Ruby で作る RISC-V CPU エミュレーター / RISC-V CPU emulator made with Ruby
概要 原著者の許諾を得て翻訳・公開いたします。 英語記事: Guardrails Are Not Code Smells | byroot’s blog 原文公開日: 2025/02/09 原著者: byroot -- Railsコアコミッター、Rubyコミッターであり、ShopifyのRuby/Railsインフラチームのシニアスタッフエンジニアです 日本語タイトルは内容に即したものにしました。 私がやりたいのは、Pitchforkに関する記事を書いて、これがどんな理由でできたのか、なぜ現在のような形になったのか、そして今後どうなるのかについて説明することです。しかしその前に解説しておく必要があることがいくつかあります。今回は「レジリエンス(resilience: 回復力)」についてです。 数年前、unicorn-worker-killer gemには重大なコードの臭い(code smel
はじめに こんにちは!Ruby on Railsフロントエンドエンジニアを目指し、Hotwireを中心に活動しつつ、Next.jsもReactも勉強している加々美です! 2025年2月14日(バレンタインデイ)に、ReactのチームはCreate React Appを公式に非推奨とするブログポストを公開しました。そして代わりにSPA用のフレームワークを使うべきだと彼らは強く主張しました。 大事なポイントは、SSRフレームワークを推奨したわけではないということです。SPAフレームワークを推奨したのです。CDNとか静的ホスティングサービスにデプロイできるSPAでもフレームワークを使いなさいということです。 「オレはSSRに興味ねぇ!SEOはどうでも良いからSPAで十分だ。Create React Appがダメなら、Viteを使えば良いさ!」 => これは違います。 Reactチームはこういう人
Posted by naruse on 23 Apr 2024 Ruby 3.3.1 has been released. This release includes security fixes. Please check the topics below for details. CVE-2024-27282: Arbitrary memory address read vulnerability with Regex search CVE-2024-27281: RCE vulnerability with .rdoc_options in RDoc See the GitHub releases for further details. Download https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/3.3/ruby-3.3.1.tar.gz SIZE:
これまで「Rubyは死んだ」、「Railsがオワコン」と定期的に言われて、そういった記事やSNSの書き込みにさまざまな意見が寄せられてきました。が、今年はRuby on Rails復活の兆しが見えてきました。我々paizaもRailsで開発をしているので嬉しい限りです。 【目次】 Ruby on Railsはオワコンと言われている背景 (1)他言語比較での言及数の少なさ (2)言語特性における短所を語られやすい (3)AIやデータサイエンスの普及 いい加減「Ruby on Railsはオワコン」とは言えなくなってきた背景 (1)面接リクエスト数の増加 (2)成熟した言語であり安定性がある (3)エンジニアスキルとして今でも求められている 「オワコン」は抽象的過ぎる表現 Ruby on Railsはオワコンと言われている背景 「Ruby on Railsはオワコン」という言説に関して、あえて
こちらはTimee Advent Calendar 2023 シリーズ1の25日目の記事になります。 昨日は @tomoyuki_HAYAKAWA による Swift Concurrency AsyncStreamを使ってみる #Swift - Qiita でした。 タイミーでバックエンドエンジニアをしている id:euglena1215 です。 メリークリスマス🎄 みなさんの手元にはプレゼントは届いているでしょうか。 Ruby の世界では Ruby コミッターサンタさんがクリスマスプレゼントとして新しい Ruby バージョンをリリースしてくれます。 今年は Ruby 3.3 ですね。個人的には 3.3 の YJIT がどれだけ速くなるのか楽しみです。 また、新しいバージョンのリリースにはアップグレードがつきものです。アップグレードせずには新しいバージョンの恩恵を受けることはできません。
Ryzenはゲーム用CPUとしては特に問題ないのだが、 ソフトウェア開発においてはIntelのCPUに比べて不便なポイントがいくつかある。 日々業務で使っていてあまりにもストレスが溜まるので、CPUをIntel Core i7に変更した。 このマシンは8年前に組んだ自作PC なのだが、使っていて不便を感じたパーツを差し替え続けた結果、 今回のアップデートで全てのパーツが当時とは違うものに変わったため、 それぞれ古い方のパーツで不便だったポイントなどを紹介したい。 仕事で使う自作PC 社内のサービスをいじる時は会社から貸与されているM1 MacBook Proを使うのだが、このマシンは不便である。 Rubyのビルドは自分のLinuxのマシンに比べ2倍以上遅いし、Reverse Debuggingができるデバッガが存在しないし、 慣れたツールであるLinux perfも使えないし、Podman
RubyKaigi 2023に参加してきました。 今回は長野県の松本での開催でした。 全体的な感想 今回は、会場のスポンサーブースの数や来場者が去年より格段に多く、かつてのRubyKaigiが戻ってきたことを強く感じました。 4, 5年ぶりぐらいに会う人も沢山居て、会う人会う人に「うおー、久しぶりです!」って言って回ってた気がします。 久しぶりに会う人と直接近況をやり取りできるのは、とても嬉しいことですね。 自分はあんまり写真撮らないタイプなのですが(食べ物と酒は除く)、今回は割と多くの #rubyfriends 写真を撮った気がする。 それぐらいはしゃいでいたと言えるのかもしれない。 (撮った写真を了解無く上げるのは、ちょっと気になったので写真は割愛) とにかく、色々な人にまた会えたのが嬉しかった。そういうRubyKaigiでした。 セッションについて 今回は、パーサー周りのトークが妙に
研鑽Rubyの話 研鑽Ruby出ましたね。 レビューに参加させてもらってコメントさせてもらいました。主に実装周りと性能周り。本書についてはいくつか素敵な書評が出ているのであまり書きませんが、なるせさんが書いていた やりたいことに対していくつもの書き方がある "There is more than one way to do it" なRuby において、『研鑽Rubyプログラミング』はきっとまだ行くべき道を見定められない人の助けとなることでしょう。 という表現はまさに的を射た書評だと思います。Jeremy 流の書き方のご紹介。いろんな書き方を知るのは良い勉強になります。ただ、素直にすべて鵜呑みにするとまずそうな本だと思うので、自分や人の意見を確認しながら、批判的に読むと良いと思います。まぁ、どんな本でもそうかもしれませんが。 Ruby を研鑽した話 で、Rubyの性能に興味のあるパーソンと
この記事は、初心者、説明なしにとりあえず環境構築したい、といった方を対象にしています。 そのため、画像付きで説明しますが細かな説明は省いています。 PC環境 MacBook Pro (M1 Max, 2021) mac OS Monterey (ver 12.5) SSD 2TB RAM 32GB 参考記事・進め方 今回はこちらの記事を参考にさせていただき、全く同じ手順で行っています。 https://kiyobl.com/rails-docker-basic/ Docker Desktop の インストール 初めに、dockerのHPからお使いのPCに合わせて、デスクトップアプリをインストールします。 https://www.docker.com/ ↑こちらをクリックすると、dockerのHPに飛びます。 ・Windows ・Mac OS(Intel Chip) ・Mac OS(Appl
スピードショップ株式会社は、Ruby on Rails のパフォーマンスコンサルティング企業です。ツール、情報、トレーニングを通じて、Rails を使ったビジネスの収益を上げ、スケーリングコストを削減するためにすべてのスタック(フロントエンド、バックエンド、インフラ)を最適化します。高速なサイトは収益性の高いサイトであり、スピードは価値です。 プロダクト Ruby on Rails パフォーマンスアポクリファ. 近日中に正式な日本語訳を公開予定です。 サービス内容 現在、すべてのサービスは英語で提供されています。 ワークショップ 開発者の Ruby や Rails のパフォーマンススキルを向上させたい企業のために、日本では直接、世界各地ではリモートでのワークショップを提供しています。1 日から 4 週間、5 人から 100 人の開発者まで、世界 5 大陸の約 100 社で開催しています。あ
(インターネットやめろジェネレーターで作成) Ruby on Rails生みの親であり最強の逆張りおじさんであるところのDHHが昨年あたりからしきりに脱パプリッククラウドの主張をしている。 これは彼らの会社が運用しているBasecampやHEYのインフラをAWSから自社保有のベアメタルサーバーへ移行しようとしているからで、実際に移行作業は進んでおり、今後5年間で700万ドルのサーバー費用を節約できるだろうという見込みがあるようだ。 world.hey.com world.hey.com あとタイトルに「サーバーレスをやめろ」と書いたけどDHHのファンボである筆者の誇張表現であり、サーバーレスというキーワードに関しての言及は正確には以下のポストを読んで欲しい。 world.hey.com この文章における「the computing cycles」とは、一台のコンピュータが持つ計算能力全体を
このプログラムは、Ruby 0.49(1994年リリース)からRuby 3.2.1(今月リリース)まで、現在確認されているすべてのCRubyで動作するQuineです。 eval($s=("t='eval($s=('+d=34.chr;s=3 2.chr+$s*i=8;v=$VERSION||eval('begin;v=V ERSION;rescue;v||RUBY_VERSION;end');f=('?'*8 +'A|'+'?'*20+'G?c'+'?'*15+'A@CXx@~@_`OpGxCxp@~pO xS|O~G?c?q?xC`AP|q?x_|C_xC_xO@H@cG?G?qA|_|_`GCpOxC|H NFccqq@`_|OF@`?q?x_@x_x_`GB`O``O~G?C@qCxCxP@D@|G~C?pO|C? pO|C?AP|A~HNN`ccxC|Q@L@B"+"GpGpc@p
こんにちは、hsbt です。先日、Podcast を収録した際に紹介した PS5 のウィッチャー3がまだ終わらずに引き続き時間を費やしています。いつになったら終わるのでしょう。 今日は前回の Ruby フルタイムコミッタになってからやったこと、の定期シリーズということで 2022年12月にフルタイムコミッタとして行った仕事の一部をご紹介します。 ソフトウェア開発におけるアーカイブの重要性 Ruby に限らずソフトウェア開発において、コードの Why と Why not を把握できる状況を維持することは、自分だけではなくソフトウェアに関わるチームメンバー全員にとって、継続的な開発を行うための重要な取り組みです。 コードには How テストコードには What コミットログには Why コードコメントには Why not を書こうという話をした— Takuto Wada (@t_wada) 2
この記事はRubyアドベントカレンダー2022の15日目の記事です。 以下のような話をお送りします: AWS Lambda + API Gatewayを使ってる話 LFAというWeb frameworkをガッと書いた話 LFAでLambdaの手元開発が楽になるのではという話 Ruby 3.1で導入されたKernel#loadの便利機能が超便利という話 Lambda関数ごとに環境変数ENVの内容を変えたいという話 最近AWS Lambdaべったりな話 最近自分でサービスを作ってるんですが、サーバサイドは全部AWS Lambda + API Gatewayでやっつけてます。 EC2を常時起動して管理するのもやだし、大した規模でもないからゴツいビルドパイプラインをセットアップしてコンテナイメージをビルドするのも面倒だし、みたいなことを考えると、コードをそのまま送り付けるとあとは動きつづけてくれる
今年の後半は久しぶりにRubyに機能を追加したりしており、Ruby 3.2に3つの機能(もしくは変更)をいれたので紹介したい。 Ruby 3.2リリースまであと一ヶ月くらいあるので、現時点でBugなどをみつけたら教えてほしい。 1. RubyVM::AbstractSyntaxTreeにkeep_tokensオプションを追加した 名前の通りtokenの情報を保持するようにし、あとでNodeからtokenを取得できるようにするためのオプション。 RubyVM::AbstractSyntaxTreeの.parse, .parse_file, .ofの3メソッドで使うことができる。 とりだすときはRubyVM::AbstractSyntaxTree::Nodeの#tokensもしくは#all_tokensでtokenを取得できる。 root = RubyVM::AbstractSyntaxTre
こんにちは. メディアサービス開発部 Webアプリケーション開発課の しののめ(佐々木) です. 今年の4月にブックウォーカーへバックエンドエンジニアとして中途入社し,この10月で半年になりました. 入社の経緯から半年仕事をしてみての状況と働いてみて思ったことを書いていこうと思います. 転職活動を考えている/している方に少しでもブックウォーカーでの仕事や環境についてイメージを持っていただけたら幸いです. 入社の経緯から現在まで 入社の経緯 オンボーディング期間 チームへ配属されてのOJT 入社して半年経ってみて 技術や環境について思ったこと Ruby / Ruby on Rails CI/CD 楽をするために苦労をする 技術への好奇心 まとめ カジュアル面談してみませんか? 入社の経緯から現在まで 入社の経緯 これまではWebベンチャーやSESでAWSを利用したインフラの設計構築を中心にS
こんにちは。 メディアサービス開発部Webアプリケーション開発課のフサギコ(髙﨑)です。部署名が変わりました。 Ruby on Railsによるバックエンドの実装運用と、AWSによるサービスインフラの設計構築を中心とした、いわゆるテックリードのような立ち位置で働いています。 本記事では、UTF-8環境下で動くRailsがShift_JISな外部APIと通信する方法についてお話しします。 前提知識 文字コード UTF-8環境下で動くRailsがShift_JISな外部システムと通信するには Shift_JISな外部APIに対してPOSTリクエストする べた書きとしては Railsにおいては Shift_JISで使用できない文字が混ざっていないかをバリデーションする Shift_JISな外部システムからPOSTリクエストを受ける おまけ: ユーザのブラウザにShift_JISでPOSTさせる
(This is Part II of the Faster Ruby posts, which started with a retrospective on Ruby+OMR, a Ruby JIT compiler I worked on five years ago) As someone who comes from a compiler background, when asked to make a language fast, I’m sympathetic to the reaction: “Just throw a compiler at it!”. However, working on SpiderMonkey, I’ve come to the conclusion that a fast language implementation has many movi
概要 原著者の許諾を得て翻訳・公開いたします。 英語記事: Why we're sticking with Ruby on Rails | GitLab(2022/06/08にthenewstack.ioに掲載されました) 原文公開日: 2022/07/06 原著者: Sid Sijbrandij -- GitLab, Inc.の共同創業者、CEO、取締役会議長 Ruby on Railsを作ったときのDavid Heinemeier Hansson(DHH)が道しるべとしたのは、それまでに経験していたPHPとJavaでした(インタビュー)。DHHにとって、JavaのWebフレームワークはJavaが冗長で柔軟性が低く使いにくい点が好みでなかったものの、構造的に統一されている点が高く評価できるものでした。一方、PHPについては敷居の低さが好みだったものの、プロジェクトが泥沼化しがちな点をあま
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