終点に到着した都営バスの運転手が点検を怠り、10歳前後の女の子の乗客を一時、車内に置き去りにしていたと都が発表しました。都営バスでは同様のケースが4月も起きていて、都交通局は「再発防止に努めるしかない」としています。 都交通局によりますと、30日午後5時前、千代田区にある終点の「秋葉原駅前バス停」に到着した都営バスの50代の男性運転手がトイレに行くため、バスを施錠して、およそ8分間離れました。 内規では終点に到着した際には車内の点検を行うことが定められていますが、運転手は点検を怠り、バスに戻ってきたところ、10歳前後の女の子の乗客がいたことに気付いたということです。 女の子の健康状態に問題はなかったということです。 都営バスでは、車内の点検を怠って、子どもが置き去りにされるケースが4月も起きていました。 都交通局は「再発防止に努めるしかない」としています。