『10000人を60年間追跡調査してわかった 健康な人の小さな習慣』は、大平哲也氏による224ページの単行本。ダイヤモンド社より2025年2月に刊行され、定価は1,694円(税込)です。 本書は、1963年から続く全国規模の「CIRCS研究」(日本人1万人を地域比較で定点調査)をベースに、健康寿命が長い人の共通行動を抽出。医師であり統計学者でもある著者が、その圧倒的エビデンス力を背景に「気づかないうちに実践していた」習慣を明快に解き明かします。 主な内容 食事の習慣 和食の基本を生かしつつ、魚缶(サバ缶)や刺身を定期的に取り入れることで中性脂肪が半減したケースを紹介。 調査対象者の多くが「食べ過ぎない」ことより「必要な栄養をきちんと摂る」工夫を無意識に行っており、そのメカニズムを解説。 運動の習慣 運動習慣は30代のうちにつけるのが最適とデータが示す。日常動作に“ちょい足し運動”を組み込み