1週間、人の手でコーディング禁止──AIスタートアップ企業のエクスプラザ(東京都港区)は3月3日、こんな実験を始めると発表した。同社所属のエンジニアを対象に、大規模言語モデル(LLM)を使ったコーディングのみを許可するという。同社の松本和高CTOが自身のnoteでその経緯などを説明している。 ルールは「期間中のコードは全部AIに書かせる」「基本的に例外なし(緊急対応時は除く)」の2点のみ。AIが出力したコードの修正も原則禁止で、デバッグ用の簡単なコードを書くのも認めないという。 松本CTOは今回の検証では、AIツールの使い方を体系的に身に付けてもらう狙いがあると説明。「Claude 3.7やGPT-4.5の登場で、コーディング領域でもAIの実力が驚くほど向上した。一方、弊社でこれまで定期的な情報共有会などでAIツールの検証をしていたが、短時間の取り組みでは体系的に身に付きにくいと感じていた
CPU需要が上がるのは間違いない 今井さん:まずこれは、ひろゆきさんの質問には含まれていないのですが、CPUの需要が上がるのは間違いないです。 一方で、 Bitnetやその他GPUを必要としない小型モデルが乱立しても、即座にGPUの需要が下がるのは考えにくい。なので、GPUを大量に持っているアメリカの会社は少なくともAIの開発段階では当分強いままだと思います。 生成AIの処理には、学習段階(大企業がAIにデータを食わせて能力を上げていくフェーズ)と推論段階(一般ユーザーが生成AIを使うフェーズ)があるのですが、Bitnetなどの手法が関係してくるのは後者の推論フェーズの方です。 参照元:「ついにBitNet Llama8Bが登場! CPUのみで爆速推論するLLM,BitNet.cpp」 今井さん:ものすごく細かい話になるのですが、学習段階でBitnetのような高速度の低精度パラメータの量子
20代をどう過ごすのか? 笹川氏が出した答え うるるは「労働力不足を解決し 人と企業を豊かに」というビジョンを掲げる企業。BPO・クラウドソーシングに加え、SaaSプロダクトを自社開発して提供しており、企業の業務効率化や新しい働き方の提案をしている。 笹川氏は大学院でディープラーニングを活用したロボット工学の研究を行った後、エンドユーザーを意識したプロダクト開発がしたく、自社開発をしている株式会社うるるに2021年に新卒で入社した。入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)」の部門に配属され、エンジニアとして開発業務やプロジェクトリーダーを経験。2023年12月にプロダクトマネージャーにジョブチェンジし、プロダクトの成長を目指す業務に奮闘している。 株式会社うるる NJSS事業本部 開発部 PdMO課 プロダクトマネージャー 笹川 歩氏 登壇した笹川氏は「20代をどう過ごすのか?」という
「将来なりたい職業」として依然人気が高いエンジニア職。そんなエンジニア職ですが、生成AIなどの進歩もふまえ、10年後にどのような技術が主流になっているのか見通しを立てるのが難しく、将来に大きな不安を抱えている人が多いのも事実です。 そこで今回は、ログミーTechがブランドアンバサダー制度を開始することを記念して、さくらインターネット株式会社の執行役員 兼 CIO 兼 CISOの江草陽太氏と、後進のエンジニア育成に力を入れている株式会社リクルート データプロダクトユニット ユニット長の竹迫良範氏に、「10年後のエンジニアのキャリア」についてうかがいます。全5回。 登壇者の自己紹介藤井創氏(以下、藤井):今日はログミーTechのライブ配信に参加いただきありがとうございます。今回もモデレーターを務める、ログミーTech編集部のリーダーの藤井です。よろしくお願いします。 ログミーTechで新たにア
現在進行している21新卒、徐々に始まりを見せる22新卒、そして通年の第2新卒やビギナー層。このあたりの動きをウイルスは大きく変えてしまいました。就活中の学生さんやエンジニアへのキャリアチェンジを実行されている渦中の方はもちろんですが、企業の皆さんもどう振舞えば良いか頭を抱えている頃合いかと思います。今回はこれまでの市場を振り返りつつ、この動きがどうなるのか予測していきたいと思います。 プログラミング学校の台頭とRoRしかやりたくない層の形成 ここで注目したいのがプログラミングスクール受講者です。2017年くらいまでのエンジニア採用は情報系学科を中心に、一部企業で年単位アルバイトとしてプログラミングをしている人が「プログラミング経験者」として珍重されていました。この頃まで学生は課金をしてまでプログラミングを覚えたいという(主に非情報系の)学生は少なく、非常にレアでした。エンジニアキャリアチェ
NECから温泉旅館へ転身――元エンジニアが挑む、老舗ホテルのIT化:【特集】Transborder ~デジタル変革の旗手たち~(1/3 ページ) 箱根湯本にある老舗ホテル「ホテルおかだ」。このホテルでは、AIを導入するなど積極的なIT活用を進めている。その中心となって動いている原さんは、NECにも勤めた経験のあるエンジニアという異色の経歴を持っている。 日本を代表する温泉リゾート「箱根」。年間約1900万人の観光客が訪れ、およそ400万人が宿泊する。火山活動の影響で、客足が遠のいた時期もあったが、最近は回復傾向にあるという。 温泉郷の玄関口ともいえる箱根湯本には、伝統ある旅館から、大規模ホテルまで40件以上が軒を連ねているが、近年、積極的にIT導入に取り組むホテルがある。創業63年、年間約15万人が訪れる老舗ホテル「ホテルおかだ」だ。 ホテルおかだは2017年5月、公式Webページに人工知
朝日インタラクティブは2017年5月末、日本マイクロソフトやグーグルで活躍した及川卓也氏をゲスト講師として招き、社内勉強会を開催した。本稿では及川氏が今だから語る当時の裏話から、スタートアップへのコミット手法まで余すことなく紹介する。聞き手はCNET Japan編集長の別井貴志。 ――まず、簡単なプロフィールを教えてください。 及川です、よろしくお願いいたします。日本マイクロソフトでWindows OSを、グーグルでウェブ検索や(ウェブブラウザの)Google Chromeなどを担当してきましたが、社会人としては1988年から日本DEC(ディジタルイクイップメント)へ入社しました。ソフトウェア技術者としてキャリアをスタートさせています。 ――開発者がスタートではない? コンピュータサイエンスに携わる30代の方でもご存じないDECですが、コンピュータの歴史をさかのぼると、UNIXやC言語、イ
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