「内部統制の整備に終わりはないし、完ぺきもない。SOX法(企業改革法)対応3年目を迎えた米国企業は、今も改善を続けている。特に課題になっているのは、内部統制を整備した後に、その運用を効率化することだ」。米フォレスターリサーチで企業のコンプライアンス(法令順守)やリスク・マネジメントの分析を担当する、ミッシェル・ラスムッセン バイスプレジデント(写真)はこう指摘する。 米国企業が今、最も力を入れているのは「運用を効率化するために、ITを活用すること」(ラスムッセン氏)。同氏によれば、SOX法対応1年目(2004年)の米国企業は、監査用文書を作成したり、内部統制上の不備を修正するので手一杯だった。2年目に入り、内部統制の整備が一段落すると、「内部統制を整備された状態を維持したり、監査用文書を管理することの大変さに気づいた」(同) その結果、SOX法対応2年目から3年目にかけて、「内部統制の整備
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く