ウォルドーフ・アストリア大阪の一番広いスイートルームのリビング=大阪市北区で2025年5月15日、梅田麻衣子撮影 大阪・関西万博が追い風となり、高価格化が進むホテル市場。今春には、大阪に米ヒルトンの最上級ホテルが誕生した。きらびやかな館内の「裏側」を取材すると、外資系ホテルの意外な一面が見えてきた。 ヒルトンの高級ホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」(252室)は、梅田の再開発地域・グラングリーン大阪の南側に開業した。ラグジュアリーな空間として注目を集めているのが、高層ビルの上層階にあるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」だ。2層吹き抜けの開放的なスペースに大きな時計が置かれ、大理石の階段が宮殿のような雰囲気を演出している。 大阪は注目の市場 館内は、アールデコ調と日本の伝統技法を融合させた内装が特徴。豪華な家具やベッドをそろえた最高級スイートルームは1泊約200万円からという。 世界的