*1 ラグビー人口が減り続けています。花園を狙うような高校の名門チームでさえも人数が揃わず廃部になったり、寄せ集めの合同チームを組んで何とか大会に参加するのが珍しくない。トップの社会人チームの方は、今年度から全国リーグに編成変えして心機一転、巻き直しを図っていますが、それらを支えるピラミッドの底辺、そこらの草ラグビーチームからどんどん人がいなくなっているのは痛ましい限りです。 恥ずかしながらあたしももう足かけ二十年近くそんな草ラグビーの末席を汚しているのですが、たまの日曜、河川敷での試合を組んでも時間ギリギリまでメンバーが集まらないこともしばしばで、互いに顔を見合わせては「おい、おたくはあと何人?」と何やら雀荘でメンツの揃うのを待っているような風情。フッカーだのプロップだのスクラムハーフだのといった特殊なポジションはなおのこと人材不足で、週末になると手配師よろしくそんなポジションを埋めるた