lynx   »   [go: up one dir, main page]

2009年3月16日のブックマーク (4件)

  • 壁と卵 - 内田樹の研究室

    村上春樹のエルサレム賞の受賞スピーチが公開されている。 非常にクリスプで、ユーモラスで、そして反骨の気合の入ったよいスピーチである。 「それでも私は最終的に熟慮の末、ここに来ることを決意しました。気持ちが固まった理由の一つは、あまりに多くの人が止めたほうがいいと私に忠告したからです。他の多くの小説家たちと同じように、私もまたやりなさいといわれたことのちょうど反対のことがしたくなるのです。私は遠く距離を保っていることよりも、ここに来ることを選びました。自分の眼で見ることを選びました。」 そして、たいへん印象的な「壁と卵」の比喩に続く。 Between a high solid wall and a small egg that breaks against it, I will always stand on the side of the egg. Yes, no matter how r

    kirk111
    kirk111 2009/03/16
  • あなたは、「村上スピーチ」の何が素晴らしいと言っているのですか? - 琥珀色の戯言

    村上スピーチの何が素晴らしいと言っているのか、もうちょっと知りたい(「新・鹿田内りなこさんのぺえじ」2009/2/19)(おそらく、2/20以降はこちらにログが保存されるのではないかと思います) ↑を読んでいて、僕はけっこう考えさせられました。 村上春樹氏のスピーチは、あちこちで絶賛の様子である。 しかしながら、何がどう素晴らしいと絶賛している人たちがおっしゃっているのかが、いまひとつよく分からない。もう少し、ネットなどであちこちを探す必要があるのかもしれないが、なかなかまとまった時間が取れない。 私が思うに、「壁と卵の比喩」が直感的に分かりにく過ぎる。 皆さんが、「直感的に素晴らしい」と感じるなら、私の理解能力が低過ぎるのかもしれない。 私個人は、村上春樹の小説は初期のものからかなり読んでいて、村上春樹独特の言い回しについても、大体は理解しているつもりである。それにしても、「壁と卵」の比

    あなたは、「村上スピーチ」の何が素晴らしいと言っているのですか? - 琥珀色の戯言
    kirk111
    kirk111 2009/03/16
    父に関する発言は、スピーチで一番注目すべき点。新刊にはついに「父」が登場するのかも。
  • 白水社 : この白水社がすごい!2009年版

    年末恒例なのベストテン企画。しかし、白水社はミステリーやエンタメとはあまり縁がありません……。寂しいので、自分たちで勝手にランキングして盛り上がろうという痛い企画を試みました。選考委員は中立性を重んじて編集部員を排除。その結果出来上がったベストテン、今ここに堂々発表です! *ページ末には社員3名が選んだ「2008年の3冊」のおまけ付き! ──それではこれより、2008年度「このハクスイシャがすごい!」選考会を始めます。選考委員は営業部のTさん(元・月刊T)、宣伝部のNさん(現・月刊白水社N)です。よろしくお願いいたします。 T:お願いします。今年もなかなか揉めますね。 N:(一瞬の間)あ、そうですね(笑)。 ──「今年も」ってなんですか?(今回がはじめてなのに……) T:毎年毎年揉めますね。 N:後で聞き返すと恥ずかしいかも……。 T:どのように進めましょう? N:一応、気になった

    kirk111
    kirk111 2009/03/16
  • 2008年新刊小説ベスト10 / Pulp Literature

    今年出版されたが対象。例によって翻訳ものが多い。 ドリス・レッシング『老首長の国』(作品社) キラン・デサイ『喪失の響き』(早川書房) ポール・オースター『幻影の書』(新潮社) ロラン・ゴデ『スコルタの太陽』(河出書房新社) コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』(早川書房) エンリーケ・ビラ=マタス『バートルビーと仲間たち』(新潮社) スティーヴン・ミルハウザー『ナイフ投げ師』(白水社) ウィリアム・トレヴァー『密会』(新潮社) P・G・ウッドハウス『ジーヴスと封建精神』(国書刊行会) M・ジョン・ハリスン『ライト』(国書刊行会) 『老首長の国』はヘビー級の貫禄を見せつけた傑作短編集。黒人と白人が共生するアフリカを舞台に、現実の厳しさ、相互理解の困難さを描いている。とにかく人間への洞察が凄まじく、1編1編がズシリと重い。格的な小説が読みたいという人にお勧めできる。 『喪失の響き』はイ

    kirk111
    kirk111 2009/03/16
Лучший частный хостинг