてみます。 すると、Internet ArichiveにアーカイブされているCD-ROMイメー
いくつかのクラウドサービスでは、1年程度の無料トライアルや一定額のクーポンなどに加えて、期間の制限なくずっと無料で使える、いわゆる「Free Tier」や「Always Free」と呼ばれる無料枠のサービスが提供されています。 こうした無料枠は試行用の環境や一時的なテスト環境などとして、期間を気にせずサービスを試すうえで非常に有効です。 本記事では期限の制約なく無料で提供されている主なクラウドサービスを、2022年版としてまとめました。 ただしこれらの無料提供サービスは提供側の都合によって終了することもあり得ます。また、最近では半導体不足などの影響でクラウドのサーバリソースなどが不足がちのためか、無料枠の申し込みが制限される場合もありますので、それらに留意して利用しましょう(一部では無料枠が空いたらすかさず取得する自動スクリプトなども出回っているそうです)。 Amazon Web Serv
この記事は KLab Engineer Advent Calendar 2018 の6日目のエントリです。 最近のmacOSでは新しいファイルシステムが採用されていて、ファイルコピーが一瞬でできますよ、性能改善やストレージの空き容量を増やすのに役立つかもしれませんよ、という話を紹介します。 最近のmacOSのファイルシステム:APFS まず最近のMacのファイルシステムについて紹介します。2017年9月リリースのmacOS 10.13 (High Sierra) 以降、macOSでは標準のファイルシステムとしてAPFS (Apple File System) が採用されています。これはコピーオンライトファイルシステムというジャンルに属するもので、同じファイルを作成する際に実体を共有して、どちらか一方が更新された時に初めてファイルコピーを行うような仕組みを持つ、モダンなファイルシステムです。
Asia-Pacific (APAC) ASEAN (English) Australia/New Zealand (English) India (English) Indonesia (Indonesian) Singapore (English) 대한민국 (한국어) 日本 (日本語) 台灣 (繁體中文) 中国 (简体中文) Europe België (Nederlands) Belgique (Français) Deutschland (Deutsch) España (Español) France (Français) Italia (Italiano) Nederland (Nederlands) Polska (Polski) Portugal (Português) United Kingdom (English)
京都大学学術情報メディアセンター センター長 岡部 寿男 2021年12月14日 17時32分 から 2021年12月16日 12時43分にかけて,スーパーコンピュータシステムのストレージをバックアップするプログラム(日本ヒューレット・パッカード合同会社製)の不具合により,スーパーコンピュータシステムの大容量ストレージ(/LARGE0) の一部データを意図せず削除する事故が発生しました. 皆さまに大変なご迷惑をおかけすることになり,深くお詫び申し上げます. 今後,再びこのような事態の生じることのないよう再発防止に取り組む所存ですので,ご理解をいただきますよう,どうぞよろしくお願いいたします. ファイル消失の影響範囲 ・対象ファイルシステム: /LARGE0 ・ファイル削除期間:2021年12月14日 17時32分 ~ 2021年12月16日 12時43分 ・消失対象ファイル:2021年12
写真とか動画とかの保存って、みんなどうやってるの?結構なデータ量になるんだけど。 PC:壊れたらデータ消失かと思うとバックアップは取っておきたいところ。DVD:やくのめんどい。4.7GBだとすぐにいっぱいになっちゃう。外付けHDD:これも壊れないとは限らない。半永久的な保存先が欲しい。GoogleDirve:容量少ない。容量買うまでふんぎれない。ぐぐふぉとの無制限は動画対象外だし。DropBox:同じ。Amazonプライム:写真を人質に取られそうでなんかヤダ。 <追記> たくさんのコメントありがとう。 「半永久的な〜」というのは言葉のチョイスを誤りました。そんなもんあったらとっくに売れてるよね。ぐぐふぉとの動画対象外ってのも誤解だったようです。こどものチンチンで垢BANの可能性もあるのだなあ。NASという声が多い…が、クラウド容量買った方がいいという意見にも一理。やっぱそういうものかー。
こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。 バックアップとして機能させていたはずのAmazonプライムフォト、もといAmazonドライブによって大切なRAWデータを完全消去してしまった話です。 自分の操作が誤っていたのだろうと言えばそれまでかもしれませんが 二度と起きてほしくない事案ですし、他のユーザーへの注意喚起として書きます。 Amazonドライブのデスクトップ版を利用すると、 指定したフォルダ内のデータをWeb上のAmazonドライブ内へ同期してくれます。(Amazonドライブについての詳細説明は省きます) 私はここで写真のデータを同期し、RAWデータのバックアップをとっていました。 今回、RAWデータの整理をしてから同期・アップロードしなおそうと 一度同期するフォルダから2018年分のフォルダの同期を解除したんですね。 ↑こんな感じにチェックボックスをはずしたわけです。
マスターデータから中間加工ファイルを作成するバッチ処理のシステムでHDDが故障し、障害が発生した。三菱UFJニコスによれば、HDD15個で一連の機能を果たしており、そのうち3個が同時に故障した。「2個までの同時障害は自動復旧可能な仕組みを設けていたが、3個の故障は想定外だった」(広報)。同社はシステムやHDDの開発企業を明らかにしていないものの、「発生確率は極めて低いとの報告を受けている」という。 故障したHDDは、障害が発生した2017年12月26日中に交換したが、利用会員の売上データ処理などに遅れが発生した。一部の利用会員に2重請求が発生したほか、請求が遅れるなどの事態につながった。同社はシステム機器の監視体制を強化するなどして対策を講じるという。
1. 概要 SQLiteを使うと小さなBLOB(例:サムネイル画像など)を読み書きする場合、fread()やfwrite()を使って個別のファイル上に記録されたBLOBを読み書きするよりも35%も速く (*1) 読み書きができます。 さらに、10キロバイトのBLOBを扱うようなSQLiteデータベースを考えた場合、個別のファイルにそれぞれのBLOBを格納する場合に比べてディスク領域を約20%も節約可能です。 このようなパフォーマンスの差が生じる理由は、(私たちの考えでは)SQLiteデータベースの場合、open()やclose()システムコールが呼び出されるのが1回だけなのに対して、個別のファイルに格納されているBLOBを使用する場合は、open()やclose()がBLOBの数だけ呼び出されるためだと思われます。どうやらopen()とclose()を呼び出すオーバーヘッドは、データベース
独立系クラウド事業者、上場延期や身売り先探し相次ぐ メガクラウドの料金競争でインフラコスト低下のメリットも 巨大資本の裏付けが無い、米国の独立系クラウド事業者が苦境に立たされている。2014年5月には、ストレージサービスを提供する米ボックスが株式公開(IPO)を延期したほか、米国のIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)市場で2番手グループに位置する米ラックスペースホスティングが、投資銀行の米モルガンスタンレーをアドバイザーに雇い、自らの身売り先や合併相手を探し始めた。 料金競争を繰り広げるメガクラウド事業者 クラウド市場では今、米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)、米マイクロソフト(MS)、米グーグルというメガ(巨大)クラウド事業者が、猛烈な料金競争を繰り広げている。2014年3月には、グーグルが今後は年率20~30%の水準で値下げすると宣言。実際に値下げに踏み切った。A
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