スペイン北西部サンティアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Compostela)近郊の森で、走る野生の馬(2011年7月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/MIGUEL RIOPA 【3月3日 AFP】鞍(くら)や蹄鉄(ていてつ)を付けない野生のウマの群れが数百年前と同じように自由に走り回っている――スペインとポルトガルの国境地帯に広がるオークの森では今、そのような光景を見ることができる。 自然保護団体によると、農業が減少しているスペインでは現在、放棄されたままになっている農村地域に、オオカミやハゲワシ、希少種の草食動物などの野生動物の姿が戻りつつあるという。 面積500ヘクタールのカンパナリオ・デ・アサバ(Campanarios de Azaba)自然保護区には、スペイン原産の「レテュエルタ(Retuerta)」品種のウマがこの2年間で数十頭放たれた。 同保護区を運営する自