フェアレディZの復活で、自動車クラスターは大盛り上がり、それは喜ばしいことである。写真を見て、筆者もとても好意的に捉えたし、タイミングさえ間違えなければこれは売れるだろう。日産関連としては久方ぶりの朗報なのだが、ホッとしてはいられない。肝心の母体が危ない。 7月15日、「22日から日産が3種の期限を持つ社債を発行する」との日本経済新聞の報道を見たが、筆者はその金利を見て驚いた。1.5年債(290億円)が1.00%、3年債(300億円)が1.40%、5年債(110億円)が1.90%だ。 2016年4月15日発行の800億円の5年債は0.15%だったし、16年4月15日の200億円の10年債でも0.33%だったことと比べれば、投資筋からの日産の信用がどれだけ下落したか分かるだろう。この社債は無担保だという差はあれど個人の住宅ローン金利より高い。 これは大変だなと思っていたら、9月10日と12日
【カイロ共同】フランスのマクロン大統領は6日、大規模爆発が起きたレバノンの首都ベイルートを訪問し、アウン大統領らと会談して支援を表明、国際緊急支援が本格化した。地元メディアによると、死者は137人、負傷者は約5千人に達した。レバノン内閣は同日までに首都に非常事態宣言を出し、治安権限を軍に委ねた。 爆発後、外国首脳のレバノン訪問は初。フランスはかつてレバノンを委任統治し、関係が深い。マクロン氏はツイッターにアラビア語で「レバノンは孤独ではない」と書き込み、復興への連帯を表明した。
特別背任容疑で逮捕された日産自動車カルロス・ゴーン前会長の「逃亡」が世間を賑わせて久しい。1月9日にはレバノン・ベイルートで、2018年11月の逮捕以来初の記者会見が行われ、世界から約100人の記者が集まった。 偽証容疑で東京地検特捜部から逮捕状が出ている妻のキャロルとともに登場したゴーンが、自身の逮捕を(「まったく予想できなかった」という意味で)「真珠湾攻撃」になぞらえたことは、すでに世界の各メディアが報じている。 世界各国の記者たちの質問に対し、フランス語、レバノン語、英語、ポルトガル語で、次々と流暢に答えたゴーン。 そして会見後、米紙「ニューヨークタイムズ」東京支局記者ベン・ドゥーレイが1対1のインタビューに成功した。その際のゴーンのコメントが、同紙の番組「ザ・デイリー」の1月14日ポッドキャスト配信分「The Escape of Carlos Ghosn(カルロス・ゴーンの逃亡)」
国外逃亡し、日本の刑事司法制度を批判した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告人(「金融商品取引法」と「会社法」違反の罪で起訴)。 共同通信の報道によると、ゴーン被告人は郷原信郎弁護士(元検事)に対し、当初の弁護人だった「元検事の弁護士」から「早く(拘置所から)出たければ(罪状を)認めるしかない。今は自白して、裁判では早く出たかったから自白したと言って、ひっくり返せばいい」などとアドバイスを受けていたことを語ったという。 その発言の真偽は不明だが、報道を見た弁護士からは「本当なのか」などの声が上がっている。なお、逃亡の成功確率について、ゴーン被告人は「75%」と考えていたようだ。 「自白して、後でひっくり返す」という戦術にリスクは伴わないのだろうか。刑事事件に詳しい伊藤諭弁護士に聞いた。 ●「自白」した方が早く釈放される傾向にある まず、大前提として、本当に弁護士がこのような無責任なことを
日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告は日本から逃亡した。一方、金融商品取引法違反で共に起訴されていた元代表取締役のグレッグ・ケリー被告(63)は日本に置き去りになり、単身で刑事裁判に直面することになった。かつてのボスが姿を消し、自らの裁判は厳しいものになるとケリーは語る。 ゴーンの多額の報酬を覆い隠そうとした罪に問われているケリーは、ゴーンが自分を弁護すると期待していた。そのゴーンがいなくなり、ケリーは自身の公判に悪影響が及ぶとみている。ゴーンはケリーの主張を裏付けるカギを握る人物だったからだ。 ゴーンが12月末に逃亡して以降、ケリーがインタビューに応じるのは初めて。ケリーは「どのように公正な裁判ができるのか分からない。主要証人がいなくなったというのに」と語った。 ケリーは2018年11月、ゴーンと共に逮捕されたが、後に保釈金を支払い保釈された。ここ数カ月は自身の弁護士と公判の準備に時間
レバノンに逃亡したカルロス・ゴーンの記者会見は、レバノンをはじめアラブ諸国でも大々的に報じられているが、衝撃的な報道が登場した。それは、ゴーンの実父、ジョージ・ゴーン(アラビア語名はゴスン、2006年に死亡)が、かつて密輸にからむ殺人事件を起こした後、いくつもの事件で死刑判決を受けていた、というものである。 ドバイのアル・アラビーヤ国際ニュース衛星放送が報じたところによると、フランスのオプセルヴァトゥール(L’Obs)の東京特派員レジー・アルノー記者が、カルロス・ゴーンの人生にせまる『逃亡者』という本を2月5日に発売する。その本に、ゴーンが6歳のとき、父親のジョージが犯した殺人事件について触れていることが明らかになった。 ただの脅しのつもりが…… アルノー記者の本を事前に入手したクウェートのアル・カバス紙によると、事件が起きたのは1960年4月17日。レバノンの村の路上で銃殺された死体が発
画像説明, 日産自動車の元会長で、金融商品取引法違反などの罪で起訴され保釈中だったカルロス・ゴーン被告は、初公判前に日本脱出に成功した かつては自動車産業界の大物だった男は、日本で英雄的な立場についた後、同国内で最も有名な刑事被告人の1人になった。そして今、国外逃亡中の身となっている。そのカルロス・ゴーン被告は、いったいどうやって日本を脱出したのか。本当に楽器ケースに身を潜めたのか。特殊な専門チームが集められたのか。民間警備会社も関与していたのか。果たして……? 億万長者で日産自動車の元会長で、金融商品取引法違反などの罪で起訴され保釈中だったゴーン被告(65)は、今年4月にも開かれる初公判に向けて、数カ月かけて準備を進めていた。少なくとも、日本当局はそうだと信じ込んでいた。
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