みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの山田英次です。 前回と前々回の記事でみなさんにお伝えしたポイントは、 「賃貸と持ち家の損得勘定はさほど変わらない」という事実です。 世の中は思ったよりもうまくできていて、損得のバランスがとれるような価格で落ちついているのです。「賃貸は家を借りる選択、(住宅ローンを組んで購入する)持ち家はお金を借りる選択」と言い換えることもできます。つまり双方ともに「第三者の資産を借りて居住している」という構図に変わりはなく、第三者から借りる資産が不動産なのかお金なのかの違いだけなのです。 とここまでお話すると、前々回の記事の冒頭で紹介した私のアドバイスの意味が理解していただけるのではないかと思います。 「どちらも損得ありませんよ。賃貸と購入、どちらにもメリットとデメリットがあります。お好きなほうを選択していただくとよいと思います」 さて、前回の記事で近未来