ソニーは9月10日、有機ELパネルを搭載した3D対応のヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T2」を発表した。昨年末に登場した「HMZ-T1」の後継機。“20メートル先に750インチの大画面”というコンセプトを継承しつつ、本体を小型化したほか、新しい映像モードや交換可能なイヤフォンの採用で映像と音も進化させている。10月13日に発売予定で、市場想定価格は7万円前後。 1円玉サイズの有機ELパネルを2枚搭載することで、3Dテレビには付きものだったクロストークを根本的に排除したユニークな3D表示デバイス。2D映像でも自発光デバイスの有機ELならではの応答性能や高いコントラスト、漆黒表現などが特長で、従来機HMZ-T1は一時多くのバックオーダーを抱える人気商品となった。ただし購入者からは、本体の重さや装着感、ヘッドフォンの音質などについて改善を求める声も多く、「そうした意見を最大限に反映し、多くの