2025年3月12日、山形銀行を装った自動音声によるフィッシング(ボイスフィッシング)により山形鉄道が約1億円の詐欺被害にあったと報じられました。同様のフィッシング手口により山形県内の企業を中心に複数の被害が出ているとも報じられています。ここでは関連する情報をまとめます。 信号機更新費が不正送金被害に フィッシング詐欺の被害にあったのは山形県内のローカル線であるフラワー長井線を運営する第三セクターの山形鉄道。被害額は約1億円にのぼることが筆頭株主である山形県より3月12日に開かれた議会総務常任委員会において明らかにされた。*1同社は鉄道運行への影響はない、山形県警へ被害相談中と取材に答えている。*2 同社に対して山形銀行を装った自動音声の電話があり、応答すると同行ヘルプデスクを名乗る人物より山形鉄道の担当者のメールアドレスが聞き出され、その後そのアドレスに対して山形銀行の偽のサイトにつなが